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18/23(合計:228件)
木原音瀬 祭河ななを
サガン。
ネタバレ
来年にCDが出ることも決まって好きなキャストだったので欲しいなーと思って。 しかし、木原作品を読んだことのない私が果たしてついていけるのかと思いまずは読んでみることに…(ちるちるの特集でもこのシリーズは「激痛」に分類されてましたしね) 今回はまだ最初の段階だからでしょうが、比較的穏やかに物語が進んでいて。 どこか無器用だけど時にかわいらしくもある藤島と、徐々にそんな藤島に惹かれていく透の…
神江真凪 祭河ななを
satoki
繊細で静かな恋のお話。 受攻のどっちがが繊細っていうのは割とよく見るけれど、二人ともだとちょっと心配になる。 高校卒業とともに、臆病だったせいで別れを選択した聡史を瀬良は追わない。 再会してからの瀬良は優しいけれど、大人になって余裕が出たという感じではない。 あくまでこれは初恋の続きだ。 聡史がその間誰とも付き合ってこなかったっていうのも大きいのかも。 そんな二人が歩み寄ってい…
あけみ
高3の時、同じクラスになったふたり。進学する大学が決まった聡史に、担任から「瀬良の勉強を見てもらえないか」と頼まれます。理系は何とかなっても、文系がさっぱりな瀬良に勉強を教えるようになり、ふたりの距離がグッと近づきます。 高校生という、大人でもない子供でもないという微妙な年齢であるだけに、本当の恋愛をするってなかなか難しいと思うんです。一緒にいられなかったからと女の子にちょっかいをかけたくな…
高塔望生 祭河ななを
久しぶりにがっつりとリーマンラブを堪能しました。 高校の先輩・後輩が18年ぶりに再会し、一緒に仕事をすることになり。 その2人のお仕事方面が詳しく書き込んであったのと、その裏で取引するように密かにカラダの付き合いを重ねて。 ドキドキしながらページを捲りました。 仕事方面がかなりリアルで、今の日本で起こってそうだなぁ~と思えたし、仁科や新堂が再建のために真剣に頑張っているのが伝わってくる…
夢乃咲実 祭河ななを
ちかぢかこん
初めと最後の展開はなかなかよかったと思います。 ですが、社会人である主人公たちを描くにはちょっと浮世離れしすぎな感じでした。 とにかく御曹司が「ええ、なにをしてらっしゃるの!?」と言いたくなるような性格だと思ったのは、私だけ…かな? 夢見すぎな攻め設定で、リーマン物が好きな方には「ん?」な内容かもしれません。 最後はちょっぴり切なく、でも安心して読める内容ではあります。 ほんわか…
高槻かのこ 祭河ななを
勘違い、すれ違いですごく切ないです。 ほのぼのした大学の講師とその学生の話でしたが、学校3割、家5割、ほか2割といった内容です。 展開的にはすこしありきたりな感じはしましたが、とにかくすれ違いで切ないといった内容です。 主人公の兄と先生の過去に翻弄される主人公はまさしく「かわいそかわいい」でした。 最終的にはラブラブですが、そこにこじつけるまでの過程が魅力的でした。
秀香穂里 祭河ななを
ひよこ
ゲーム業界年下攻。遊び人の広報×ストイックなディレクター。 年下といっても30才前後だとあまり差がない。特に攻がオレ様なので~。ひとでなしだった攻が、ベタ惚れになってるこの続編が好きで×2。オレ様度は上がってる気がします。 年下攻の何がいいかって、お願いモードなところ。「触ってもいい?」とか「動いてみて」とか。が、この攻は「自分で挿れてみな」。プチ命令系。キャー/// こんな例文ばかりでごめん…
むつこ
↑こういうシーンがありますので、苦手な方は気をつけてくださいw COLDシリーズの三冊目にして完結編です。 木原音瀬さんが『この三冊目を書きたかった』と言われるように、力のこもった一冊になってます。 痛い。とにかく痛い。 肉体的にも精神的にも痛いシーンのオンパレードで、前二冊、とくに二冊目の後半のラブラブっぷりを読まれてるかたが『な、なんで…?』って思われること必至。 冒頭の数ページで、『ヤラレタ…
三部作の二冊目。 この巻で、主役二人の過去が明らかになります。 この過去が、とにかく「悲惨」の一言。 母親の首を締めたくなりました。 容赦ないです、木原音瀬さん。 でも透は、その母親以上に、藤島の裏切りを恨むようになる。なぜなら藤島は、「たった一人信じてた相手」だったから。 同時に、藤島がずっとずっと長い間、後悔にさいなまされながら、透ただ一人を愛し続けていたこともわかる。 過去の自分のあやまち…
三部作の一冊目。 木原音瀬さんの悪魔っぷりをまた一つ見てしまった作品となりました。 サド三部作ですよ、サド三部作! 拷問って、「苦痛だけを与え続ける」より、「苦痛と優しさの両方を与える」ほうが耐え難いそうです。 苦痛だけだと、どんな痛みでもカラダが慣れていくらしい。 そういう意味で、まさに拷問なサド小説でした。 肉体的な意味でも「痛い」描写のある三部作なんですが、それ以上に精神的な「痛さ」が凄まじ…