祭河ななをさんのレビュー一覧

天国が落ちてくる 1 小説

高遠琉加  祭河ななを 

静かで優しいお話です。

根底に静かなものが流れる、とにかく素敵なお話です。
この先にきっと訪れるちょっとした闇も見えているんですが、それも含めて、というか、それがあるから、というか、今の静寂が綺麗で怖い……という感じ。
夜明け前――みたいな印象の読後感です。

とにかく主役の二人がイイ!

うさぎちゃんは本当に可愛いし、真っ直ぐだし、そのくせ男前で、とても「綺麗なもの」のように見えます。
カオルが惹かれるの…

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くるぶしに秘密の鎖 小説

秀香穂里  祭河ななを 

ちゃんと振り回されてた。

「くちびるに銀の弾丸」の続編。

『くるぶしに秘密の鎖』
晴れて両想いになった澤村と水嶋。
「ぼくおや」の続編を作ることになったのだが、そこに現れたのは水嶋の元同僚で元彼のフリーのサウンドクリエイター烏堂。
澤村は何かと烏堂を意識してしまうのだが…。

前回で両想いになった2人ですが、澤村が振り回されたらいいのにーと思ってたら見事振り回される話でしたv
といっても、「水嶋」に振り回…

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くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

今後は思いっきり振り回していただきたい。

ゲームソフト会社のプロモーションを担当している澤村×そこへ新作ゲームのチーフとして赴任してきたトップクリエイター水嶋のお話。
水嶋の方が上司で年上です。
澤村は仕事はデキるけど、遊ぶのもかなり遊んでて。
女関係も派手。
というか1回ヤッたらさようならー的な感じで、合コン三昧。
ある事をきっかけに2人で飲みに行き、そこでの水嶋の態度にゲイではないかと思い至る。
興味本位と自分より上位にあ…

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くるぶしに秘密の鎖 小説

秀香穂里  祭河ななを 

悪くないけど

よく続編が出たなあ、と思いつつ、イラストの人が絵が変わりすぎ。
表紙を並べても、同じキャラには見えません。
ちょっとひどすぎ。

話のほうは、それなりに楽しく読みました。

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くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

おもしろかったんだけど

嫌な性格のできる年下攻めと、クールビューティーな年上受けは、すごく好みだったんですが、作中に出てくるゲームが、あまりにも元になったものがイメージできすぎて、ちょっと興ざめ。

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あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

片想いの淡~い感じがとてもいいです!

とっても温かいというか、片想いの淡~い感じがとってもよく伝わってくる、作品でしたね~♪
エリートにして、日頃は冷たく?あまり深い人付き合いをしない青山みたいなんですが・・
内容的には仕事というよりも片想い中の紆余曲折的なお話なので、可愛らしい青山ばかりでしたね。
神も好青年ですし、仕事熱心で、普通のイケメンでノンケな男子です。

青山は同居の妹にはカムアウト済みですので、神との事を応援?…

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あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

まさにフォーリン・ラブ

ああー、何かよかった!
ちょっとここ最近の新刊はハードとか重いのが多かったので、こんなキュンキュンするものを久々に読んで、すごく胸が熱くなりました。
切ない恋の気持ちがダイレクトに伝わって、主人公と同化して思わず涙までこみあげてきて、ラストはものすごく幸せな気分になれました。

主人公の青山はゲイで6年前留学先のアメリカで恋人と別れてから、とんと恋とは縁のない生活をして、新しい恋愛も諦めて…

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くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

傲慢×ツンデレ

ゲーム会社に勤める澤村は少し傲慢なところがあるが自他共に認めるやり手広報。
ある日、新しいゲームのために移籍してきたトップディレクター、水嶋の担当になる。
高いプライドと、それに負けない実力を持っているという水嶋に興味を惹かれる澤村だったが、なぜか水嶋の態度が澤村にだけ冷たい。
あの男を押し倒したい、そんな欲望に駆られる澤村だったが……

ゲーム会社の広報×ディレクター。
世界観が世界…

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鎌倉恋愛物語 小説

麻生雪奈  祭河ななを 

甘い苦い

初めて読んだ麻生先生の作品です。兄弟ものだけど、定番のドロドロ系じゃなくて、淡い恋心描写、ちょっと切なくて、ほろ苦くて、そしてうっすら甘い。とても良かったです、この一冊から、麻生先生のファンになりました

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COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

いきなり・・!?さすがです<m(__)m>

いきなりですか!?
しょっぱなから驚かされました。
先を読んだつもりでいたんですが、まさかいきなりとは思いませんでした。
「COLD」シリーズの高評価はダテじゃありません。
読むのであれば、ネタバレレビューを読まずに読むことをお勧めします。
さすが「木原音瀬」と思える作品なので
悩まず読むべしです。

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