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14/23(合計:228件)
池戸裕子 祭河ななを
山田主水
受け主人公の智里、大財閥の御曹司だからか、ものすごく世間知らずで、でもそれだけに本当にピュアで真っ直ぐな子です。 一目ぼれした龍野のために本当に一生懸命で凄く可愛らしい!健気系、素直系な受けが大好きな人には絶対お勧めです!
高遠琉加 祭河ななを
むつこ
息苦しい小説です。 ずっと胸の奥がちりちりとあぶられてるような気分で。 でもその息苦しさ、不快ではない。むしろ快感。 高遠琉加さんの文章、同じ言葉や似た言葉の繰り返しを多用されることがよくあるんだけど、それによって出来るリズムが心地いい。なんていうか、ミルフィーユみたいな文章。重ねて層を作ることによって美味しい食感になる。 いいな、こういう文章。憧れる。 素敵なハッピーエンドでした。 二人が苦し…
本編も素敵だったのですが、番外編に更にやられました。 高遠琉加さんの小説って、よく番外編にやられます。 高遠春加名義の『神経衰弱ぎりぎりの男たち』シリーズの最終巻もそうだったし、『楽園建造計画』でもそうだったし。 番外編は恋愛とは言えない。ニオイ系なのかな。でもニオイ系の恐ろしいところは、この、身体の関係もない恋愛感情があるのかないのかさえも分からない、この微妙な部分にたまらない萌えを感じるとこ…
高遠琉加さん大好きです。 芸能人な攻めと、音楽ライターの受け。 舞台設定だけ見ると派手なんだけど、ストーリーは地味です。地味というか、じっくりじわじわゆっくりって感じ。なのに、ぐるぐるはしてない。そのすべてが好きです。 高遠琉加さんの小説って、空気感がいつもセピアに感じるんですが、なんでだろう。胸の奥の柔らかい場所を、常に優しく刺激してくれる感じ。すごく心地いいんです。 攻めのもがき方が痛々しい…
かざり
ネタバレ
面白いと言える作品だと思います! 文を無理に飾り付けていないようなところとか、比喩が納得できやすいので、すごく読みやすい!だけどじっくり読みたいような小説でした。(実際はあまりゆっくりは読めませんでしたが) 読後も温かな余韻に浸れます。 クラシックの世界を諦めきれずに、悩んでいるうさぎちゃんにカオルが言った言葉がすごくジーンときました。 水族館でのシーンはほのぼのしていてすごく気に入っ…
夏目もも 祭河ななを
usamomo
あらすじに神戸・大阪と書かれていたので、それに惹かれて購入しました。 大阪弁の七海も可愛かったし、観光めぐりみたいで、面白かったです。 大学のゼミの飲み会で酔った先輩の介抱を任された七海は、仲間とはぐれてしまい、駅へ向かうつもりが、どんどん妖しげな路地に入り込んでしまいます。 あげくチンピラに絡まれて、危ない所を助けてくれたのが、コワモテの龍一。 そこに定期入れを忘れてしまった七海なん…
てんてん
今回は大坂ミナミの繁華街で受様を助けてくれた謎の男と 実家がケーキ屋の経済学部所属の大学生のお話です。 攻様の職業を誤解しつつも惹かれた受様が 素の攻様を知って恋人に落ち着くまで。 受様は洋菓子職人の父を持ちますが 元来不器用で職人の路を目指せず 地元の大学に進学します。 受様はある夜 心斎橋で行われたゼミの飲み会に参加し 酔った先輩とともに帰宅の途につきますが …
鹿住槇 祭河ななを
ぼむ
冒頭の3ページで受けの「可哀相」な部分が十二分に伝わる非常に面白い作品です。 正直、腹抱えて笑いました。 今時日記をつけている子というだけでも付加価値がつくのに、よりによって妄想日記。本当に楽しませてくれる受けです。 物語は受けの切ない恋模様が中心ですが、受けの特殊な日課によってどうも切なくなりきれません。面白いです。ギャグです。 同時収録の続編ではくっついた後の話となりますが、ダ…
しの
本当に本当に切なくて、胸がぎゅーっとなるような息苦しさの中読み進めました。 綺麗なものに汚い自分は触れてはいけない、という思いと、もうなにもかもから逃げてしまいたい、という思いが交じり合って、カオルがうさぎちゃんの傍を離れてしまいます。 なのに、心はどうしてもうさぎちゃんを求めてしまうから、声だけでも聞きたくて電話をかけてしまったり……。 決断しても思い切れなくて心が揺れ動くのは仕方…
この本を読もうと思ったら、必ず隣に3巻を用意しておくこと! これ必須! 大変なところで終わってしまいますから>< うさぎちゃんへ真っ直ぐに想いを向けるカオルが、本当に素敵でした。 本当に大切で、自分の力や立場で守れるものならどうやっても守りたい、という気持ちが、ひしひしと伝わってきました。 カオルはそんな自分を「汚い」と言うけれど、凄く綺麗な想いです。 今回は、新たな登場人物も…