彩さんのレビュー一覧

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

陰間の血を引く淫祀教団の秘密

推理サスペンスみたいな、不思議な血族の話で面白かったですね。
こんな教団とそれを母体にしているような学園があったら・・・怖すぎです。
まさに、幼い頃から信仰を植え付けられ洗脳され、学校を出た者が疑うことなく
教団を発展させていく信徒になっていく、オカルト作品よりもある意味怖い。

そんな宗教団体が管理する学園は、3歳を過ぎた頃に親から引き離されその学校で
18才になるまで完全俗世と切り…

7

FLESH&BLOOD(16) 小説

松岡なつき   

みんながギリギリのところで戦っている

ヤンとラウルの場面から始まります。
ここでヤンがラウルから離れられない理由が明らかになりました。
また、ラウルがヤンの身代わりで死んでいった友人の最期の様子を克明に伝えたことで、
ヤンの心はこれ以上ないほど傷付いてしまいます。
ラウルの残酷さに背筋が寒くなり、嫌悪感を覚えました。
ヤンが解放させる日はいつでしょうか。

一方、海斗はジェフリーたちのことを調べるうちに、灰青色の目をした…

0

ブライト・プリズン 学園の美しき生贄特別番外編「雛鳥」 グッズ

学生らしい可愛らしさが

本編中では、神子の事やら愛憎やらでシリアス調に進行していたお話。
学園が舞台とはいえ、その学校生活の描写は多くはありませんでした。
この番外編は、やっぱり十代の男子だよね♪な、薔の様子が描かれていて、可愛らしさを感じます。

家庭課の調理実習で作ったチョコレートシフォンケーキを、常盤へ食べさせてあげたいと、持って行くお話。
彼等は外の世界を一切知らないで育ってますからバレンタインというも…

4

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

すでに次が楽しみデス

出ましたー♪ののさんと彩さんの黄金タッグv(と勝手に…)
龍神を祀る教団の閉ざされた学園を舞台に、美麗な登場人物達の思惑が絡み合って展開していくこのお話。
シリーズとして続編が出る続きとなる導入の1巻に当たりますが、冒頭に登場人物の紹介が!
これがあるおかげでか、作品を読んでいく中でこの主人公達が頭の中で動きます。
閉ざされた教団と学園と数々の秘密や決まり事などが沢山存在するために、それを…

8

FLESH&BLOOD(15) 小説

松岡なつき   

離れて気が付く

ジェフリーが体を張って追手から守ってくれたおかげで無事に現代に帰ってきた海斗。
「トンネル」を探しにホーの丘に来ていた和哉に助けられ、病院に入って治療を受けられるようになりました。
一日も早く病気を治して、ジェフリーのもとに戻りたい海斗ですが、
そこに現れたのがリバーズ刑事で、行方不明になっていたときのことを聞き出そうとします。
彼は海斗が過去に戻ろうとするときにも「お邪魔虫」になるのでし…

1

FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち 小説

松岡なつき   

遠き日のふたり

この外伝は本編18巻の後に出版されましたが、私は15巻を取り寄せ中の為14巻の後に読みました。
特に問題なかったと思います。多分12巻の「スペイン編」の後ならば大丈夫だと思います。

全部で4編入っていて、どれもジェフリーとナイジェルの少年時代~海斗と出会う前のお話です。
BLではないのですが、二人の<友達以上恋人未満>と言えるような甘酸っぱい関係が書かれています。
幼い二人がすごくかわ…

1

FLESH&BLOOD(14) 小説

松岡なつき   

ジェフリーの男っぷりが最高!

やっとスペインから戻ってこられた海斗なのに、当時不治の病と言われていた肺結核に侵されてしまいます。
リリーをはじめ皆が海斗の治療に懸命に尽くしますが、病気は進行する一方。
そこで海斗は大きな決断をします。
それに対してジェフリーも悲壮な覚悟を決めます。

この巻でジェフリーは、恋人としても親友としても船長としても広い懐を見せてくれました。
海斗への愛情といいナイジェルへの態度といい、そ…

2

青の疑惑 小説

水原とほる   

こんな受けは珍しい

注意
SMなプレイが出てきます。
主人公の相手は一人ではありません。
でも輪姦や3Pはなし。

主人公は、横浜の野毛で整体院をやっている恭。
そこに患者として通っている県警の刑事・九鬼と、
近所のバーのオーナー、実は地元ヤクザ組織の跡取り・陽介。
恭は、この二人から口説かれながらも、その誘いをかわしつつ、かといって、突き放しもせずに、もう恋愛は二度どしないと思い定めながらも、微妙な…

7

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

色々動き出す

ようやく16世紀に帰ってきた海斗がみんなと再会します。

個人的に、海斗とキットの距離感が好きです。兄弟ほど近くないけど叔父甥ほど遠くもない、言うなれば従兄弟のような距離感だと思います。

それからセルバンデスが久々の登場ですね。昔ちょろっと出ていただけですが何故か好きなんですよ彼。

海斗とジェフリーの再会シーンはじんわりきました。しかし実を言うと私、この二人にあまり関心がないです。嫌いなわけで…

2

FLESH&BLOOD外伝 王と夜啼鳥 小説

松岡なつき   

サイドストーリー

いいお話でした。
でも、BLでもないし、ロマンスでもないし、FBファンじゃないと手に取らないだろうなあというエピソード。

主人公であるカイトの葛藤はわかるけど、この一冊で何度も繰り返されるので、ちょっとうざかったかも。

あと表紙と口絵のカラーは、とてもきれいでよかったです
はんたいに、モノクロのイラストは、暗くて重くて、あまり好きではないかも。
特に、最後の見開きのイラストは、お…

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