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27/36(合計:356件)
松岡なつき 彩
snowblack
ジェフリーとナイジェルの10代~カイトと出会う前20代前半を描いた短編集。 一生懸命一人前の大人になろうとしている若木のような彼らは、 本当に眩しくて可愛らしい。 本編でも触れられていたように、ナイジェルはジェフリーの初恋の人。 他の誰よりも密な関係を築く二人……友情以上恋愛未満の二人だが、 ジェフリーが望むような性愛的な関係をナイジェルは望んでいなかった為 二人の関係はカイトが現…
拉致されてスペインに連れて行かれた海斗が、 エル・エスコリアル宮殿で不眠症のフェリペ二世の為に 寝物語を語る……ということで、描かれるイングランドでの出来事。 BLらしさを求めると全くの肩すかしだが、軽い読み物としてはそこそこ面白く、 何より本編のファンであれば、ここで語られるスペイン側の人物像によって 物語全体に大きく膨らみが増すことだろう。 不器用だが実はまっすぐで情熱的な…
ネタバレ
B5サイズの裏表、裏面に小さなイラストつき。 甘く素晴らしかった初夜の翌朝、ジェフリー視点でのエピソードです。 前半は、ジェフリーが水を使いながら一人様々な思いを巡らせている。 生涯ただ一つの愛……、そう、ゆうべ自分は愛を抱いたのだ、と。 恋人のものなれない誘惑が可愛くて昂らずにいられなかった、 終わりたくなかった、出したくなかった、 初々しい自分に気恥ずかしくも喜びを感じるジ…
ついに狼煙が上がり、スペインの大艦隊がイングランド沖に現れる。 決戦の日が迫る中、出撃前の一昼夜。 描かれてきた物語の時間はたったの1年数ヶ月なのだが、 苦節20巻、読者にとっては10年を越える歳月を経て、 ようやく迎えたこの夜…… 人種や年齢どころか、時代を超えて、巡り会い愛し合う二人。 艱難辛苦、ようやく心が通じ合ったのに肉体的に結ばれる前に、 逮捕、拉致、拷問、死の…
心が引きちぎられるような思いで、ページをめくる手ももどかしく読み進める…… この巻は、よくぞここまでという悪役ラウルとヤンの一節から始まる。 どす黒く不気味なラウルの陰謀に、心はざわつきながら舞台はプリマスへ。 季節が寒さに向かうと共に、衰弱していくカイト。 彼を愛する誰もが、その無力感に苛まれ、そしてそれぞれの愛を貫こうとする。 タイムスリップに関する張られた伏線と、カ…
aster
この本を買ったのは『FLESH&BLOOD』が好きで、その原点だと書いてあったからなんですが、読んでみると、関係なく普通に面白くて、古代エジプトもいいなあ…!と思いました。 内容は、考古学者である主人公アレンが遺跡の発掘調査中に崖が崩れて気を失ってしまい、目が覚めるとそこは三千年前の古代エジプトの王族しか入れない神殿にある「秘儀の間」だった。 そこで侵入者として王弟で将軍のネフェルに捕らえ…
犬飼のの 彩
yoshiaki
◆あらすじ◆ 龍神崇拝の教団が経営する全寮制の学校に暮らす、主人公の薔(しょう)。 外界と完全に遮断された世界であるこの学園の運営を任されているのは、「竜虎隊」と呼ばれる教団のエリート青年組織で、その隊長の常盤(30歳?)を強く意識している薔は、事あるごとに常盤に反抗的な態度をとります。 しかし、何故か常盤の薔を見るまなざしは優しく… そんな中、18歳になった薔は特別待遇の「贔屓生」に…
ココナッツ
ネタバレなしで書きます。 内容はたくさんの方が書かれていますので、全体の印象と感想を。 お好きな方も多いらしくひじょうに肩身が狭いのですが(本当に悲しい)、わたし自身ほぼネット購入なため初読みの作家さんは文体が掴めず買うのに迷います。 なので、少しでもご参考までにと書きました。 犬飼さんの作品は初読みでした。 なので文体なども知らず、ただ寮物だという話を小耳に挟んで購入してし…
ともふみ
ジェフリー 「よく我慢したと褒めてくれ」 海斗 「俺も……我慢したよ」 読者 「私(俺)も……我慢したよー!(涙)」
gamis
もはや続きが気になって気になって仕方ない作品。 この21巻にてようやく二人がっ! 決戦に赴く前夜。 なんとしてもジェフリーと結ばれたいカイトの健気さにいじらしくなります。 そして、いざその時に、俺はカイトを抱けるのか…と葛藤するジェフリーに歯がゆくなります。 でも! お互いを想う気持ちが最高潮に達すれば、そんな悩みなんてどっかに吹っ飛んじゃう! そこにあるのは、一番シンプ…