彩さんのレビュー一覧

蝶よりも 華よりも 小説

犬飼のの   

心がモヨモヨ、SF遊郭

作者さんが好きで読んでみました。

モヨモヨ悩むカップル。
不器用で融通が利かないので、しなくていいでしょうという苦労をやたらしてしまうという…。

SFで、ちょっと暗い世界観でした。
社会構造がこうで貧富の差がこうだとか、女性が少なくなっているとか、遊郭はこういうシステムだとか、設定の説明が色々あります。
そういうのが好きな人は楽しめると思います。

この作者さんの作品の中では…

0

FLESH&BLOOD Character Book グッズ

オールカラーの豪華な一冊☆

歴史超大作の「FLESH & BLOOD」、
次々に個性的ないい男が登場する本作、
読みながらキャラクター一覧が欲しい……と思った方も多いと思う。

そんなファンの気持ちを察してか、絵師さんが端正で美しかった雪舟さんから
ドラマチックな彩さんに変わった巻から、冒頭にキャラ紹介が載るようになったが
これは、そのゴージャス版。
なんとA4版オールカラーで、紹介されるキャラも10名…

8

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

スルメ本

読めば読むほどハマっていきます。
自分はかなり速読でバーっと読んじゃう方なのですが、この本は設定が凝っていて、人間関係も複雑だし、それだとだと上っ面しかつかめないんですね。
で、もう一回読み直すと
「あれ?あそこってどういう設定だっけ?」
とか、「あの時のあの人の感情表現をもっと深く掴みたい。」
ってなって、結果的に何度も何度も読み返してます。
伏線もいっぱいありそうだし、色々妄想して…

5

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

波に乗れないぃぃ

うーーーーーーーーーむ。
世界観に入り込めなかった……というのが、率直な感想です。

学園物のヒエラルキー(親衛隊とかキングとかそういうの)が個人的に超苦手なことがまず一点。
そして、そもそも教団の前提がファンタジーなのかカルトなのか。その辺の踏み込みが中途半端なため、どういうスタンスで読んでいいのか戸惑ったのが二点目。
もっとファンタジー色が強ければ気にせず読めるあれこれも、学園生活や…

18

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

キャラが秀逸

実は…前巻読んでないんです。
前々から気にはなっていたので、2巻発売の勢いと表紙の美しさにひかれ…
ま、2巻からでもいいよね〜っと安易に手を出した私が悪いのはわかっています。はい。

ストーリーは凝っていて伏線はありまくりだし、登場人物すべてが魅力的です。しかし、前巻を読んでいたらもっと世界に浸れただろうと確実に後悔しました。お話の奥が深い故になかなか状況がつかみにくい。虚実が入り組んでい…

4

ブライト・プリズン 特学園の禁じられた蜜事別番外編「微睡」 グッズ

親心とエロ心

月に一度しか抱き合えない常磐と薔が行為の翌朝、とても甘ーーーい朝を過ごすお話。
薔視点でも、常磐の薔への愛があふれんばかりに伝わってきます☆

行為のあと眠ってしまった薔。
目覚めると、隣には自分を愛しげに見つめる常磐が。
一緒にいられる貴重な時間を無駄にしてしまった~と落ち込む薔がかわいいです♪

勝手に触るのがためらわれ、薔が起きるまで寝顔を見つめていた常磐。
(このときの常磐…

5

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

淫祀教団続編

淫祀教団の2作目、龍を神と崇める宗教集団、それも幼い時から完全に下界と
隔離されて純粋培養で教えを叩き込まれる怖い学園ものです。
感覚的には教師と生徒、そして次に兄弟禁忌、宗教が絡んでいるから背徳感。
この作品は完全シリーズものなので単独で読むのはちと辛いでしょうね。

サスペンス要素も推理要素もあって前作はかなり楽しめた記憶が蘇ります。
受け主役の薔は御神託を受ける神子でありながらそ…

9

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

面白い、面白いんだけど…

複数の人が同時進行で主人公になるタイプの小説の宿命なので仕方ないですが、
スポットをあてた人物が多過ぎてどの人についても物足りないと言うか、
各人についての記述量が少なくてちょっと中途半端に思えます。
その割にはどの人も皆核心部分を担う様な重要人物の扱いなので、どこかアンバランス。
2巻もまだほとんどの事柄や人物の心の裡がベールに包まれたままなので、
何が事態を動かしているのかが見えづら…

9

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

あまあま年の差ラブ、御馳走さまでした。

◆あらすじ◆

「ブライト・プリズン 美しき学園の生け贄」に続くシリーズ第二弾。
龍神崇拝の教団が経営する学園で寮生活を送る薔(18歳)は、竜神の寵を受けたことを教団に隠しつつ、実の兄(ただしこれについては前巻参照)・常盤(30歳 龍虎隊長で教祖候補)との逢瀬を重ねます。
龍神の寵を受けたことを隠す「陰神子(かげみこ)」であることを教団に知られれば、悲惨な運命が待ち受けているにもかかわらず…

8

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

群像サスペンスとしての面白さが増す

シリーズ第二弾。
伏線が張り巡らされた群像サスペンスな展開と
美麗絵に魅了され、一気に読み終わりました。
早くも続編が待ち遠しいです。

まず何といっても常磐と薔のラブラブラブシーン。
「アンタ」呼びから「常磐」へ、心の中では「兄さん…」と呼びかける薔に萌♪
常磐は相変わらず硬派でカッコよく、そして薔にベタ惚れ。
濡れ場の盛り上がりもいいけど、むしろ後始末で
イチャつく二人の方に…

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