彩さんのレビュー一覧

再会 ~FLESH&BLOOD12巻初回限定版小冊子~ グッズ

ナイジェルの『カイト愛』

こちらは、本編12巻限定版についてきた小冊子です。
表紙からしてナイジェルのワンショット・しかも悩まし気な憂い顔という『ナイジェル本』です。

内容は、ひとことで言えば『ナイジェルがカイトへの愛と崇拝を、褒め言葉を駆使して臆面もなく延々と語ってる』作品とでも申しましょうか。終始ナイジェル一人称なので余計にそういう印象です。

決して貶してるわけではありませんよ。私は特にナイジェルが好きな…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2014 Ⅳ キャラ文庫創刊17周年バースディフェア小冊子 グッズ

甘いKISS

キャラバースデーフェア2014の小冊子です、
3つの作品の番外編がそれぞれ8Pずづ載っています。
フェア参加店でフェアの帯の付いた対象の本を1冊買うだけで、その場で貰えます。
期間は一応8月末までですが無くなり次第終了なので、
欲しい小冊子がまだあるのを見つけたら、買い!かもしれません♪


■犬飼のの「暴君竜を飼いならせ」より「暴君竜とアボカド王子」
最初は、潤が竜泉学園に転校し…

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FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

ついに。

いよいよ始まってしまった、アルマダの海戦。
ジェフリーと海斗のラブラブは一旦お預け(まぁ目を盗んでいちゃいちゃしてるけど)。

この二人を見ていると、恋だとか愛だけでは語りきれない絆を感じられずにはいられません。
指先、視線、行動、言葉そのどれもに胸が締め付けられる。

最後、ついに海斗の存在がアロンソに知られてしまいます。
さぁ、アロンソはどうするのか。
ビセンテに告げる?告げな…

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青の疑惑 小説

水原とほる   

ただれてますが、何か?

ツワモノM受けの登場!
SMに人並み以上に耐性を持つ・・・というより、ぶっちゃけSMじゃないとイケないお方です。
元恋人の裏切りと、その恋人のせいで失った夢、そして彼に刻み込まれた、ディープなSMの快感――もう普通の恋なんかできない。
そんな心と体の傷をひきずりながら、新しい恋に目を向けようともせず、整体師として枯れた生活を送る青山恭(きょう 29歳)と、恭を狙うライバル、刑事の九鬼尚道(3…

6

流沙の記憶 小説

松岡なつき   

過去も未来も星座も越えるから……、3千年の時を駆ける恋

相変わらず『FLESH&BLOOD』に夢中なのだが、
作者が20年前に書いた原点とも言えるタイムスリップ物があるとのことで
手に取ってみた。

現在22巻にして、ようやくアルマダ海戦に突入したF&Bに対して
こちらは、ちょっと厚めの1冊で綺麗に完結。
しかも、行っちゃった先がF&Bの400余年前に対し、なんと3000年前!!
発掘調査の為に訪れたアレンは、エジプト・ア…

4

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

最強のナンパ師!?

これまで犬飼ののさんの作品は初期のものを中心に何点か読みました。
文章はきらびやかだし、独特の世界観も確立されてるのですが
①さしたる必然性も感じられないところで攻めが受けに暴力をふるう
②同じく、受けが女装する
③途中で攻めがヘタレる
   などの点でいまひとつ趣味にあわなかったためしばらく遠ざかっていましたが・・・

 このシリーズは文句なく面白かった!普通年の差カップルで育て…

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FLESH&BLOOD(20) 小説

松岡なつき   

生還に乾杯とありがとうを伝えたい

『FLESH&BLOOD』の20巻です。

出だしはスペイン組の航海。
陸軍や徴兵された者たち、海に不慣れな者たちの招く不幸の一端は、やはり自分大事の貴族たち。
スペイン組の描写はこの手の話がどうしても多いので、気が滅入ります。

かといって、イングランド側もまだジェフリーの体が回復できていませんのでわたしの心はすっきりとは晴れませぬ。
でも、一歩また一歩と進む、もう二度と諦…

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想いは黄金の旗に乗って「FLESH & BLOOD (22)」Amazon限定特典ペーパー グッズ

緊迫した本編を読んだ後に、優しい一編

ついに戦いに突入した本編22巻。
主人公カイトは勿論イングランド側として戦いに赴くのだが
戦う相手スペイン軍には、心通じた人々がいる……

カイトの心引き裂かれる痛みは、そのまま読者の痛みだ。
自らの信じる旗のもとで、戦う男達。
相手を知らなければ、相手は悪魔だと思えれば
それはどんなに簡単で楽なことか!

スペイン側とイングランド側に視点が行きつ戻りつする本編は、
すっかりま…

7

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

歴史の嵐に立ち向かう男達

待ちに待った新刊。
ついに、アルマダ海戦の火ぶたが切って落とされる。

相変わらず見事な彩さんの表紙は、
St.George'sの旗を手にするカイトと剣を手にしたジェフリーだが
めくると目に入る口絵は、稲光を背に鬼気迫るアロンソ様!
その裏の赤の色彩も鮮やかなジェフリーとカイトの絵もうっとりする美しさだが、
このアロンソ様は反則!!
読み出す前から涙が出てしまう……

6

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

まだまだ前哨戦?

毎回、発売日が待ち遠しいし、常に続きを待ちわびているシリーズですが、今回はいよいよ開戦だという前振り中心で、すべてはこれから、というところで続いています。
もどかしい。
ここで切るのかと歯がゆいくらい。
しかも、カイトの知っているとおりに戦いが進むのかもわからない状況もあって、読み終わった途端、早く続きが読みたくなるのも、あいかわらず。
まだ、2,3冊以上はありそう?

口絵の2ページ…

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