砂原糖子さんのレビュー一覧

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

言ノ葉2

前作、言ノ葉ノ花のスピンオフ作品です。
前作では受けが「声」を聞く事ができましたが、今回は攻めが「声」が聞く事ができます。

生まれつき「声」を聞く事ができる仮原。
それを利用して悠々自適に行きていた仮原はある日事故にあう。
その事故加害者、藤野はどんな人間も心の声と違う仮面を被った発言をしているにも関わらず、心の声と同じ言葉を発するという仮原が初めて出会った人間だった。
まるで輪唱の…

1

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘から誠!

初めはだますつもりはなかった、新山。
好きな人に似たタイプの新山に、惚れてしまった智生。
 
自分の仕事の、脚本の参考にしようと、恋人のふりをするうち、
本気で好きになってしまった、新山。

紹介して貰った人信じて、好きになっていいんだと、自分に勇気をもてる
用になった、智生。

結局は嘘がばれるが、気持ちが通じ合い、ハッピーエンドに、
そうなると、今度は嫉妬という、厄介な物で…

1

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

私、好きです

 雑誌で読んだのにね、また買っちゃった。

 2回目だから、泣きはしなかったけど(1回目は泣いてしまった)、やっぱり好きかな。

 心の声が聞こえようが聞こえまいが、ひととのコミュニケーションは難しいよね。人と人とは完全に分かりあえることはないけど、だからこそ切なさと喜びがあるんじゃないかな~~~なんて思ってしまった。

 私、この方の書く小説が大好きなのですが、好きな要素が庶民的なと…

3

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

流れに逆らってみた(´・ω・)ノヨシヨシ

はーい(--;)ノ
私は、前作『言ノ葉ノ花』よりもコッチのほうが好きですо(ж>▽<)y ☆

なんたって、攻め受けともに性格がいいb

攻めは「心の声が聞こえる」という自分の力を使って独り者の老人をだまし、金を稼いでる……というのですが、どうみても偽悪者にしか見えない。
さりげなくおばあさんの落し物を拾ってあげたりだとか、どう見てもいいやつだろ!
受けは、完璧ないい奴☆
心の声と…

5

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

嫌な気持ちと切ない気持ちと色々味わえた。

評価は難しいですね~♪泣けるし切ないし、作品自体はとても良かったと、思います。
でも、前作でもは感じあまり感じなかったのですが、今作は人の「声」というものが結構きつかったですね~。

たぶんあえて負の「声」を表に出してるんだと思うのですが、フィクションなんですが、やっぱり実際の人間というものは殆どが負の「声」をもっているんだろうな~と感じましたね。この「声」を利用している仮原の事を理解す…

2

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

非現実的すぎて・・・

最初はこの設定を受け付けられませんでした。

がしかし、読んでいくうちに(受)雪見のツンデレな可愛さと(攻)伏木野の不器用なりにも雪見を想い一生懸命お世話をするところにやられました!
一歩間違えれば、手の上の雪見に欲情する伏木野がただの変体になりかねないHシーンも、南野ましろ先生の素敵な絵と砂原糖子先生の文才によって可愛いシーンになっていました(笑)

やっぱり、BLはファンタジーですね…

0

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

言葉を交わさなくてもいい関係

名作「言ノ葉ノ花」の続編かしら、と非常に楽しみにしておりましたが、同じ設定の、他人の心の声が聞こえる人間のスピンオフでした。
前作の受はそんな重荷を背負いながらも接客業についていたわけですが、やっぱり普通(?)はこうなるよねー、とロクデナシな男です。悪っぽい攻! こんな人を癒せるのは天然記念物なほどの優しい正直者しかいないでしょう、とちょうどよく出会えたわけで。こちらも年下攻です。
心の声と実…

2

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

いい話かもしれないが

砂原さんは嫌なヤツを書くのがうまいと思うし、この話もよくできてると思うんだけど、萌えはなかった。前作もよかったんだけど、そのキャラのその後という感じで、こちらにもでてきているのが……うーん、わたしはちょっと受けつけないかな。

砂原さんはうまい書き手だと思うし、好きな作品もあるけど、この作品やいくつかはうまさのせいで、上滑りしちゃっている残念感を感じる時がある。
できれば、BLというカテゴリ…

4

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

冷徹で傲慢な顔の裏に隠した、臆病な素顔

今回の『言ノ葉』ワールドは、他人の声が聞こえる男・仮原と、心の声と生身の声が全く同じ男・藤野のお話です。
前作『言ノ葉ノ花』は、ウジウジすぎる主人公(受)がちょっと苦手だったんですが(攻が不憫すぎて)
今回の主人公は、もう見事に捻くれまくっていて、それが逆に気持ちいいくらいでした。

主人公・仮原は、他人の心の声が聞こえるのをいいことに、孤独な老人に近づき信用させ、その財産を奪う…というこ…

4

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

ちいさいことはいいことだ

15センチメートル未満の恋、二人の距離のことかと思ったらそうではなく、受けの身長の事なのですよね。なんと小さくなってしまうのです!
いやはや、びっくり。まるで南くんの恋人です。

ふとした事故にあい、気がついたら小さくなってしまった雪見(受け)。
事故現場にいた大学のときの同級生、ドールハウス職人の伏木野(攻め)が作った家で暮らす事に。しかし雪見は伏木野のことが大嫌いだった。
けれど一緒…

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