砂原糖子さんのレビュー一覧

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

王子にさらわれたのに!?

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

エロいっぱいでした(^w^)
でも、王子がとってもかわいいです。

レンタル屋さんに王子が来店というところがもう「えぇぇ!?」
な感じなんですが、そういう部分からもう面白かったー。

さらわれて気付いたら王子様のお国・・・。
これってよくあるパターンなのですが。
そこからがちょっと違いましたね。
アヤタカも、イマイチな人なのかなぁと思っていた…

1

湯の町茜谷便り 小説

砂原糖子  花小蒔朔衣 

バレバレでんがな

 受けの女装には極端に狭量な私。どうしても業務上必要とかいうよんどころない事情を除くとほぼ全面的にNG。どんだけ似合ってても駄目、というか似合えば似合うほど興ざめだし、受けの女装に反応する攻めにもがっかりする。せっかくBLなんだからさ、オンナになってオトコに愛されたい人のお話をわざわざ読みたくはない。とりわけ受けには雄々しくあってほしいという単なるワガママなんですけどね。
 
 では、攻めの女…

4

ヤクザとネバーランド 小説

砂原糖子  高城たくみ 

怖いのはヤクザではなくて人の本質

とにかくタイトルに惹かれて。

ヤクザの枦山と広告代理店に勤務するサラリーマン蝶也のおはなし。

広告代理店で勤務するの蝶也は同僚に好意を持つゲイではあるが、ごく普通にサラリーマン生活を送っていた。
そんなある日、幼い頃に別れ疎遠だったヤクザの組長の父親が亡くなり跡を継いで欲しいと組の者から頼まれるが、その組は構成員がたった6人の弱小の組織だった。
当然そんなことは出来ないと断るのだが…

2

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

人の気持ちなんてわからないものだけど

「言ノ葉ノ花」はCDを聴いて素敵な作品だと思っていたのですが、本はまだ読んでいませんでした。
シリーズの最新巻「言ノ葉ノ使い」を読んだのがきっかけで、ぜひ前作2巻とも読まねばと購入した次第です。

「言ノ葉ノ使い」のレビューでも書きましたが、このCPがシリーズの中で一番好きです。
「心の声が聴こえる」設定が秀逸なのとそれが存分に活かされている秀作です!

心の声が聴こえてしまう余村と、…

8

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

想像がつかない領域

人の心の声が聞こえてしまう男のラブストーリー。

ファンタジーというより軽くホラーだと思いました。
人の心の声が聞こえること自体ゾッとしますが、その能力を得ることの意味不明さもあります。
余村の葛藤や苦悩と一緒になって考えてしまう感じで、BLとして登場人物に萌えたりなどはあまりできませんでした。
タイトルや表紙のふんわりとした雰囲気から、こんな読後感を覚えるとは思いませんでした。

3

Dear+ Novel Fair 2014 Special Book グッズ

創刊15周年おめでとうございます!

ディアプラス文庫・創刊15年記念、全サプチ文庫。
10作品の番外編が、各9ページずつ載っています。


■安西リカさん『好きで、好きで』番外編・「桜さくころ」
付き合って11回目の桜の季節を迎える穂木と志方。
がんばって花見弁当を作った1年目、
つまらないことで喧嘩した5年目、
遠距離恋愛の8年目……

そして現在。
志方が同居を切り出した理由が
穂木への愛に溢れていて胸熱…

7

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

世界観が素晴らしい

言ノ葉シリーズ最新作。
1作目と2作目はCDしか聴いていないのですが、とても良いお話だったので、最新作が出ていたのを今さら知り読んでみました。
どういった二人なのか知らずに読み始めたのですが、思いがけず好きなヤクザさん登場w
このシリーズでヤクザ側の話がどんな展開を迎えるのかすごく気になって、夢中になって読みました。

心の声が聞こえるカンナは、お母さんから言われた通り人の役に立とうと必…

3

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

そのままの君でいてほしい

BLCDと合わせてみると更に好きになった作品です。
砂原先生は個人的に好きな作家なんですが、数多く出されている作品の中でも
この小説は印象深い話で大好きです。

ホストという職業をしながら二人の距離が縮んでいくんですが、
復讐するというほのぐらい受けの目的があるわけで
途中はらはらする場面が幾度も訪れます。
受けのことをいじめてくる先輩ホストもいてむかむかするし、
寡黙な攻めの考え…

1

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

ラブコメとしては面白かった

私にはかなり久々の砂原さん。灰?灰ってなんだ?と思ってたら、なるほど桜島ですか。ほんとにそんなにすごいんでね~火山灰。それにしてもこのクリエイティブディレクターの久我山、鼻持ちならない思春期真っ盛りで自意識過剰+偏見の塊で、中馬にはもったいないような、こういう懐の深い大人の男だからこそ合ってるような、いやでもいったいどこがよかったんだ中馬よ!とずっともやもやしながら、可愛さを見いだせずに最後まで読…

5

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

様式美?

『純情アイランド』のリンク作だそうですが、
そちらを読んでいなくても全く問題なし。
前作の主人公らしい頓狂な人物が
親戚としてちょっと顔(電話なので声?)を出すだけ。

全寮制男子校、特権的な生徒会、白い学ラン、
雛様とかってありえない呼び名、約束の木、
バイオリンを弾きながらの告白……

はい、これでもか!って、タイトル通りのお約束が
並んでおります。


山の中の全寮…

2
PAGE TOP