沙野風結子さんのレビュー一覧

小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

1枚の絵から妄想してみよう!

2009年の小説リンクスを彩ったイラストに小説家さんがオリジナルストーリーを付けるこの小冊子。
短いけれどなかなかステキでしたvv

「ピストルオペラ」篠崎一夜×香坂透
任侠道で敵対する組織の2人。
攻は受に盃を受けて欲しいが、受は組織を裏切るような真似は出来ない、と。
受の方がキレイな顔して言葉に訛り?があります。

「運命の刻を分かつ者」秀香穂里×陸裕千景子
大尉×少尉
自…

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小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

応募が毎年恒例!

我が家にも一昨日、届いたばかりの小冊子です。
昨年よりも、ややページ増しした140ペーシ。
作家陣も豪華ですが、イラストレ-タ-陣も至って豪華な顔ぶれで、内容のショートショートも意外と読みごたえがあって、応募したことを悔やませない貴重な一冊だと想います。

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タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

ちょっぴり複雑な人間模様に困惑

警視庁公安部の真通。
凶暴な性格は別名綺麗すぎる狂犬。

カルト教団のテロを阻止するために動く!
強力者にと、狙いをつけたのは、暴走族あがりのヤクザ峯上周。仲間の間では野獣とよばれていた。

そんな野獣に、30分という条件で容赦ない身体に細工される。いたぶられ、実権をもっていかれてしまう。狂犬は野獣に服従!

周の駆け引きの上手さが真通を幾度も助ける。

カルト教団のテロは2人…

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獣の妻乞い 小説

沙野風結子  実相寺紫子 

大真面目

真面目に考えると笑ってしまうようなトンデモ設定なんですが、大真面目にやってるので、それを楽しめる人にはいいと思います。

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青の淫影 小説

沙野風結子  天城れの 

そうかこれがヤンデレか

たった一人孤独な生活を送る高校生の由羽の元に6年ぶりに異母兄の柊士が帰ってきた。
そして始まった甘い同居生活。
しかし由羽には柊士に言えない秘密があった。
高校の教師との関係、秘めた想い、そして。
一見甘やかな王子様のような柊士の見せた執着にとまどいを覚える由羽だったが……

そうかこれがヤンデレか。
思わずそうつぶやきたくなるお兄ちゃんの暴走っぷりでした。
兄弟の禁断愛と微妙な三…

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人肌の秘めごと 小説

沙野風結子  霜月かいり 

過去のトラウマから抜け出せるかが、キーワードだった。

カメラマン・塔野に風景写真集を求める、経営難の副社長・和叉。

塔野は和叉に住み込みでモデルをしろと、命令する。拒否すれば、写真集は拒否と・・・
塔野に馬乗りにされたりする。
和叉には、過去のトラウマ同級生によるレイプで、人との関わりが上手くいかない。しかも、ライバル会社にいたねが、同級生でレイプした奴だった。やたら、同窓会に来るように誘う。塔野もトラウマを持っていた。元々、戦場カメラマン…

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タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

いろいろと美味しかった☆

事件モノは伏線の巧さが命と言っても過言ではない!と思います。こちらの作品はそれが完璧、しかの沙野先生の「あの」エロスも詰め込まれていて、とても濃ゆい一冊でした。
カルト集団の設定が神だったな。
靫の過去…というよりも、人が少なからず持っているであろうモノをターゲットにしたカルト集団。最初の謎掛けからして不可思議で興味深かったし、次々明かされる事実に驚かされっぱなしでした。
“洗脳”してナンボ…

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蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

一風変わった下剋上に萌えました

神まであと一歩でした。
非常に面白かったです。
ドラマCDを先に聴いてたんですが、この作品は小説のほうが面白い。
こちらを読んで、「ドラマCDの作り方、下手だったな」と改めて思いました。

任侠世界での、一風変わった下剋上モノです。
読みどころは、受けの変化です。
普通の生活をしてた受けが、いきなりヤクザの跡継ぎ候補となり、ボディーガードとなった男(攻め)に拉致監禁されて刺青いれられて…という。

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タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

甘さの全くないハードな漢!

ラヴァーズ文庫って、比較的ファストフード的でエロエロで、お手軽な感じのする文庫っていうイメージがあって、シリアスものがあっても割とさらっといけてしまう、な感じがしていたんですが、今回のこの『タンデム』はかなり読み応えがありました!
なので、神の大判振る舞いをしてしまいますっ!!

お話は公安刑事の靫(ゆぎ)が、カルト教団を追う中で、野獣のような周(あまね)と出逢い、カルトに取り込まれそうにな…

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メテオ・ラバーズ 小説

沙野風結子  御園えりい 

沙野さんのコメディ

訳あって夏休みの間だけ古い一軒家で一人暮らしをしていた高校生の加月。
一人きり不安に眠るある夜、轟音とともに空から何かが降ってきた。
しかもそれを追って怪しい男まで勝手に上がり込んできた?!
自らを隕石ハンターを名乗った男、京梧は加月の元に落ちてきた隕石を手に入れるまではここを動かないと勝手に住み着いてしまい・・・・・・

とりあえず最初に思ったのは沙野さんもこういう話を書くんだなあでし…

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