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71/85(合計:845件)
沙野風結子 北上れん
千寂
表紙と作者さんとあらすじ。 この三つから少々期待しすぎていたために、私はあまり楽しめず勿体ないことをしてしまいました。 というのも、パラレルとはいえ昭和初期の時代もの、しかも吉原と特高なんて設定で作者が沙野風結子さんとくれば、正直かなりヘビーな話を期待してしまっていた訳です。 勝手に自分でハードルを上げてその結果、粗ともいえないような部分が目についてしまいました。 以下、こうだったらな…
沙野風結子 小山田あみ
ニンニン
「上海散華」のスピンオフ作です。 散華と同じく、こちらも受キャラが非常に可愛く、萌えました。 こちらの主人公は散華で主人公・炎爪の腹心の部下として登場した、淋(受)。 名前が“さびしい”だなんて、そこからしてもう薄幸の香りがプンプンしますが、物語の内容も概ねその通りです。 攻はやはり散華に敵として登場した、英冥。 この英冥も淋も拳法の達人という設定で、英冥は淋の家族の仇なので、二人の…
沙野先生の作品はいつも、良くできた映画を見てるようで、最後まで飽きずに引き込まれたまま終わります。 この作品も御多分に漏れず、良作でした。安心の沙野クオリティ。 「上海散華」とシリーズ作の「上海血華」の文庫版は同日の発売で、どちらを先に読んでも問題ない、とあとがきにはありますが、時間軸は「上海散華」→「上海血華」なので、やはりこちらを先に読んだほうがいいと思います。 公爵家の嫡男・晶羽(…
みんく
ネタバレ
タイトル『吉原艶情』でとある映画を連想し、【たった一人のひとのために火を放った】ではとある浄瑠璃芝居を連想して勝手にイメージを膨らませ過ぎたのがいけなかったのかしら…。 ニュアンスの違いに戸惑ったまま読完…。火は火でもそっちかい(゚∀゚ゞ)その発想はなかったw 様々な要素を一つ一つ見ていくと、魅力的なお話なのには間違いないのですがね。 今回は自分の好みではなかったようで中立とします。 …
もこ
あとがきにある「セクシーでドライめな受」というという意味では まことに正解なまとなりになったのではないでしょうか。 読後のイメージとして、そう言われればそうかも。 な一冊でありました(*´∀`*)ヘイヘイ お話は、警視庁公安部の凶暴なSキャラな受と~なお話であります シチュエーションとか、プレイとか、よくよく考えてみれば コアなネタが多いような気がします。 なのですが、いかんせん…
marun
鞭打ちがかなり頭に残るストーリーでした・・・そうです拷問です。 個人的にこの手の拷問系は苦手なんですよ。 いくら内容的に良くても、SMとはちょっとニュアンスが違う拷問は萌え下がります。 お話は特攻警察の受け様と、男花魁との己を犠牲にしても相手を助けたいなんて言う 内容だと思います。 それに、民主化運動や反政府運動などを背景に、吉原を担当していた受け様と 金髪碧眼の年下攻め様との愛と…
沙野風結子 実相寺紫子
あらひ
このキーワードを検索してしまった動機がいまでも謎なのですが(笑)、読めてよかった、というか、すなおに、良いBL小説に出会えたなあ、という感想です。 個人的にいちばんえろく感じたのは、ここのレビューでも何度か挙げられている、いっしょにシャワーした時のえち(おさわり)シーン。 やっぱりなんといっても、尚季が出したものをすするのはえろすぎます…っ。 読み進めていってそのシーンに遭遇した時もうわ…
茶鬼
思わず五社映画を連想させる題名で、似たような題名の作品は他にもありましたが、なるほど!そちらだったか。 炎上と艶情のひっかけでもあり、たしかに物語は炎上がきっかけで事態が変化するのです。 そして吉原といえば遊郭でありますが、ただの男娼と客のしっとり刹那モノではない。 しかも思想統制というバックグラウンドを持ってきたために、その中に嗜虐趣味のサディストや裏切りやら嫉妬や憎しみも入り、一筋縄でい…
沙野風結子 梨とりこ
小柊
この本は、私が一番お気に入りの本です 三組のカップルのお話なんですが、どれもそれぞれ良さがあって気に入っています どちらかというと、もっとながくても読めた感じです ですので、続編が出たらすぐ買いますね そして、最後の6Pですが、全員が全員ではなく、カップルずつの6Pって感じがしました 絵も綺麗だし、買っても損はしないです
沙野風結子 小路龍流
5年だって文庫化で再販なんて、結構短いスパンかも知れませんね。 舞台は上海、黒社会の幹部で、二大組織の一つ千翼幇総帥の次男の攻め様と 子供たちに武術を教える受け様との互いの傷で出来た空洞を埋めるような愛です。 受け様は貧しいながらも子供たちに武道を教えながらたった一人の肉親の妹と 二人で生きて来たのです。 しかし、黒社会の黒爪幇の人間で緋牡丹の刺青のある男に妹が殺されたことで 仇を…