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19/85(合計:845件)
沙野風結子 奈良千春
kurinn
ネタバレ
沙野先生って色々なお話を創り出す引き出しの多さと、それに見合う文章力が見事な作家様だと思うのです。 そしてそのどれもが一定のレベル以上に面白くて、人気作家様であるのが読んでいてとても納得出来るのです。 今作もとても面白くて夢中で読みました。 そして早くも出来るならばシリーズ物にして欲しいほどに、甲賀忍者の頭領である虎目とその伴侶である晶の活躍がもっと読みたくてしょうがなくなりました。…
沙野風結子 小山田あみ
165
なるほど、獣はかくして交わったのですね。 男前攻め×男前受け、マウントの取り合い、いいですね! お話はラブラブハッピーではないですが確かに交わったかな。 光と闇に惹きつけられて、守り守られ、表と裏で。 最後の事件が予想通りで…。まんまと桐山の思うツボで。まだまだ俺達の戦いはこれからだって感じなのかな?続編ありそうですね。 ゼロが鹿倉に執着するところはいいぞ!と。鹿倉もゼロには…
玉田さん
書店で、きらびやかな表紙に惹かれて手にとり、口絵カラーの初夜の淫らさで、購入決定しました。 忍び、花嫁、大正もの、と好みのツボ押されまくりでガマン出来ずどんどん進んでしまいました。 こちら最初からアマアマではないです。受けさんが、健気に仁義を貫こうとする健気さが勝っていて「男子」な分色気には欠けたり、かたや目的があって受けさんの能力を利用するためにさらってきた攻めさんも、能力利用のために受…
沙野風結子 笠井あゆみ
サンシロウ
沙野先生の作品はあまりキャラ萌えとかは無いことが多く、只々ストーリーに圧倒されることが多いのですが、これもそういう作品でした。 (「兄弟の定理」は読みましたが、式見についてはあまり記憶に残っておらず…) 平たく言ってしまえば、壊れた男と悪趣味な男の歪んだ執着劇。 でも、見方を変えれば、究極に不器用な男達の純愛…とも言えるような気がします。 ユモレスクで始まり、ユモレスクで終わるので…
お話としてはとても凝っていて、時代と社会と甲賀忍者の将来とを考え担う頭領と、伊賀忍者との関係や忍術や諜報活動など面白かったです。 主人公晶が気の毒で。 突然さらわれて甲賀忍者の頭領に、落とすと言って強引に体を狙われ。 夫婦じゃないのに嫌だと言えばなら祝言をあげるって。 晶にとっての夫婦とはもっと違うものなのに、無理矢理夫婦にされてしまっては伊賀忍者として伴侶に尽くさなければいけない。 …
いるいる
シンプルに面白かったです!!!ヾ(*´∀`*)ノ 以下、沙野さんにハマりたての若輩者なのでズレた感想でしたらすみません。 私が読んだ沙野作品のイメージでは王道から若干ずらしてくる印象がありました。(感覚的な捉え方で具体的にどうこうってのは上手く説明出来ないんですが…;)しかし!これはとても王道作品に感じて、こんなお話も書くのね…(゚∀゚)!!と新鮮な感動が…。それゆえなのか、いつもより…
ポッチ
作家買い。 沙野さん×奈良さんという、個人的な神タッグによる作品ということで発売を心待ちにしていました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は晶。 彼は祖父と二人暮らしでしたが、その祖父が逝去。以来、愛犬のシンシャと共に山奥でひっそりと暮らしていましたが、ある日複数人の男たちの襲撃を受けることに。このまま死に、祖父のもとへ行ける。そう思う晶だったが、彼は死ん…
沙野風結子 高階佑
ねこのしん
Kindle Unlimitedで読了 昭和初期という時代設定ですが、島という閉鎖的な場面がほとんどなので時代設定に関してはそんなに構える必要はありません。 島特有の因習に縛られた人々が出てくるのですが、昔にはこういうことが本当にあったのではないかというおぞましさを感じました。ファンタジーな部分は特に昭和の映画でありそうな雰囲気。ラブの部分は片想いとすれ違いからの拗らせ愛が好きな人に合うと思い…
沙野風結子 みずかねりょう
ぴんか
本を閉じた後に、 じわじわといろいろな感情が溢れてきます。 読んでいる最中は、最初の『戀』で 終わりでも良かったのでは……と、 そんなふうに思ってしまったのですが、 それもそのはず、 ここまでは雑誌掲載(+加筆) だったということで、 これだけでもとても上手く纏っていて、 充分面白かったです。 しかし、続きの『愛』があることで、 このお話し自体が ぐっと深く厚みを増…
まず、表紙がとてもエロティックなのでちょっとためらっている人がいたら後悔しないように読んだ方がいいです。おそらく印象がガラッと変わります。 Kindle Unlimitedにあったので読んでみたら、面白くてあっという間に読了してしまいました。ここでの神評価の多さにも納得。沙野先生らしい謎多きストーリーになんども唸らせられました。執事ものをしっかりと踏襲しつつもSFのようでありサスペンスのようでも…