佐倉ハイジさんのレビュー一覧

投げやりの夜 コミック

佐倉ハイジ 

萌のポイントを抑えている

相変わらずの雰囲気から始まる
佐倉さんの作品。

でも、もうそこが萌ポイント。
いいですね。
「いい加減」「適当」が、最高です。

主人公(受け)の橋元(攻め)への態度が
あまりにもひどくて、報われなさすぎて、
橋元が可愛そうになってきます。

でも、橋元も悪いですよね。
あんなにいい加減に迫られたら、
「こいつ、冗談で俺に言い寄ってるんだな」
とか、思っちゃいますよね…

0

この手でよければ コミック

佐倉ハイジ 

2話目が良かった。

佐倉さんの作品ということで、
いつもどおりの雰囲気。
絵や人物の性格がとにかくいい加減。適当。

でもそこがいいし、
萌のポイントであるから
やめられない。

正直、今回の一冊は、
一話目のメインの話より、
二話目の話のほうが好きでしたね。

三話目もかなり面白かったです。

三話目は、びっくりするほど売れていない
ホストというか、
夜に体を売って、それを生業にして…

1

大人になっても コミック

佐倉ハイジ 

雰囲気がすき

佐倉さんの作品って雰囲気が独特ですよね。
ほとんど白っぽいというか、
背景とかも殆ど無くて、
人物の書き込みとかも
殆ど無くて、

「やる気あるのかー!」

と、いいたくなってしまう作品なのですが、
それがまた作品の雰囲気とあってて
いいのですよね……。

短篇集という感じで
どの作品も好きだったのですが、
一話目の斉川さんの作品が一番おもしろかったですかね。

主…

2

友達に求愛されてます 小説

桜木知沙子  佐倉ハイジ 

表紙と前半は結構萌えたが……

書店に新刊を買いに出かけ、ハイジさんの表紙に惹かれて購入。

舞台は札幌郊外の寂れた商店街。
そこで育って家業の居酒屋で働く涼真、
東京から美容師になった迅が札幌に戻ってきて……

ついに10年越しの片思いを告げた、クールでカッコいい迅。
彼の断ち切れなかった想いは、すごく好みで
結構キュンキュンしながら読んでいたのだが、
後半商店街の活性化の話と、それに絡んでの喧嘩別れの辺りか…

8

お味はどうですか? コミック

佐倉ハイジ 

独特のテンポ

佐倉さんの短編集。

表題作は学園モノで、妙なテンポの攻めに受けが流されていく内容なんですが…。この作者の描く攻めは独特のテンポを持っているキャラクターがたまにいて、受けキャラがそれに「つかまってしまう」ものが多かったりします。
それが妙に笑えるし可愛いし癒される。

「何が欲しいか教えてよ」は誘いうけ(?)な先生と生徒モノ。
干支が一回り違うという先生が可愛いかった。
「わかってほ…

1

思い知れ。 コミック

佐倉ハイジ 

ハイジさんの既刊の中で一番好きなカプ

「感応喫茶店」に入っていた作品の続編ということですが、こちらを先に読みました。もとはツナギがポイントの農芸高校という設定だったらしいですが、高校を卒業してからの話のほうが内容的に好きです。

高校の寮の同室で、傍から見れば仲悪そうな本郷と小川の先輩後輩カップル。
小川が本郷のことなんて嫌い!って態度なんですが、その関係も本郷が先に卒業してしまい少しずつ変わってきます。
ちょっとせつない空気…

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もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

もの足りない

前作の『君が笑えば世界も笑う』は、わたしが天然受けが好きということもあってヒネリも深みもないけどまあまあ好き、続きに期待!…と思ってたのですが。

もしかしたら久我さんの代表作(ですよね)、の芸人シリーズということで、ハードルを上げてしまってるかもしれません。
でも正直、ガッカリしました。

できあがってるカップルで、動じないとわかってるんです。
なので芸について悩んだり
女が近寄っ…

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ビター・スイート・レシピ 小説

月村奎  佐倉ハイジ 

甘やかすことと見守ること

好きな台詞は
「もしも真っ当でいい人間しかモテなかったら、
世の中あぶれ者ばっかりになっちゃうでしょ。
恋愛感情ってもっと複雑で不思議なものじゃないかな」という攻めの言葉です。

受験を失敗してひきこもりになった受けと
自分の店を構え、いつもキラキラしている攻めの話です。
受けがレース編みが得意で、暇潰しに作っていたものを攻めがお店で使わせて貰ったり、
付属品として付けたりと大活躍…

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もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

どっちを取るか?

お笑いシリーズ「オレンジグミ」の結成の前作【君が笑えば世界も笑う】の続編。
お笑い養成学校を出てプロとなった彼等の姿が描かれています。
前作レビューしてなかった(汗)
前の時ね、ストーリーとしては悪くなかったんだけど、ボケ担当の寿志について、持っているとか天性のボケとかそれが天才的とか、、、そんな点が盛んに相方で恋人となる起や周囲が口にするんだけど、それがよく自分にはわからないというか、感じ…

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やはり芸人には見えないな~…

冠番組のオンエア(料理を作る回)を
自宅のリビングで鑑賞する二人。

料理を作るのに一生懸命な寿志は、起の説明を
全然聞いていなかった。
オンエアを見ながら寿志がそのことを反省するが
起は「今のままがカワイイ」から問題ないと…。


本編同様、芸人物としての面白さは殆どなく
バカップルのラブラブ話に終始。

久我さん作品のCPはくっつくと皆バカップル化して
そのイチャイチ…

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