佐倉ハイジさんのレビュー一覧

もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

もの足りない

前作の『君が笑えば世界も笑う』は、わたしが天然受けが好きということもあってヒネリも深みもないけどまあまあ好き、続きに期待!…と思ってたのですが。

もしかしたら久我さんの代表作(ですよね)、の芸人シリーズということで、ハードルを上げてしまってるかもしれません。
でも正直、ガッカリしました。

できあがってるカップルで、動じないとわかってるんです。
なので芸について悩んだり
女が近寄っ…

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ビター・スイート・レシピ 小説

月村奎  佐倉ハイジ 

甘やかすことと見守ること

好きな台詞は
「もしも真っ当でいい人間しかモテなかったら、
世の中あぶれ者ばっかりになっちゃうでしょ。
恋愛感情ってもっと複雑で不思議なものじゃないかな」という攻めの言葉です。

受験を失敗してひきこもりになった受けと
自分の店を構え、いつもキラキラしている攻めの話です。
受けがレース編みが得意で、暇潰しに作っていたものを攻めがお店で使わせて貰ったり、
付属品として付けたりと大活躍…

1

もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

どっちを取るか?

お笑いシリーズ「オレンジグミ」の結成の前作【君が笑えば世界も笑う】の続編。
お笑い養成学校を出てプロとなった彼等の姿が描かれています。
前作レビューしてなかった(汗)
前の時ね、ストーリーとしては悪くなかったんだけど、ボケ担当の寿志について、持っているとか天性のボケとかそれが天才的とか、、、そんな点が盛んに相方で恋人となる起や周囲が口にするんだけど、それがよく自分にはわからないというか、感じ…

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やはり芸人には見えないな~…

冠番組のオンエア(料理を作る回)を
自宅のリビングで鑑賞する二人。

料理を作るのに一生懸命な寿志は、起の説明を
全然聞いていなかった。
オンエアを見ながら寿志がそのことを反省するが
起は「今のままがカワイイ」から問題ないと…。


本編同様、芸人物としての面白さは殆どなく
バカップルのラブラブ話に終始。

久我さん作品のCPはくっつくと皆バカップル化して
そのイチャイチ…

3

もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

ぬるま湯のような世界

久我有加さんは好きな作家さんですが
すみません、本作品は個人的に不発でした。

『君が笑えば世界も笑う』の続編。
お笑いコンビで恋人同士の起(おこす)と寿志が
ひたすらイチャイチャ&痴話喧嘩などしつつ
芸人としても頑張るお話です。

あとがきにも書かれていますが
ただのラブラブバカップル話に終始していて
コンビ内の才能の格差だの
売れないことへの焦りだの
それなりに切実なテ…

4

もっとずっときっと笑って 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

みんな寿志が好き

「君が笑えば世界も笑う」の続編。
高校時代にすったもんだして恋人同士になった寿志と起。
養成所も卒業して、同棲しながら、本格的に芸人の道を歩み出した二人が、コンビでプロとしてやっていくための壁を乗り越えるお話。
寿志は、起をなんでも出来る優秀な男だと思って、起も自分が寿志のおもしろさを引き出しているんだと思っていたけど、実はそこに芸の壁があって…(もっとずっときっと笑って)
もう、とにかく…

3

硝子の花束 小説

杉原理生  佐倉ハイジ 

「親友」と「弟」の恋の行方とは

ものっすごい泣きました。切なくて、悲しくて。
胸が痛くて仕方がなくなります。

全然受けが報われないんですよ。
攻めは優しいんですが、その好意は思いやりや
過去の出来事から申し訳なさから来る贖罪のようなもので、
受けのことが恋愛感情で好きだからではないんです。
受けも攻めが自分に気持ちを向けてくれるとは
思っていないので、好きになってほしいと思いつつも
頭のどこかであきらめながら…

3

君が笑えば世界も笑う 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

今度は可愛い高校生

大阪お笑いクロニクル、芸人さんシリーズ。
前回は過去編でしたが、今回は現代編。
オレンジグミというコンビのお話。
このオレンジグミ「恋で花実~」にちょっと登場していたそうなのですが、、、
覚えてない、、
でも、そんなことは全然問題なし。
この作品だけで、充分独立して楽しめます。

お隣同士の家で育った幼馴染みが、子どもの頃からの夢「漫才のコンビでプロになって添い遂げる」を叶えるため…

7

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

恋人になる必要性があまりないかなあ

渡海さんは色々な作品を書かれていますが、微妙にわたしの萌えとはボタンが違うようで、かなり吟味して購入しています。
『追いかけようか?』が好きだったので、受けは地味、攻めはイケメンという共通点のあるこちらをチョイス。

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受けは中途採用でプログラマーとして働く、岡崎。
目立たないで過ごしたいという、あまり周りと打ち解けないタイプ。

攻めは爽…

1

俺様なペット コミック

佐倉ハイジ 

本気になった犬も見たい

佐倉さんの初期の作品集です。なかなか入手できなかったんですが、やっと読めました。
今と随分お話の雰囲気が違います。ほわ~んとしたほのぼの感が余り感じられず、中には緊張感漂うお話もありました。
絵柄も今と少し違って、目が大きく可愛いくて綺麗系の絵で、私はこちらの絵柄も好きです。

全部で5つの作品が収録されているのですが、そのうちの2作品は恋愛手前で終わっています。
表題作もそのうちの1つ…

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