佐々木禎子さんのレビュー一覧

執事と眠れないご主人様 小説

佐々木禎子  榎本 

受の魅力がたまらん一品!

執事と坊ちゃんの組み合わせはわりと好きです。
昔読んだのを発掘して最近読み直してみたら、やっぱりキュンキュンした作品だったのでご紹介。
現代を舞台にしてるので、この作品の執事はあまり執事執事してないのがよかです。

祖父が執事だったので、海外のそういうスクールで学んだ斎昭(攻)と、
執事を必要としていない学生企業家の翠(受)の話です。

両親に無理やり執事を雇わされたたため、はじめは…

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仙川准教授の偏愛 小説

佐々木禎子  新藤まゆり 

愛を知り人は強くなる

かなり読み終わるまで時間がかかりました。。。
テンポがスローなのはいいのですが、この主人公の二人がとってもめんどくさい性格。
う~ん個人的には好きになれない展開でしたね。

内容はさほど売れない実家住まいの翻訳家の受け様と経済学の准教授との恋愛ですが
この受け様は、器が小さくて、人を羨んだり妬んだりするようなネガティブさん。
それでも小心者だから人に面と向かって何か言ったり、思いを告げ…

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仙川准教授の偏愛 小説

佐々木禎子  新藤まゆり 

教授もの?

自分の中で、教授ものというジャンルが確立しつつあります(笑)
なんか「教授」という名前に惹かれてしまうんですよね。

読んでいて、「え?佐々木さんの文章?」と
なんだかいい意味で違和感を覚えてしまいました。

私にとって、BLは、ジャンルや設定に目をくらまされて、
作家さんの文章自体について、何かを感じることはありません。
他と何が違うかと聞かれるとうまく表現できませんが、
この…

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執事と眠れないご主人様 小説

佐々木禎子  榎本 

執事とその若主人の生活

再会もので執事ものということで、
Wの目玉ということで、手にとりました。

18歳で起業した翠は、コンピューター系の仕事であることから、
24時間稼働のようなワーカホリック気味。
アメリカに住んでおり、アメリカの大学を辞めて、
仕事に集中したいという想いがあるものの、
親からは、大学を辞めることは大反対され、
1年休学し、親の年収を超えるまで稼げば大学中退を許すと
言われます。

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スウィート・マジック 小説

佐々木禎子  山田ユギ 

高校生の二人暮らし

面白かったァ。
パレット文庫の掘り出し物。

ひょんなことから二人で暮らすことになった高校一年生二人の話です。
主人公は明るくて素直な性格、もう一人はなんでもできるイケメン。
二人でデカい家の修繕作業をしながら暮らすんですが、微笑ましくてさー。
愛だの恋だのといった話にはなかなかならない淡々とした二人暮らしで、逆にそれが良かったです。

好きな場面は、主人公がアレの大きさを比べようとして、攻めのそ…

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恋愛ナビゲーション 小説

佐々木禎子 

いまいち

大学の、自動車ラリー部の、仲良しふたりの恋の話です。
全体的にテンプレで、ワクワクハラハラドキドキみたいなものを感じなかったです。
攻めは最初から受けに恋してるのが見え見えで、終始甘くてめちゃくちゃ優しい。
受けはそんな攻めの気持ちに気づいてない。結局「受けが自分の恋愛感情を自覚して、気持ちを確認しあえばハッピーエンド」なのが最初の最初から分かるので、いまいちドキドキしないんですよねぇ。
もうちょ…

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誘惑のジンクス 小説

佐々木禎子  山田ユギ 

ジンクス攻

これ設定が面白いんですよ。

中学以来の腐れ縁の仲である公平〔攻〕と俊〔受〕とは親友同士。
公平はノーマルで、俊がゲイな事を知っているんだけど偏見も無く彼がゲイなのを素直に受け止めてくれている。
そしてこの公平には奇妙なジンクスがあり、彼は女性にモテるんですが何故か一度寝ると、その相手が運命の人に出会ってしまいフられてしまうのですね。
裏を返せば彼と寝れば運命の相手と出会える、って事にも…

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帝都に秘めた華の咲く 小説

佐々木禎子  須雲あつみ 

クールな遊郭

幼馴染の二人が、五年後に軍人×男花魁という形で再会。
遊郭モノでは王道の設定ですね。

う~ん全体的に固いというか、遊びがないというか・・無難にまとまってるって感じです。もう少し個人のエピソード等あってもいいんじゃないかなぁ。お話自体が短いので展開も急ですし。

受けが可愛げのあるタイプじゃなく玄人っぽいので、萌えというより「お仕事大変ですね姐さん・・」みたいな気分になりました。
攻め…

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恋とペットと時限爆弾 小説

佐々木禎子  深井結己 

ペット探偵と助手

まっすぐだけど不器用なフリーター、要は動物に好かれる体質のせいで偶然知り合ったペット専門探偵、立島の助手としてスカウトされる。
知り合いのゴト師から強引な依頼を押しつけられ、猫探しを始める二人。
飄々としているけど、時に鋭い気配をまとう立島に振り回されつつも惹かれていく要だったが……

飄々として見えるけど、惚れたら決行一直線なペット探偵攻と強気だけどさみしがりやな助手受。
軽そうに見え…

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恋とペットと時限爆弾 小説

佐々木禎子  深井結己 

甘えべたなさみしがりやさん

動物に効くフェロモンでも出していそうなくらい
動物にモテる可愛い系の受け様。
男前で何気に相手に安心感を与える、子供みたいな
無邪気さも持ち合わせているペット探偵の攻め様。
ファーストコンタクトで既に受け様に『時限爆弾』を
仕掛けていたんですね~読み進めるうちに、なるほどって思いました。
ただ、この攻め様、なんだかやけに軽い感じがするんです。
ほんとは誠実な人なのに損しちゃってます。…

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