佐々木久美子さんのレビュー一覧

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

本当の気持ち。

SP・清家薫×「エスコート」トップガード・真城秀顕

「ミステイク」
5年前、当時SPをしていた真城は付き合っていた男が結婚すると言われ、当て付けのように後輩の清家に手を出した。
清家のまっすぐな愛情に自分の行いの卑劣さにやりきれなくなった真城は、SPを辞め清家とも別れた。
そんな清家と仕事現場で再会した真城は…。

シリーズ第3弾は真城登場。
5年前、自分を慕う後輩に捨てられた自…

3

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

呪いを解くのは、いつだって恋の魔法

執事×主人というカップリングで
悪い魔女にかけられた呪いを王子様の愛で解くという
BLファンタジーなんです。

とはいえ現代のお話で・・・

“お姫様”は王子様みたいな
主人の乙矢

“王子様”は体育会系の
秘書兼執事見習いの原田

極度の潔癖症で手袋をはずせない乙矢。
それはもはや病気で、呪いの魔法なんですよね。
乙矢の抱えてる呪いは
すごく現実的で胸が痛かった。

6

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

潔癖症な主人が執事におちるまで

近々、某執事の居る喫茶店に行く予定なので、その予習に。。。
というのはまったくの嘘ですが
執事といえば妙齢の紳士、というイメージを180度くつがえし
しかも最高の萌えまで感じさせてくれた
執事モノ入門にもってこいの作品でした。
あ。でも、この仁(しのぶ)が執事の標準では決してありませんけどw

この若き執事をより引き立ててるのが
仁が仕える主・乃木坂乙矢の見事なまでの潔癖症と人嫌い…

5

リーチ 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

麻雀BLで萌えると思わなかった

この本、エロ薄なのですが、ナゼか私の萌えツボにひっかかり今まで6回くらい読んでいます。
1回読むと、続けてもう1回読み直そう~と思うくらいツボでした。
あんまりBL本を読んでいると言う感覚は無かったです。

読んでいる最中に、カバーイラストの真木(攻め)の色気のある顔をしみじみ見たりして…
やっぱりイラスト萌えってあるんだな~と思います。
佐々木久美子さん、美麗なイラストをありがとうご…

0

籠蝶は花を恋う 小説

沙野風結子  佐々木久美子 

切ない王道ドラマティック大正ロマン

泣いた~。
ベタベタの王道大正ロマンです。ドラマティック!!
切ない大正ロマン好きは是非!

この手の話って予定調和というか大体わかって読んでるでしょう。
でも、ちゃんと面白い。キュンキュンする。
それはやっぱり沙野風さんの文章がしっかりしているから。
ところどころ出てくる花など、巧いのです。
安心して泣けます。

自分の身分を恥じ、必要とされたくて才量に見合わない努力をする詩…

4

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

全体的に神

自分の中で執事ブームが来てたときに読みました。
今まで自分が読んでいたのとはだいぶ違った感じでして
執事のあるべき姿を思い出されました。・・・リアルです。

潔癖症の乙矢が心を少しずつ、開いてだんだんと二人の距離が近づいていくのが見所。
仁でなければ、乙矢をそんな風に変えることはできなかったと思うし
本当に忍耐強いというかすこしズレているというか、
乙矢は仁に出会えてよかったなぁ~…

3

真夏の夜の御伽噺 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

火を灯した者の見たい夢を見せてくれるキャンドル・・・見た夢は?

おもちゃが大好きで開発部に行きたかった旗野正(24)は営業部に配属されている。
口下手で慣れない営業の仕事は正に相当なストレスをかけていた
うまくいかない接待の帰り道、ふらりと立ち寄った銀座の片隅にある
落ち着いた雰囲気のショットバーかクラブといった面持ちの店を見つける。
中に入ると古ぼけた本の山や適当に積まれた絵の山
民芸品や銀製品や人形まで置いてある・・・
カウンターの奥には精悍な…

2

正しい恋の悩み方 小説

渡海奈穂  佐々木久美子 

シナリオも挿絵も相性ばっちりv

いやーっv受けがイイv
スパッと竹を割ったような性格で顔も美形。
それを佐々木久美子さんの挿絵で完璧に再現してるんですよ。
表紙のカラーよりも中のモノクロの挿絵のほうが断然イイです。
ピタッとシナリオとキャラ絵がハマっていましたよー。
残念なのが当て馬の吉村くんのお顔が拝見できなかったことですかねぇ。

物語は、同級生モノでリーマンLOVE
攻めの片思いです。
長年片思いだったの…

3

花隠れ 小説

華藤えれな  佐々木久美子 

清廉な艶の漂う世界

攻は天才能楽師・征司郎(独身・子持ち)
受は美貌の染色師・結月千尋(26歳)
千尋の方が1歳年上です。

千尋が突然の雨に困っていたところで傘を差し出されたのが、征司郎との出会いでした。
その時は名前も知りませんでしたが、後日、仕事で仕上げた染物の色が気に入らないと怒鳴り込んできたのが、彼でした。

恋情の赤、狂おしいほどの恋慕の色を出せ。
そう迫る征司郎と、その色が感覚的に理解で…

3

非常識な愛情 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

ラスト5ページがめちゃくちゃ面白かったです

ラスト5ページがめちゃくちゃツボにきたんです。ラスト5ページには神をあげたいぐらい。
変人医者バンザイ!

ただ、そこに至るまでがイマイチで…。
変人医者のキャラをもっと早く把握できてたら、かなり面白かったと思うんだけどなァ。
計算高い知的クール攻めか、天然の変人攻めかの区別が最後までつかなかったので、うまく萌えることができなかった。

病院の医療過誤事件を調べるために、院内に潜入取材に挑む、雑誌…

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