佐々木久美子さんのレビュー一覧

チャイナ・ローズ 小説

水原とほる  佐々木久美子 

この後、潔中心のヤジロベーの傾きは?

面白かったです。
かなり萌えつぼをつかれました。
借金のキリトリをしている潔と、彼に救われ一緒に暮らしている春来、潔と同級生で今は中華街の裏の支配者である正木との、互いを喰らうかのような執着愛のお話です。
カワイイんだか、せつないのか、わからないけれど、イタくはなかったです。ボロボロになってましたが。
この設定で、なんだか爽やかな読後感って奇妙な気がして、最後に潔は死んじゃうじゃないかと(…

2

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

まさかの人外

漫画家シリーズ、第四弾にしてまさかの人外。
本当に、本当に吸血鬼なの?って思ってたらホントに吸血鬼だったとはー!しかも人化出来る黒猫もいるし!!
今までの漫画家シリーズと全く違う思い切った設定にびっくりしました。

でも読んでみると不思議な位に違和感が無い。
吸血鬼が漫画家ってかなりトンチキ設定だと思うんだけど、するするっと受け入れてしまえるから不思議だー。
瑞祥[攻]が最初はただから…

1

40男と美貌の幹部 2 小説

海野幸  佐々木久美子 

お仕事BLスキーにはたまらない。

お仕事BLって大好きなんです。
きっちりお仕事の描写があるとリアル感を伴ってその世界に入り込みやすくなります。
そして篠宮(上司)のオンとオフの差がたまりません。
なにこのカワイイイキモノ!!
宗一郎じゃなくてもメロメロになるってば。
そして天然「人たらし」の宗一郎さんもあなどれません。
こんな上司欲しいね;-;確かに。
いいなあ、この2人。篠宮が昇進試験を勧めた裏にそんな事情がある…

2

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

かわいいオヤジに参りました

平素なら、しゃきっとせんかーい!と心中で大いに
突っ込む所なのですが、何だろうこのウザかわいいおっさんは・・・
こと色恋に関しては小動物並に臆病な四十男に、
登場人物は例外なく振り回されているのですが、
読むだに納得。これは、放っておけません。
資産家で小説家という浮世離れした生活をしているから
無事なものの、社会の荒波では真っ先に淘汰されちゃいますよ。

フリーターの脩一と小説家…

4

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

こんな可愛いオヤジ受初めて読みました。

オヤジ受けかぁ、あんまり好きじゃないんだけどなーと購入を迷いましたが、佐々木さんのイラストにやられました!
扉絵のふてくされたような、けれど大いに照れている着物姿、着物の裾を乱して慌て顔で走っている受けであろう人物。
話がというよりも、イラストに惹かれての購入です。
でも読んだら凄く面白くって、おまけに石神という人物設定が猛烈にツボでした!
年上受け、素敵じゃないですか!

すんごい、…

7

40男と美貌の幹部 2 小説

海野幸  佐々木久美子 

ちっとも甘くならないんですーー!

1作目、幹部候補生からチーフになったことで精一杯意地張って頑張ってる”美貌の幹部”がかわいらしかった前作。
その性格は簡単には変わらないだろうけれど、”40男”にどれだけ溶けさせられるのか、そんな甘い続編を期待していたら・・・!!
全然、甘くならないんですぅ~~(涙)
これでもか、っていうくらい仕事がっつりで、
ラブはいずこ?愛は何処?
ちょっとぐらい強引に奪ってよーー!ってジレッタイ事…

0

真夏の夜の御伽噺 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

お伽話~

タイトル通りお伽話でメルヘン入ってましたー。
秀香穂里さん作品の中ではちょっと異色作なんじゃないでしょうか。
慣れない仕事にめげまくってる新人営業マンの旗野[受]が偶然に銀座の不思議なお店に入った事から始まるちょいファンタジーちっくなストーリー。
旗野がかなりのネガティブ思考でコーヒー飲みながら死にたいとか言い出します、せめて辞めたいとかにしとけーって感じですが店主の岡本[攻]が取り出したの…

0

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

ゴスチュル

イマまで読んだ、漫画家シリーズでこれが一番好き。
ちゅぅか、これを読んで、榎田さんの作品が読みたくてしょうがなくなってしまったのだよ(ノω`*)んふ
たまらなくなって積本の中から榎田作品を掘り起こしてきた。
山ほどでてきて驚いたっちゅー話。
お話は、オタクで漫画が大っ好きな編集さんが、なんと大好きな作家さんの担当に就任した。ところがその漫画家さん、編集部内でも有名な問題児。
締…

5

SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

タイプです

厚労省・麻薬取締官と警察庁・組織犯罪対策課の主人公2人の恋愛を絡めながら、各上層部の腐敗や腑抜け振りをあらわした良い作品だと思います。

1ページ目から、主人公の組対課の柘植が、麻薬常習者の凶行で惨殺された実兄と兄嫁の死体袋のファスナーを開け、死体の状態や腐臭の説明・・・という甘くないシーンから始まります。
普通なら泣き叫ぶなりするはずが、柘植は訥々と「これ、義姉ですか?」、犯人に対しては「…

8

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「それぞれの願い」水壬楓子
「バロックの裔~偽りの花~」のお話。
椿がなんだかかわいいんだけど色っぽいです。
絵もないしそれほど詳細な描写がされているわけでもないのになんだか色っぽさを感じてしまいました。
きっとお風呂が出来たら、そこでもまたいろいろと可愛がられるのでしょうね。
椿は自分の気持ちに素直だ。
もちろん、真神が自分の欲…

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