佐々木久美子さんのレビュー一覧

愛してるとは言えないけど 小説

名高江莉  佐々木久美子 

口にされない想い

今回は受様の元恋人で町の牽引企業の営業部長と
攻様の会社から買収話がある洋食店のシェフのお話です。

店の買収問題をからめて
かつての恋人との再会から元サヤに納まるまで。

受様は東京の下町の一角で
祖父が経営する洋食屋のシェフをしています。

受様の父は会社員となった為
受様は美味しいと評判の店の味を受け継ぐべく
七年前大学を中退して祖父に師事しました。

しかし長引く…

3

椿の下で 小説

火崎勇  佐々木久美子 

舞台設定はおもしろいのですが

絵師さん買い。
火崎さんは好きだったりそうでもなかったりと個人的に浮き沈みが激しい作家さんなのですが、残念ながら今回は後者でした。

ラブホの受付が舞台という変わった設定で期待して読み始めたけれど、それはそんなに重要じゃなかった。
雄弁ではないけれど優しくて少し過保護な年上の幼馴染みに片思いしている主人公。だけど、彼にはずっと忘れられない女性がいるらしい……そんな主人公の葛藤がメイン。なん…

0

リーチ 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

とっつきやすい麻雀BL

自分は麻雀知らないし興味も知識も無いので、果たして麻雀BLが理解出来るだろうかーとちょっと不安持ちつつ読んだんですが、大丈夫でした。
麻雀初心者の漫画家視点から書かれているので、麻雀を知らなくても話に入り込めます。
主人公はアニメ化された程の人気作を描いた若手漫画家陸人[受]、けれどその漫画連載終了以来スランプに陥っていて今度は大人向の漫画が描きたいと思い立ち、編集のアドバイスもあって選んだ素…

1

汚された聖王子 ~黒犬婚姻譚~(上) 小説

矢城米花  佐々木久美子 

ファンタジー、陵辱、主従もの

主従 x ファンタジー x 陵辱
そういうのが好きなら楽しめるかも。
私は駄目ではないのですが、キャラクターがイマイチたっていない気がして萌はなかったです。
続きを非常に読みたいって感じではないです。
いつか読んでもいいかな?という程度。

1

クライアント 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

第2シーズン開幕ッ☆

「エスコート」シリーズ第2シーズン第1弾。
ボディガードモノのお話としては王道であるはずなのに水壬さんがシリーズ中に何故か書いてなかったクライアントとボディガードのお話。

鞠谷は現「エスコート」で唯一『専属』でガードについているSP。
専属になってからもう3年になる。
元々はダンのボディガードとしてアメリカに赴く鞠谷を迎えに来たのがダンの養子であるジェラルドだった。
ジェラルドはダン…

0

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

ウザくて可愛いオヤジ!友彦42才!

高評価の本作、既読【はじまりは窓でした。】が好みだったので、ワクワクしてました^^♪
ズバリ!面白かった!

なんじゃ~!このオヤジ!うっぜーっ!(汚い言葉ですみません)
好みの相手の前で、赤くなったりうつむいたりきゅっとなったり!
シャイ過ぎなオヤジ!
しかも着物っ!それも、はだけてる!寝癖を直さない髪!
その人「石神友彦42才」は奇妙キテレツなキャラでした!
友彦の相手になる「…

5

恋に堕ちた翻訳家 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

過去に捕らわれたままの年上男×トップモデル

久し振りの秀作品。
自分が思っている“秀先生のテイスト”に当て嵌まった作品でした^^

表紙の左メガネの方、静謐な空気をまとう翻訳家・高田。
表紙真ん中の、モデルの仕事は順調だが、実は“旬はそろそろ?”と悩む永井。

永井は、行きつけの喫茶店で初めて見る高田の持つ雰囲気が気になり、戸惑いながらも声を掛ける。
若くナンパな風体の永井に、最初は訝しがりながらも、話が進むにつれて親しみも加…

4

チャイナ・ローズ 小説

水原とほる  佐々木久美子 

この後、潔中心のヤジロベーの傾きは?

面白かったです。
かなり萌えつぼをつかれました。
借金のキリトリをしている潔と、彼に救われ一緒に暮らしている春来、潔と同級生で今は中華街の裏の支配者である正木との、互いを喰らうかのような執着愛のお話です。
カワイイんだか、せつないのか、わからないけれど、イタくはなかったです。ボロボロになってましたが。
この設定で、なんだか爽やかな読後感って奇妙な気がして、最後に潔は死んじゃうじゃないかと(…

2

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

まさかの人外

漫画家シリーズ、第四弾にしてまさかの人外。
本当に、本当に吸血鬼なの?って思ってたらホントに吸血鬼だったとはー!しかも人化出来る黒猫もいるし!!
今までの漫画家シリーズと全く違う思い切った設定にびっくりしました。

でも読んでみると不思議な位に違和感が無い。
吸血鬼が漫画家ってかなりトンチキ設定だと思うんだけど、するするっと受け入れてしまえるから不思議だー。
瑞祥[攻]が最初はただから…

1

40男と美貌の幹部 2 小説

海野幸  佐々木久美子 

お仕事BLスキーにはたまらない。

お仕事BLって大好きなんです。
きっちりお仕事の描写があるとリアル感を伴ってその世界に入り込みやすくなります。
そして篠宮(上司)のオンとオフの差がたまりません。
なにこのカワイイイキモノ!!
宗一郎じゃなくてもメロメロになるってば。
そして天然「人たらし」の宗一郎さんもあなどれません。
こんな上司欲しいね;-;確かに。
いいなあ、この2人。篠宮が昇進試験を勧めた裏にそんな事情がある…

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