佐々木久美子さんのレビュー一覧

遠藤主任の桃色閻魔帳 小説

chi-co  佐々木久美子 

そそられるタイトル、ギャップ萠しちゃう受け様

いいですよねぇ~桃色って言葉は何故かエロのイメージです、ピンクもそうだけど
日本語表記の桃色は妙にハートを擽りますね。
そして内容は、会社の苦情係、通称奥の院の主任である受け様と営業のホープと
言われてるような女性にもモテる攻め様との一風変わった恋のお話なんです。

タイトルは桃色閻魔帳ですが、本文では「呪言」なんてタイトルが付いてるファンシー
ノートに、受け様が苦情を聞き入れ対応しな…

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遠藤主任の桃色閻魔帳 小説

chi-co  佐々木久美子 

桃色閻魔帳と聞いて、アッチと思ったら、アア勘違い(笑)

「桃色閻魔帳」なんて一体なに!?
表紙からして鬼のツノカチューシャとか、何やら面白さを予感させます♪
かくして・・・
桃色閻魔帳っていうから、ひょっとして外見からエッチ判定してる秘密のノートとか、自分に言い寄る男の秘密の評価ノートとか、身体ランク付判定ノートとか、ついついそっち方面で想像してしまっていたのですが・・・
wwwww当たらずも遠からずwwwwwってか、見事外れた(爆!)
シャ…

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40男と美貌の幹部 小説

海野幸  佐々木久美子 

美貌の受け様にギャップ萌え

攻め様視点のお話中編2作構成です。
攻め様は40歳で本社の製造部勤務で、受け様は33歳支社で幹部候補生。
受け様が攻め様を自分の部下に任命し、他部署からきた受け様を上司としてリードしていくのです。

タイトル的に受け様が40男となぜか勝手に思い込んでしまったため、避けてましたが食わず嫌いでした。
美人で強気でツンデレで…そして健気で初心。
こんなに可愛い受けを見逃してたなんて‼と後悔し…

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吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

世を忍ばない吸血鬼

『吸血鬼には向いてる職業』ってタイトル、うまいですよね。榎田さんらしいです。
吸血鬼といえば、夜に強い。夜に強いといえば、漫画家だ!という(笑)

売れっ子漫画家、黒田瑞祥の正体は吸血鬼。
黒ネコのケイトをアシスタントに、けっこう堂々と現代日本で生活しています。

遅筆で性格に難あり、しかもセクハラもするという噂の問題児な黒田から原稿をもぎ取るべく、漫画を愛する情熱を持ったオタク編集者…

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耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

受のキャラ勝ちかと

BLでは良く出てくる資産家のお金持ちですが、
『耳たぶに愛』に出てくる石神家の人々
(通いのお手伝いさんと息子を含む)
は全く良くありがちなお金持ち臭がしない人々でした(笑)

受の友彦は社会慣れしていない人見知りの変人だし、
お手伝いさんも息子も妙にオープンマインドで。
最初は興味のなかった攻の脩一に友彦と付き合うように仕向ける
友彦と脩一が一夜を共にしても温かく見守ってくれるよ…

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恋に堕ちた翻訳家 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

小悪魔的な攻め

私としては、前半は「趣味じゃない」、後半は「萌×2」くらい。
なので前半読むのに時間がかかってしまった本です。

永井(受け)が高田(攻め)に一目惚れするところから物語が始まるのですが…
一目惚れから高田に声をかけるまで
高田と親しくなるのに近づくところ
高田がなんやかんや言いながら、ちょろっと永井をつまみ食いするところ
あたりまでが、どうにも二人の思考が変で共感出来なくて、宇宙人の…

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リミット 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

同い年で親友CP。

あ~、このCPも大好き!

任務で、良太郎(攻)を庇って被弾し、車いすの生活になった由惟(受)。良太郎を縛り付けている、という思いから解放してやらなければと、リミットを決めて・・・

BLの王道である『親友から恋人へ』ではあるんですが、そこに庇われて怪我をさせた負い目と、そこに付け込んだ罪悪感が絡んで、お互いの気持ちがすれ違って行くんです。
これは一応『両片想い』になるのかな?焦れ…

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ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

女王様だったのか!

と、まず反応するのそこ!?と自分でも思うんですが。でも、シリーズを順に読んで来て、何に驚いたかってやっぱり真城(受)です。

そっち(受)だったのね、というのと女王様でしたか!というのと、どっちにしても驚きでした。これ、予想できた人いるんだろうか、と思うくらい。

5年前、真城がSPを辞めると同時に手酷い捨て方をした清家(攻)と、仕事で再会します。そして・・・

当時、付き合って…

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エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズ1作目。

これが水壬さん初読みだったかなあ?ちょっと記憶の彼方なんですが・・・このシリーズが気に入ったので、作家買いするようになったんじゃなかったかと。
なんか我ながら曖昧すぎて、トシを痛感しました。

『年の差(年上攻)』なんですが、ユカリ(受)が所謂『健気受』じゃないので、『年の差』の王道という感じはあまりしませんが、私は好きです。楽しめました。

ユカリは初めての仕事で、莫大な遺産を相続…

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「エスコート」シリーズ完結記念special小冊子 グッズ

商業誌『エスコート』シリーズ(第1期・6巻分)の完結記念小冊子です。

まず、6CP・12名の『キャラクターデータ』。誕生日や年齢・血液型から、』趣味・特技等、私はあんまりこういうの興味ないんですが、それでも結構面白く読みました。マル秘データがたまにツボ(誰とは言いませんが『実は音痴らしい』とか・・・)。

で、あと半分はSS『オーダー』です。

延清と律が暮らす部屋に、律にお茶に誘われたユカリが訪ねて来ます。シンプルなインテリアで統一されたリビングの一角に、…

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