佐々木久美子さんのレビュー一覧

鬼恋(アンソロジー著者等複数) 小説

桑原水菜  かわい恋  夢乃咲実  佐々木久美子 

せ・せつない。。

ちるちるさんのNEWSで取り上げられているのを見て、私がBLを読むきっかけになった桑原水菜先生の作品に期待して、購入!
鬼×人の恋をテーマにした3人の先生のアンソロジーだったのですが、どれも受けが不憫で、痛切ない作品でした。
読み終わって思わず深い溜息。。
鬼が人を食らうといった表現も出てくるので苦手な方はご注意を。
桑原先生の作品は、桃太郎のお話を鬼目線から解釈した面白い切り口の作品でし…

4

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

えっ、たこさん?!

今回の主役は真城。
彼のワンコとのお話ですが、本編既読なので書下ろし目当て購入。

この書下ろしは貴重だった!!!
確かにメインは清家なのでしょう。
彼がエスコート内で他のメインキャラ達に出会うお話でした。

その中でも超貴重なのが延清カプのところですよ!!!
何気ない話を律としているのが耳に入ってきて
なんとその内容が律が延清の為にお弁当を作ったということ。
そこまでは普通に…

2

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

「俺がいいと言うまで……ダメだ」

旧刊既読のため、書き下ろしのため購入。
今回の書き下ろし「アーリー・モーニング」は、分量少なめ。
なんと! 延清がタコさんウィンナーだと!? 
毎度予想を斜め45度に裏切る延清であることよ。もっと書き下ろしに登場して欲しいです。

本編が加筆修正ということで、流れで本編も読みました。
加筆がどこなのかよくわかりませんでしたが、全体的に非常に読みやすくなっていました。
本編「ミステイク…

4

愛されたくない 小説

夜光花  佐々木久美子 

個人的大ヒット

これ、好き嫌いが分かれると思いますが私には大大大ヒットでした。

攻めが、一言で言うと キモチワルイです。
完全な攻→→→→→受 なので、甘々な雰囲気は期待しない方が良いかも。又序盤にレイプ表現があるので暴力的な性行為が苦手な方にはおすすめできません。

ただただ気味が悪くて暴力的だった攻めが、受けに好かれたいがために涙ぐましい努力をする様が段々可愛く見えてくる...か どうかが好き嫌…

16

愛されたくない 小説

夜光花  佐々木久美子 

電気信号は無視したまえ!

2008年の雑誌掲載に加筆修正した物と、その続きの書き下ろしで構成。
今、2015年ですからかなり前の作品ですね。
表紙絵がひじょうにスタイリッシュなのですが、ただ口絵の恵のギャップが凄まじい。
いくら成長したからって表紙の恵になるかなあ…
サラリーマン設定なのですが、表紙の恵はフリーターか自由業みたいではないですか?
この辺りはどうにも違和感残ります。表紙絵って誰よ?的な。

**…

17

真夏の夜の御伽噺 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

御伽話

摩訶不思議な御伽噺でした。
といっても異世界(嫁の世界)に飛んじゃうような話ではないです。
舞台は現代日本の夏。
汗水たらして営業している受けが主人公です。
表紙左の男性も日本人ですよ~。
はい、何かの精霊とかではなく普通に日本人です。
…表紙見たとき何かの精霊と思ったのは私だけじゃないはずだ!←

憧れの玩具メーカーに就職できたけれど、第一希望だった開発部ではなくて営業部に配属さ…

0

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

女王様とワンコの安定感が最高

エスコートシリーズ、文庫版の第三冊目は、ヘタレワンコ×女王様の鉄板カプ。
シリーズの中でも個人的にかなり好きなカプです。

派遣会社「エスコート」のボディガード・真城(受け)は、警視庁SP時代の部下・清家(攻め)と仕事で再会。
当時真城にこっぴどくフられた清家は、真城を恨んでいる様子で…という話。

同人誌などでその後のラブラブな彼らに慣れてしまっていたので、
こちらの馴れ初め編はか…

2

座敷童に恋をした。 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

家族的な妖怪たち

いおかさん初の人外ものは、吸血鬼とかモフモフ系ではなくオヤジ化した日本古来の座敷童が主役。
関係ないとは知りつつ今流行りの妖○ウォ○○を思い浮かべるが、あいにく私はこのブームに縁のない環境だ…。

亡くなった祖父の住んでいた家を相続した祈(いのり)は、そこで幼い頃の初恋だった座敷童の再会を期待していた。
なのに、その座敷童・咲楽(さくら)は当時の可愛い女の子の成りを潜めてオヤジみたいな容姿…

4

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

惚れたらコドモ

 このシリーズ、ほかは制覇したのですが、本作だけ洩れてました。主役はエスコートのオーナー榎本(受け)。某所で「なめ●じ」呼ばわりされていたほど、ある意味強烈な人を食った性格で、読者の好き嫌いもはっきり分かれそうなキャラではあります。ただ私自身は、自分が間違っても愛されキャラではないと重々自覚したうえで、それでもわが道をゆくしかない榎本のようなタイプ、嫌いじゃないです。

 エスコートの関係者に…

3

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

いびつな関係

本編は既読なので書下ろしのみで。 おおっ、律ちゃん結構小悪魔的な感じが出てますね。 それを無意識にしてるのか? 今回は延清のナンパについていく律のストーリーでした。 1人の女を決めて律を先に帰らせようとした時に延清に発したセリフが以外や以外!! やっぱり律ちゃんだって嫉妬するよね。 本人にそれが解ってるのかどうかが疑問だけども… それは延清もだからお互い様か? 一緒に帰った後はやっぱり速攻で押し倒…

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