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23/58(合計:574件)
いおかいつき 佐々木久美子
M+M
ネタバレ
「非常識な愛情」の続編です。登場人物はそのままで、扱う事件だけが違うといった状態です。裕之の目線で進んでいきます。 裕之(受け)は、恋人・陣内(攻め)と同居して2か月ですが、お互い顔を合わせる暇が無いほど多忙です。そんな中、新米記者・裕之(受け)は、刺されて陣内の勤務する病院に入院した先輩記者・如月に不正のネタを提供されます。その取材中、如月のネタ元が明らかになり…。 相変わらず如月と…
1冊丸ごと表題作です。裕之の目線でストーリーは進んでいきます。 エース記者の先輩・如月にネタを提供され、裕之(受け)は大西総合病院に取材をしようと人間ドックにやってきます。そこで、外科医の陣内(攻め)と出会い…。 如月には仕事のことでふりまわされ、陣内には恋愛と快感で振り回され。できる男二人に翻弄された裕之に残ったのは、トップ記事ではないけれど初めての署名入りの記事と、非常識な恋人との…
水壬楓子 佐々木久美子
snowblack
シリーズ中一番好きなカップル、巽×和佐の続編と 全員集合!という感じのその名も「スペシャル」の二編。 あらすじを読むと秘書に別れを迫られ……と 結構シリアスなのかと思ったのだが、 実際は基本関係ができた甘いトーンの中 曲者な榎本の見せる可愛らしさ、と さらに喰えない大人の巽さんの溺愛ぶりという感じ。 父親とのご対面も、ウエットにならない感じが榎本らしい。 「スペシャル」…
ピピン
「エスコート」シリーズファンの私には、感慨無量。けれど、とても寂しい本です。 ついに、15年間に渡った「エスコート」シリーズが完結しました。 第一期が「エスコート」「ディール」「ミステイク」「フィフス」、第二期が「クラッシュ」「リミット」、第三期が「クライアント」「ダミー」「フィフティ」となります。 1冊ごとに主役カップルが変わる「エスコート」シリーズは、基本どの本から読んでも大丈夫です。が…
カイ
前からあらすじを読んで気になりつつようやく入手。 やっと2人恋人同士になれたのに邪魔をする秘書とは? と、もんもんしてました。 確かに前半のお話は、2人のその後で 榎本の父(巽の兄)とのご対面などありましたが メインは榎本vs巽の秘書でしたね(^^;) 想像してた秘書よりかなり若くてビックリしましたが…。 それにフィフスの後半でほのめかしてた 榎本との関係を話すシーンはなか…
Krovopizza
『フィフス』の後日談(表題作)と、全キャラ登場の同時収録作が、半々くらいの構成。 表題作は、もとは新書版『フィフス』の後半に書く予定だったお話だそうです。 大きな展開はありませんが、このカプ好きには堪らない、甘くしっとりめな後日談となっています。 あらすじ: 巽と恋人になって約3ヶ月。 榎本は、多忙な巽となかなか会えずモヤモヤ。 おまけに、巽を尊敬する若い秘書・守田に、巽と別れ…
榎田尤利 佐々木久美子
表題作、続編「吸血鬼には銀のナイフを」の2作品が収録されています。 漫画家シリーズ4冊目ということですが、私はバラバラの順番で読んでいますが、それぞれリンクはしていない印象で、支障はありません。面白そうなものを読んでいけば良いシリーズです。 全体の3分の2をしめる表題作では、無敵のオタク編集者・藍(受け)が、暇つぶしに漫画を描く吸血鬼・黒田(攻め)の存在を認め、原稿と引き換えに血を与え…
鳩村衣杏 佐々木久美子
マキヲ
大人の恋愛モノですが、半分ほどは頼久(受)の成長物語というか、自我の目覚めの物語かなぁと思います(大袈裟ですが)。 プレイボーイである甲田(攻)が興味本位で頼久に交際を申し込む場面から始まり、交流が進むにつれ甲田が頼久に惹かれていく過程も面白いのですが、頼久自身のピントがずっとズレていて、甲田と一緒にモヤモヤを感じながら読みました。 そして、ある出来事をきっかけに色々な感情が氷解して頼久自身が…
火崎勇 佐々木久美子
作者様のあとがきでは、「ブルーダリア」のスピンオフ…じゃなくて系列編とのことでした。主人公の違う、前作の続編という感じです。 表題作と、前作の主人公・唯南の目線で語られる「ダリアの憂鬱」が収録されています。 「ブルーデザート」 白鳥卓也(29歳)は、従兄弟・唯南の仕事に同行し、仕事の依頼主であるマージドと出逢う。話し相手として連れまわされるうちに、マージドが唯南の隣人・東城に「愛している…
久我有加 佐々木久美子
麗音
落語家のBLというと剛しいらさんの『座布団』を思い出しました。 あの話には笑いあり涙ありで最後はしんみり泣かされたという記憶があり、ふとこの作品はどうなんだろうなと思い手に取りました。 それにカバーのイラストもとても奇麗で色合いに惹かれました。 実は昔も今も落語にはあまり興味はなく、登場人物の設定として萌えるものではないのに、なぜか毎回好きになるのは不思議です。 噺の技術は今ひとつだけ…