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14/58(合計:578件)
火崎勇 佐々木久美子
fiona0109
外資系のIT会社に勤める唯南と唯南のマンションの隣室に住む便利屋の東城。 真面目な唯南とワイルドでなんとなく怪しい仕事をしていそうな東城は全くタイプの違う性格です。 舞台は2人が住むマンションと唯南が勤める会社周辺がほとんどで、大人な社会人のお話かと思いきや…それだけではありませんでした。 あらすじを読まず読み始めたのですが、全く予想していなかった方向に話が進んでいきました。 そういう意味…
杏野朝水 佐々木久美子
杏野さんは初読み作家さんです。 文体は簡潔で落ち着いていて読みやすく、好みでした。 佐々木さんが描かれる体格差と性格の差がありそうな2人を見て、好みかもしれないと思って手に取りました。 保育士の岬と世界中を駆け回るカメラマンの鬼頭。 2人は岬が勤める保育園で6年ぶりに再会します。 鬼頭はまだ岬が高校生だった頃、岬に手を出してあっさりと捨てた男。 年の差がかなりある2人ですが、鬼頭に…
名倉和希 佐々木久美子
165
ネタバレ
うーん、攻めがちょっと好きになれませんでした。 でも受けにとってはぴったりな攻めだと思います。 攻めの横暴で乱暴で優しくないところがどうも。特に日本酒を受けこと石神の顔にひっかけたり、畳をバンっと叩いたり、すぐ舌打ちしたり。個人的に苦手なんです、すみません。 それを除けば脩一は石神の性格や行動パターンを知りつくし、年下のプライドと男の矜持をもっていて。 昔の石神の男のことも石神の為…
鳥谷しず 佐々木久美子
fandesu
個人的イベントですが『鳥谷さん読書強化週間』3冊目。 2015年発行の今作は変態度よりも『教師のお仕事』についてカッチリ書いてあって、萌えは少なめですが、お話自体には大層好感を持ちました。 憧れた末なりたいと思った職業と、自分に向いている職業って違いますよね。 それに気づいた時の律が、今までの考えに固執するのではなく、すんなりと柔軟に考えを変えていくあたりがとても面白かったです。 自分…
鳩村衣杏 佐々木久美子
フランク
印象的な表紙に惹かれて、内容をチェックしたところリバがあるというので読んでみましたが、印刷会社を舞台としたお仕事BLとしてもなかなか面白かったです。 初恋の女の忘れ形見・康太を引き取って、娘婿にしたいと密かに願う印刷会社の社長。 自社の工場で働く康太を本社の広報部へ異動させ、一流のビジネスマンに育て上げたうえで婿入りさせようとします。 育て役として白羽の矢が立ったのは部長の日下部。 …
渡海奈穂 佐々木久美子
渋茶
高校三年から六年続いている友人グループの中でもひときわ仲のいい尾崎とカズイ。 友人グループ内の飲み会でカズイが酔い潰れて強引に尾崎の住むマンションに泊めてもらった時に、寝込み際にキスされたのに気づいてしまった気まずさから避けられるようになってしまう。 携帯電話の番号を変え、黙って引っ越しまで済ますといった尾崎の徹底ぶりにカズイはキレてしまい、強引に再会、仲直りに漕ぎつけたが… 口喧嘩が達…
桑原水菜 かわい恋 夢乃咲実 佐々木久美子
甘食
まずこの表紙に心を射抜かれました、右のお耽美で色っぽい鬼!見つめただけで妊娠させそうなエロスです。左側のうつろな目をした美少年。17歳だけどいつまでも愛らしい為、エロ坊主の稚児として毎晩いやらしいことをされてます。 次のお話はさらなるエロ設定で受けが村人中から性のはけ口として生贄のような存在にされています。最初の二つの話に共通しているのは、鬼より人間たちの方が残酷で、可哀想な目にあってる受け…
夢乃咲実 佐々木久美子
銀次郎
比叡の山寺を舞台に繰り広げられる物語です。 鬼の出てくるファンタジーではあるのですが、歴史もののリアリティがあり短篇だけれど読み応えも抜群でした。 文章や表現がなんとも耽美で、話の雰囲気にも合いますし挿絵もぴったりでした。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 山寺で年寄り坊主の専属稚児として奉仕し、そのことに絶望していた香寿丸。 1日の役割を果たし、身体を清めていた彼の前…
かわい恋 佐々木久美子
kurinn
短編なので一気読みでした。面白かった。続編希望します。村人達の胸糞悪い事。どうせなら滅ぼせば良かったのにと。でも和氣の頼みならばきいちゃう牙狼丸。和氣を悲しませたく無いからとか。他の鬼と違い、角が黒くて、身体の紋様が複雑だったのは実は鬼神だったからって。良かった。胸糞悪い村長なんて雷で焼いてしまえ!まさか双子の兄の志氣は生まれてすぐに間引かれてたなんて。で、和氣の事が心残りであの世に行けなかったと…
コモさすけ
佐々木久美子さんの挿絵は初見ではありませんが、今回非常に魅かれました。 今までだって、お上手という印象はあったのですが、ここまで心惹かれる感じではなかったので少し驚いています。何が違うんでしょう。鬼(人外)だから?発行が新しいものですので少し作風が変わった?などと考えつつも…。 元々描き込み多めの方ですが、大変穿った見方をしてしまうと、アンソロジーの挿絵を全部おひとりで賄ったため、ガッツリ…