total review:280945today:4
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
5/29(合計:282件)
崎谷はるひ 佐々成美
M+M
ネタバレ
2005年出版のノベルス(表題作、ショート)に書き下ろしショートが追加されたものです。 私は表紙イラストと裏表紙あらすじで、受けが主人公(要は茅野を受け)だと勝手に思い込んでいたので、表題作を読んであれ?と最初は戸惑いました。 攻め視点の作品も珍しくはないのですが、茅野(攻め)のヘタレでおたおたしたタイプはなかなか面白かったです。あと周囲には茅野が実は瀬戸(受け)にベタ惚れだとバレてい…
坂井朱生 佐々成美
「ロマンティスト・テイスト」の番外です。 スピンオフ作品や続編で、タイトルにもあらすじにもその表記がないので知らずに読んで、思わせぶりな場面が多々あってモヤモヤしてしまう作品もある中で(坂井先生の作品というわけではないです!)、「番外」と記してくれているこの作品は自分のような者にとっては有り難いのですが、それほど前作との関連がなかった気がします。私は既読でしたが、未読でも大丈夫ではと思いました。…
きたざわ尋子 佐々成美
Krovopizza
あらすじ: 博物館の学芸員を目指す大学院生・和沙(受け)と、兄の親友でベンチャー企業専務の谷原(攻め)は、元恋人同士。 3年の猶予期間を経て、和沙は再び谷原に惹かれていき… 俺様男前攻め×ツンデレ受けの再会モノ。 攻めが受けを幼少期から知っており、受けも攻めを兄のように慕っていた(しかし今はツン気味)というところが萌ポイントです。 両親の死後、会社を継いだ和沙の兄ですが、和沙が高…
和泉桂 佐々成美
ふばば
平安時代BL、「姫君の輿入れ」スピンオフ。 こちらのCPは、藤原将久(名家に生まれた殿上人にして古今東西の知識に秀で、その上「鬼神すら惑わす」という当代一の美男、源実親を凌駕するほどの魅力) x 小野朝家(家柄は一段低い学者一族出身で、書物だけを偏愛し頭はいいが出世欲はまるでない、冴えない貧乏公家)。 前作では、あどけない年下の受けが陵辱される展開が痛かったけど、本作は受けがしっかりした大…
平安時代BL。 受けの狭霧は、左大臣の父が右大臣に張り合ってついた嘘のため、ずっと女の子として育てられてきた。 美しい姫だと噂を呼び、帝が入内を迫ってくる。そこに帝に対抗するための政略として、攻めの実親が忍んで来るのだが…… 当然体に触れれば狭霧が少年だということはわかってしまうのですが、実親は構わず陵辱……狭霧、可哀想。 実親側の言い分では、狭霧が男でも女でも美しいから自分のもの…
可南さらさ 佐々成美
ちぃみな
可南さらささん、2006年の作品。 攻めザマァの隠れた名作と聞いてポチりました。 同じく攻めザマァ系の作品「恋を知る日」(2009)より、 ずっと私のツボを押さえた攻めザマァでした。 全編書きおろしですが、前半と後半に分かれており、 前半の表題作【微熱の引力】は、攻めザマァ系お約束の攻め視点♪ タイトルは、受けが体温高めの体質で、 酔った受けを介抱するときや、悪戯で触れた肌の熱さ…
花郎藤子 佐々成美
さぼ
電子書籍版を購入。 表題作の「ウルバンの月」、その4ヶ月後(?)を描いた「死者の肖像」が収録されています。 あらすじから受けた印象とはちょっと違いました。 もっと、攻めと受けの関係が物語の中心の、ドロドロとした陵辱ものかと思ったので。 あらすじで思わせ振りなことを書いているわりには二人の関係はあっさり落ち着いてしまって、肩透かしな印象。 (なんせ、ドロドロ好きなもんで……)。 …
小林蒼 佐々成美
こにしそる
マラソンの実業団を舞台にした作品です。 一軍でNo.1の名岡と、彼に憧れて自転車選手から移転してきた由輝の先輩後輩のラブストーリー。 スポーツ選手の寮が舞台、というのは珍しく思いました。 選手としてまだまだうだつの上がらない由輝の毎日は厳しいのですが、恋愛においてはそんなに厳しい展開ではなかったかも。 受けと攻めの実力に差がある業界ものだと、それが障害になりそうですが、意外とそんなこと…
神奈木智 佐々成美
AshNY
お月さまシリーズ第3弾。 今回は小原兄弟からは離れて、『嘘つきな満月』で登場した莉大と和臣のお話。 『嘘つきな満月』では、和臣と別れる為に小原館に来ていた和臣、その莉大を迎えに来た和臣というエピソードでしたが、今回のお話はその前後。莉大と和臣の出会いが書かれてる「あの月まで届いたら」と、小原館から帰ってきた後の「水に生まれた月」です。お話自体は前作と繋がりはないので、前作未読でも充分楽しめると…
『今宵の月のように』の第2弾。 前回は小原兄弟の三男裕の初恋でしたが、 今回は長男潤と次男抄のお話でした。 兄弟で?っと思いますが、小原四兄弟のうち潤以外は養子なので、ガチ兄弟の恋愛ものではないです。 ちなみにこの兄弟、血は繋がってないんですがとても仲がいい。 4人ともキャラが違うのでうまいバランスとなっています。 抄は10歳の頃に小原家にやってきたので、自分を引き取ってくれた小原…