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9/10(合計:94件)
紺野キタ
Martha
メイン二人がとてもピュアですごくカワイイです。 これくらいの、ほどよい年齢のBL(BOY'sかどうかはさておき)はとても好きです。 本誌掲載の時期のせいかと思いますが、二人の出会いのストーリーと、「もう寝てます」みたいなストーリーの間に、もうひとエピソードなかったのが残念です。ピュアで時間かかりそうな二人なのに、突然出来上がっていてびっくりしたので、☆4つで。一話一話はとても好き…
羊
ネタバレ
イイ!素敵でした。容赦のない加齢の書き方が!(笑) 表題作のご主人さま(受け?)は、まぁまだ40歳くらい?の美中年なのですが、 「先生のとなり」にいたっては、先生(受け)、絶対還暦過ぎてるだろ!赤いちゃんちゃんこ経験済みだろ!ってな老い具合(笑)。 だって小学校教師時代の教え子(攻め)がウチの所属長(55)くらいに見えるもん! こりゃあもうBLならぬ、爺Lっす!GL! でも、…
榊花月 紺野キタ
むつこ
いじめによって五年間も引きこもりをしている18歳(受け)と、その姉の同僚の会社員(攻め)の、心あたたまるストーリーでした。 少しずつ成長していく主人公の姿と、彼を成長に導いていく寡黙で誠実な攻め。それから、気長に優しく見守ってる家族。 いい話を読んだなァ…と、読後感が最高に良かったです。 こういう、引きこもりみたいな社会問題をテーマに小説を作る場合、扱い方を間違えると、説教くさくてウザいか、ひた…
うえだ真由 紺野キタ
藤棚
幼いながらも真剣な恋をしていた二人が、 ある事件がきっかけで別れざるを得なくなる。 悲しい別れから8年。晴一への消せない思いを胸に秘め、 静かに暮してきた千波の前に突然、晴一が現れます。 恋をして一番盛り上がっている時に、 相手に気持ちを残しながら別れた二人なので。これは後を引くでしょう。 別れてからの8年、千波と晴一がどんな思いで暮してきたか。 それを考えると切なくなりますね……
榎田尤利 紺野キタ
abridange
一見、爽やかな好青年風の大学生・清水。彼は彼であって彼本人ではない。 中身は頬にケンカ傷のある強面の32歳のヤクザ・惣田なのである。 職業柄(?)刃傷沙汰で重傷を負い、そのまま三途の川を渡るはずだった惣田はなぜだかそこで天使に呼び止められ、起死回生のチャンスをもらった。 「四週間のうちに『純粋なる人』と恋愛関係を成立させ、その『純粋なる愛』を主に捧げること」それが出来れば生き長らえさせてやろ…
「ボーイズラブというより、ミドルエイジ(一部シニア)ラブ」 と作者が仰っているように、非常に平均年齢が高い作品集でした。 内容は主従有り、先生生徒有り、ファンタジーに百合も有る!と 盛りだくさんで、お得感いっぱいです。 表題作は若き執事(エリック)と、子持ちの主人(ローランド)の恋です。 自分が主だから、自分からの誘いをエリックは断れないのでは? 年上過ぎて、若いエリックに合わない…
読むだけで、俗世の垢がホロホロ取れていくような、そんな感覚のする優しい短編集でした。 ふわふわした印象の繊細な絵と、優しいストーリーです。レモンサイダーみたいな。 ニオイ系ともちょっと違うのかなァ。性描写はまったくないんだけど、くすぐったいようなエロチックさはあります。 恋を自覚するその直前ぐらいの、フワフワした感覚を描くのが巧いですねぇ。 表題作も良かったんですが、『カエルの王子様』が異常に好…
短編集です。 いい意味でBLっぽくないです。どう表現していいのか分からないんですが、とにかく独特の世界があります。この世界は、文字で説明しづらいな。 美しい詩とか絵画を見たときのような読後感でした。ホワーン、みたいな。 表題作が好きでしたねー。 めっちゃ短いし、込み入ったこともない簡単なストーリーなんだけど、一生心に残ってそうな気がする。 小学生、中学生、高校生、社会人、出会いなおすたびに変化し…
久江羽
よかった、朝から泣いた(朝から読んでたんです)、同時収録に百合ものもあったけど(基本百合は圏外なので)、それでも神評価付けたい。 表題作は主と執事の恋。 日曜日に生まれた子供とは新しい執事エリック(前執事の息子・わけあり)の事。 体が弱い主・ローランドに子供の頃から思いを寄せているのですが・・・ ストイックなと言うべきか、小さく青く消えない炎のような愛と言ったらいいのか、無表情で寡黙な…
コミックス「日曜日に生まれた子供」に収録された「先生のとなり」の続編。 小学生(無自覚)の頃から先生一筋なバツイチ・直也と、 妻とは死別し息子がひとりいる先生こと元小学生教諭・多聞のラブストーリー。 表紙の先生(多聞)が色っぽいです。 物語は地方企業で部長職を務める直也の元へ、 部下として多聞の息子がやってくるところから始まります。 息子(青藍)の前で「乙女のお花畑のような恥じらい…