紺野けい子さんのレビュー一覧

可愛いひと コミック

紺野けい子 

まぶしいです

すっごく!良かった〜!面白い!
2000年の発行なんですね…でも私は全く古さとか感じない。
高2の篠田ナツは、高1の池内に一途に恋してて、当たって砕けろ!と迫る。
この高1の池内がニクいくらいのカレ氏力を持ってるんだな。
この2人の初H!
Hシーンに性器は必須じゃない事がよくわかる。局部描写が無くてもその焦燥感、衝動、快感、羞恥、痛み、何でも伝えることはできます。それがこの作者様の力量。…

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愛の言霊 2 コミック

紺野けい子 

ゆるくてもほどけない結びつき

「愛の言霊2」は、「1」の前日譚でした。2人の高校時代の、友人からそれ以上の何かになっていくその流れが描かれています。

高2になって、大谷に初彼女ができる。
でも「普通の」DT男子と違って、彼女との付き合いに違和感があるような大谷。つい立花と一緒にいる方を選んで、口を開けば立花立花…
ここでも「1」で感じたNLとBLの融合点というか分岐点のような感覚を味わいました。
NL世界に生きる彼…

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愛の言霊 コミック

紺野けい子 

喧嘩するほど仲がいい

紺野けい子さんの作品が読みたくて、まずは実写化もされているこの作品から読んでみました。
同じCPの繰り広げるエピソードを収録した短編集かと思っていたのですが、どちらかというと連作集のようなイメージ。
一読して、女の子の出番が多い。NLとBLの融合点のようなイメージ。

「愛の言霊」
私はBLに女性はイラナイ派。こちらでは男x男CPの片方に好意を抱いてる女子が登場して、ウザいわー。
でも…

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囚われの花びら 小説

高岡ミズミ  紺野けい子 

拗らせ義兄弟

サラリと読了。
2003年の作品に加筆修正+書き下ろしされた1冊ですが
特に時代ギャップを感じることなく読むことが出来ました(^^)

生まれた家に反抗し、家出をして逃げまわる御曹司嫡男の受け。
母の再婚により財閥に入り、義父の言うがまま跡取りのレールを歩く攻め。
義兄弟の両片思いが楽しめるお話です。


ーーーなのですが。
個人的には両片思いの部分はイマイチ萌え補給となりませ…

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傲慢な愛は台詞にのせて 小説

いおかいつき  紺野けい子 

36歳だけどオヤジ攻の域

いおかさんの作品にハマって色々読んだ時期があって、こちらもそのうちの一冊です。他のいおか作品と比べてもちょっと印象が薄いというか、キャラクターも展開もあまり深みがないように感じました。

主人公は美形の青年・亮。実は兄が主催する劇団の脚本を書いていますが、人見知りで顔を出したくないということもあり、そのことは秘密にしています。ある時、憧れていた俳優・高岡の主演する舞台の脚本を担当するとになった…

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今宵、雲の上のキッチンで 小説

ひちわゆか  紺野けい子 

よかった

以前から読みたいと思っていた本です。やっと購入。
思ったより分厚いので驚きました♪
ハイスペックなヘタレ攻めと毒舌笑顔の美人受け
最悪な出会いからの徐々に距離が縮まっていく様子がよかったです。
秘書のおじいさんキャラもよかった。

ただ受けがなかなか自分の正体を明かせない理由が自分的には「そこまで気にすることかな?」と思ってしまいなかなか入り込めず。
攻めも仕事が出来るようなスペック…

2

放蕩長屋の猫 小説

榎田尤利  紺野けい子 

ムカつく攻めなんだけど

凡そ十五年前の、榎田先生初期の頃の作品です。
東京の下町が舞台、受けのまひろは29歳で美人で一応イラストレーター。攻めの優真は二歳年下で、営業マンで、二人は同棲四年目。既にできている男二人のすったもんだの物語。
この優真がね、本当にガキで読んでてカチーンとムカつくわけです。挙げ句の果ては女性と浮気しますからね、こいつは。
二人が住んでる放蕩長屋の主、春彦の方が全然いい男なのに、なぜまひろは…

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雨がやんだら 小説

小川いら  紺野けい子 

受け自身を表現したうまいタイトル

小川さんの作品は、派手さがないのが良いところだと思っております。
以前読んだ『恋心』と雰囲気は似ているかなあ。
しかしこちら、十年以上前の作品なんですよ。
でもその頃にはもう携帯もありましたし、時代設定が古いという気はしませんでしたから違和感はなかったですね。

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受けの郁は、実家で両親、祖母と暮らすフリーの翻訳家、25歳。
妻子持ちの高橋…

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囚われの花びら 小説

高岡ミズミ  紺野けい子 

受けの成長に萌

2003年の小説の新装版(書き下ろしあり)です。

あらすじ:
2年前に財閥の家系である実家を飛び出し、パチンコ屋で働いている実琴(受け)。
ある日、異母兄の聡久(攻め)により連れ戻され、跡目争いに関わることに…

実琴は10代の頃から、異母兄の聡久と身体関係にあり、連れ戻されてからも再び関係を強いられます。
監禁され、無理やり抱かれることを嫌がりつつも、内心は子供の頃からずっと聡久…

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囚われの花びら 小説

高岡ミズミ  紺野けい子 

読みやすい1冊

義兄×弟の初対面からの長い執着愛。20歳と14歳から体の関係があります。しかし弟はいつか義兄と敵対することを恐れて自ら逃げ出しますが、3年後に連れ戻されます。お互いが相手しか見えていないことに気付かないための遠回りでしたが、弟が成長していて物語に膨らみをもたせていると思います。
ノベルスからの文庫化で最後にSSが収録されています。「ふたりのチャペル」というタイトルからして甘いお話でした。
兄弟…

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