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今市子
ふばば
ネタバレ
久々に読み返して、やっぱり笑いました。 本作は「BL」というよりもゲイのいる家族の風景、というかファミリーヒストリーというか… 家族、をコメディタッチに描いた作品です。 主人公は20才の原嶋直人。 両親は5才の時に離婚。原因はパパがゲイに目覚めたから。 そして今、離れて生活していた父親が「再婚」するという。相手は勿論男性。養子縁組を決意したのである… …という冒頭。 そしてそのお…
あーちゃん2016
今年初めて応募してGETしました。A4サイズのカラー用紙(小説は黄緑で両面、コミックは薄黄色で片面)で折り無し、16枚びしっとラッピングされて送付されてくるものですから、迫力!そして全編楽しい、ニマニマ、幸せ!!以下、本編読んでいないものもあって、頼りない内容で申し訳ないですが。 小説の1,2とコミックの2が大好きでした!すいません、以下長いです。 1:「DEADLOCK」副題「How t…
ayaayac
封筒を開けた瞬間、分厚さにうれしい悲鳴をあげました♪ これを小冊子と呼ぶのは申し訳ないぞ。 作品アソートの冊子は、好きな作品の番外編が読めるのはもちろん嬉しいけど、読んだことない作品も雰囲気を知れて読むキッカケになるのが好きです。 早速2冊ポチりました^^ 表紙は鯛野ニッケ先生! 『キスしてシュガーくん!』の武士先輩と佐藤くんが指で合わせハートを作ってるのがかわえぇ! …
烏城あきら 今市子
甘食
烏城さんは、お仕事BLの許可証シリーズも大好きですが、これはサスペンス調でホラーっぽい感じもするので今市子さんの美麗な絵が雰囲気にぴったり合っています。 使われていない開かずの茶室にだけは絶対近づいてはいけません、って言われたら…そりゃあ余計気になっちゃうよねえ。 謎の茶室を誰が使っていたのか明かされていく過程がハラハラドキドキ楽しめます。呪われた一族って感じで耽美に描かれていますが、…
五百香ノエル 今市子
カラフル
久しぶりにBL小説を読んだ気分になれました。最近BL以外の部分に力を入れられた小説を読む事が多かったので、若年期から中年期に至る迄の執着愛はとても新鮮でした。 今は亡き五百香ノエル先生の偉大さを感じる作品でした。ゲイ男性とノンケ男性の一筋縄でいかない恋愛ヒストリーに重みがあって味わい深かったです。人間の感情や生まれ持った気質のどうしようもなさを感じさせられる作品でした。長い目で見る…
とても複雑な恋愛話。後から考えればもう少し周りの人も傷付けずうまくいったんじゃないか?と歯がゆくなるお話です。個性的なお話を書かれる五百香さんと今市子さんの美しいイラストのコラボで前から気になっていた作品です。 普通BLの受けって見た目は男前なのに性格は健気で可愛くって…って話が多数だし自分もそういう物を好みますがこの話の受けは見た目は美しいけど性格が本当に悪い。それも子どもの頃から。 …
み太郎
この作品を昨今のBL作品と同じBLに分類してしまっていいのかと思うくらいエロは一切ありません。 でもその無いことが色気を醸し出したり想像をかきたてます。 エロがない分、ストーリーは重厚な今市子ワールドでLOVEではなく人間味のある物語が多いです。 人間の作り込みが深く、人物がはなしを盛り上げて行きます。 ところどころに散りばめられた言葉や物語も面白い・・・というより美しいです。 そこまで…
そのじつ
元妻と息子のいる男性が、息子と6つしか年の違わない青年と養子縁組(実質ゲイ婚)をする・・・ところから話が始まる。 自分たちにとって自然な生き方をすることによって、周囲に波紋が(特に身内に)広がってゆく、という人物関係の濃密な書き込みが『風と樹の詩』にも劣らないと思う。 ここまでややこしく絡ませるのは曲芸並みだし、それをキチンと爽やかな読後感につなげられるのも、スーパーテクと思う。相変わらずお見…
M+M
私はじれったいのが好きなので、この評価です。 どうにもこれ以上LOVEが深まる予感がしないんですよね。 この二人の関係は進展せず、最後までこのまま行ってしまうんじゃないのー?みたいに思っています。 与三郎は相変わらず女性を抱いているようですし。 其ノ十七から其ノ二十、番外編「昼下がり」が収録されています。 血吸いの百日紅、片袖谷の鬼女、味噌樽の骨、人魚の木乃伊、といった内容でした…
まぎぃ
いよいよ若旦那と与三郎の恋が進展するかと、久しぶりの新刊にわくわくどきどきしながら読み始めましたが。。 各話事件解決の体裁になっていて、恋の方はお預けでした。今市子さんはあやかしものや捕物帖を描きたいんだろうなあ、恋より。それはそれで面白いです。 まあ、二人がしっぽり、という朝チュン的なにおわせるシーンもありますが、若旦那の色気や与三郎さんのいなし芸などは見られません。残念。 「…