total review:279082today:34
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
23/37(合計:361件)
五百香ノエル 今市子
茶鬼
ネタバレ
これを切ないというには、あまりに苦しくて、 これを痛いというには、あまりに切なくて、 複雑なモヤモヤした感情が渦巻く物語なのは確かなのかもしれない。 98年の新装版なのだが、それに多少の手を加えた箇所があるのかどうかは不明ですが、その文章が、作者さんの若さというか情熱をぶつけて、作品の世界にのめり込んで書かれたものなのかなーという印象は大きく見受けられます。 それはラストに挿入された新たな…
今市子
飴玉
率直にホームコメディのようでおもしろい! しかし血縁関係は確かにややこしい。 主人公 主人公の腹違いの兄 主人公の母 母の前の旦那の連れ子 この4人がいきなり同居するというお話。 お母さんの前の旦那の連れ子(養子)と、お母さんの実子である主人公は出会った瞬間からお互いに運命を感じているのに、一緒に暮らす手前ただの兄弟でいるはめに。 お互い両思いなのになかなか進展しません。 …
崎谷はるひ 今市子
クレタコ
帯『俺のにしたい。ていうかもう俺のだろ?』 「花がふってくる」と繋がりは多少ありますが、そちらを読んでいなくても、また読む順番にもこだわらなくていいと思います。 この話のネックは女性です、安定企業に勤めている日下〔受〕は付き合って5年の結婚も考えている彼女が居るのですが、その彼女からどうやら別の男宛への間違いメールが入ってくる様になります。 しかもそのメール内容はヒロという男に対して…
M
袴田涼嗣は、いとこの蓮実秋祐と同居している。 同い年でありながら、大学助教授をしている秋祐のことが涼嗣は放っておけず、ついには「お目付け役」として同居まで買って出てしまう。 ところが、涼嗣が結婚することになり、二人の関係は変わり始める。 当たり前のはずなのに、涼嗣の結婚とともに「家を出る」という秋祐に涼嗣は動揺する。 そして、涼嗣は近すぎる二人の距離を見つめなおし…… と…
けもけもぱぷ
このシリーズは好きなんですが、どんどんネタが微妙になってきて、いつまで続くんだろうと不安に思っています。 BLというより、ゲイの日常生活、主人公たちの日常が中心になってきて、それはそれでおもしろいんですが、受けのお姉さんの話とか、笑うというより、かわいそうだし、哀れに感じてしまって、なんだか楽しめません。 今回、攻めの職場のキャラが、攻めに血迷っているところが、もっともBL的でわくわく…
akiRe*
面白かったです~! 久々、夢中になって読み耽りましたw 最新刊を読むにあたり今回最初から読み始めたのですが、刊を増すごとに面白くなっていきますね、このシリーズ! ホントは神でも良かった位なんですけど、それは更なる期待を込めて続刊まで持ち越しという事でw さて内容の方はといいますと相変わらずままならない鉄平と聖の恋を中心とした彼らの家族、そしてその関係者を巻き込んでのドタバタ展開でございました。 …
どんどん面白くなる「僕のやさしいお兄さん」 毎回毎回、一難去ってまた一難、どころかまたまた色々なものがてんこ盛りになって、一見複雑そうではあるのですが・・・・ はっきりしたのは、哲平は聖を好きだ!ときちんと再確認したこと。 聖も多分哲平への好きは確定だと思うんだけど・・・ どうにも、彼等の家系が複雑すぎて。 哲平を捨てた実母の存在もなにかありそうで、これが次の波瀾の一つになっていく? …
むつこ
先が読みたいような、ここで終わるからいいような、そんな読後感でした。 一人の男に恋をしてしまった兄と弟の話です。 キスシーンは何回かあるけどエッチは無し。てゆかカップルができあがることなく話が終わる。でも、この先どうなるかは暗示されてます。 殴りあったり絶交したり、登場人物みんな脇役含めてワイワイと喧嘩ばかりしててコミカルです。 ストーリーの業界からじんわりと滲み出るのは、今市子さん特有の人間描写…
もこ
背表紙の麗しいイラストにつられてウッカリの衝動買いでしたw や、本編とまったく関係ない罠(*´m`)・・・ワカッテタケド 中身はといいますと、今市子さんによる、今市子的な、BLエッセイです。 BL映画に始まり、舞台、私生活、テレビ、ドラマ。 ってか、ホモ協会てww もう、まさに、リアルの話なのか妄想の話なのか。 最近、BL好きでもない、ノーマルな友達が あんまり私がホモホモいう…
いとこ同士の2人の話です。 兄弟程の禁忌感はないものの、親同士が身内で親戚も顔見知りな中でのいとこ同士。 全くの他人ではない。言うなれれば同じ血族での小さな括り。 それがいとこ同士。 きっかけは修にしかけた、少々悪戯めいても発作的行動でもあった道隆への行為。 それから彼等は暫く会わないのだけれど、再会してそれが恋愛感情だった事に気付きます。 お互いの親にやはり気を使いながら、そ…