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今市子
茶鬼
ネタバレ
今市子さんのこのコミックエッセイも3巻になりました。 今回の表紙男子は、巻頭のテーマでもある就労男子(具体的には引越し屋さんね♪) きっと普通なら作品単行本の巻末にオマケなどで付くエッセイマンガになるであろう、それだけに特化したモノが1冊の本になるなんて(しかも薄いし)よりにもよって何とそれが3巻も!? 理由は当然☆面白いからです! 以前英田サキさんの萌語り本が出たときは、実に紋切り型で全…
jimmy
乙女チック鉄板キラキラBLに飽きてしまった方に お勧め作品です。 今市子先生の物語は難しいのです。話がどこへ飛ぶのかまったく分かりませんから。 終わりのページをめくるまで気が抜けません。この話もドキドキの連続でした。 最後の最後まで主人公が『へタレ』だったよ~。どこへ行っちゃうのかい?おいおい! 読者からのツッコミ場所が満載です。 お互いの気持ちが重なり確かめ合ってのHシーンは「あ~良か…
イサヲ
とうとう終わっちゃいましたね。 読むたびに疲れるお話でありました。 話が進みそうになるたびに、なにかしらアクシデントが起こって足止めされることの連続。 勝手に勘違いして人を振り回すキャラが数人いるし、なにしろ家庭が複雑過ぎる。 3巻で私が期待した井坂ですが、鉄平とはセックスというオマケがついている親友という位置…なのかな。 それでうまいこといってたのに、聖という存在が浮上してきたこと…
今市子作品は BLを越えています。 人間観察が本当にドキッとするほど上手くて 巧みに読者の心のポイントを付いてきます。 ややこしい人間関係の狡さを さらさらと綺麗な絵で 作者自身の人間に対する強い想いが丁寧に描かれています。 感動しました。 『人間愛』です。ノンケもゲイもバイも愛の重さは同じだと訴えてくる物語でした。 主人公のパパが同姓の恋人を連れてきて「結婚宣言」をします。 そこから…
パッと目にする表紙がとても綺麗です。 今市子先生は腐の萌え心のくすぐり方をよ~くわかっておられます! ネクタイ姿が萌え萌えの美しいリーマンと黒タートルがお似合いの気だるい美中年の組み合わせですよ。(【相棒】を思い浮かべてしまうのは私だけですか?水谷豊さんですよね?私の妻の影響がここにも表れてきています)リーマン×中年で合ってますよね? 表紙だけを見てず~っと永遠に想像してポイントを語る事が出…
いやー、雑誌を読んでないのでね一体いつ終わるのかとのんびり構えてたんです。 そしたら帯を見てびーーーーくっり!!! おおーーー!!完結したーーー!! 今市子作品は、ホームコメディラブみたいな様相がお約束なんで、元からワクワクドキドキというより、安定の安心でどっしりと構えていられるんですよねw 複雑な人間関係が面白くて、時々ラブはまあいいや、って思っちゃう(笑) 一癖も二癖もありそうな人た…
ハイ爺
みなさんが書いてらっしゃいますが、すっごいスローペースな連載作品で、単行本も忘れたころに…なもので、どこにレビューを書こうかとまよったのですが。 シリーズのなかでBL的には、この2巻に収録の与三郎の過去話、先輩とのお話が抜きん出て印象深かったのです。女を共有することで繋がろうとするノンケの愛憎、って書いちゃうとミもフタもないですが…。幽霊話としても、もの悲しくもゾっとする、萌えるし情感あるし…
鳩かなこ 今市子
ofnotice
明治風の文体と時系列のはっきりしない描写で、慣れない読者は面食らうかもしれませんが、 軽薄短小コンパクトすぎるBLに飽き飽きでござる!という方にはぜひともおすすめしたい。 時は大正、しかし大正浪漫というよりは赤貧の詩人とその妻、その詩人を見つめる編集者。 ほかに友人の画家や、編集者の家の実質的な家令など、さまざまな人間関係がおりなす BLというよりは人間ドラマに近い様相を呈しています。…
崎谷はるひ 今市子
クリボウ
両極端な女性ふたりの印象が強くてBLとしてのカラーは弱い。 …けど物語としては面白かったです。 皆様方のレビューを読んで受け身がとれていたのかも(笑) モンカノ(モンスター彼女)と化した美久の荒ぶりが強烈! それこそ上を下への混乱へと巻き込んで、それが主人公たちの仲を後押ししたのは皮肉ですが。 受けの日下があり合わせで、ちゃちゃ、とご飯を作って、弱っている攻め:阿東に食べさせる場面がありま…
わたしがBLにハマって買い始めたのは2008年、でもこの作品に関しては2003年に購入してました。今先生はわたしにとって別格な漫画家さんなのです。(BL初心者にお勧めな作家かも?! このお話は文庫にもなってるみたい?)。 今さんが描くと、BLも人間ドラマになってしまう~~。「人間が描けている」なんて言い方がありますが、読み応えがあります。でも、萌えを求めると物足りないかな。 絵は独…