剛しいらさんのレビュー一覧

花扇 小説

剛しいら  山田ユギ 

艶の磨きはどうかける

解ける様に語られる噺上手・山九亭初助の
語られざる陰の物語。
それは、人と言う玉を磨く為の技術の物語。
男を惑わす艶を如何にして際立たせるかと
言う術を静かに伝える物語。

絶品、でしょうね。

1

水の記憶 小説

剛しいら  雪舟薫 

生活能力皆無のかわいいドクター!

主人公如月先生は小児精神科が専門でクリニックを開業しているお医者さまですが、クライアントのことを考え出したらすべてがそっちにいちゃってトリップしちゃいます。そのおかげで、生活能力はゼロ!掃除も調理も何もできない、しかも恋愛や性にかんしてもいたって淡泊!
最初の患者佐々木洸太に押しかけられ、彼のかいがいしさについこういう生活もいいかなと懐柔されてしまう如月先生!
いいんかい、それで本当に!|ω・…

5

パパは大変! 小説

剛しいら  CJ Michalski 

変わられたら困る事もあるよな

今回のテーマはいわゆる「入れ替わり」です。パパと息子が入れ替わってしまったという話。
なので、基本的には、他の物語のように、片思い⇒両想いが全てというわけではないわけです。むしろ父と息子の愛の深まりようを堪能いたしました。
パパ視点と息子視点が別けて描かれているために、二人の物語を読んだという感想。ちょっとお得??


入れ替わった睦実。
つまり、パパの体に言った、家での第一声

2

炎の記憶 小説

剛しいら  雪舟薫 

生活能力、やっぱりゼロ!でも、かわいい・・

炎をみると記憶を失うという高校生が登場し、人の記憶力の不思議が語られています。( ゚Д゚)
記憶をなくしていた間になにかされているという不気味さはあるものの、それが親友の仕業であると高校生がうすうす感ずいているので不気味さもそれほどではないです。
今回は如月先生の心理分析は、佐々木に対してと自分の恋ゴコロに向かっているので、前回ほどのさえはないです。(´ヘ`;)
しかしながら、心理分析の妙…

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