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剛しいら かんべあきら
ミチル
「フェイク」の続編です 「フェイク」ではペーペーだった陽平も今回は俳優として大きく飛躍します でも、そうやって羽ばたこうとしてる陽平に寂しさを感じる社長信敬。独占欲丸出しなところがちょっとウザイ萌えウザ まぁでも全体的にみると以前として二人はラブラブ。会えない時間や小さなすれ違いも絆を深めるスパイスのようですね。ごちそうさまでしたって感じ。 それにしても毎回見る度に思うのは、かんべさん...
剛しいら 巴里
高坂ミキ
剛しいらさんは、作品によってかなり評価の分かれる作家さんのようなのでこれを買うのもちょっと勇気がいったのですが、他所様で評判がよかったので思い切って買ってみて正解でした。 このお話は吸血鬼ものです、表紙のイラストからして吸血鬼っぽいですものね。 ただ、巴は吸血鬼ではあるのですが、自ら人間の生き血を吸う牙を持たない出来損ないの吸血鬼、しかしそれ以外の吸血鬼の特性は持ち合わせているゆえ見た…
「月の秘密」の続編に当たる本です、単独でも楽しめますが「月の秘密」を知っていた方が尚楽しいということで「月の秘密」と一緒に読む事を強くお勧めしたいです。 裏切り者の凶弾に倒れ、なぜかすごく冷静な気持ちで「あぁ…自分はこのまま死ぬんだな…」と考えた後、ずっと想っていた相手に好きだと言う気持ちを伝えていなかった事に気づき後悔するという事はよくある事ですね?(無い無い!) 真城もそんな感じ…
前作「月の秘密」「夜の秘密」と続く「秘密」シリーズ第3弾です。 シリーズとは言え登場人物は変わっているのでこれだけでも楽しめますが、リンクしてる部分がまったく無いわけではないので先の2作も読んでおいた方が2度も3度も美味しいかもしれません。 交通事故で突然両親を失い天涯孤独の身の上となった天之 昴(あまの すばる)はある夜金髪の美しい男性と出会います。 「君の望みは全てかなえてあげる」と…
剛しいら 櫻井しゅしゅしゅ
むつこ
いやーもう、すごかったです。 読み終えてタイトルを見て、これほど納得したことはないというほど納得しました。実にタイトル通り。 剛しいらさん、突っ走ってました。 恋を知らないプレイボーイの麗。 そんな麗は、詐欺集団の一味である隼人に誘拐され監禁され犯される。んで惚れる。 ここまではありがちな展開です。 しかし剛さんは突っ走ります。 更なるマッドサイエンティストな悪役を登場させて、麗と隼人のふたりに…
剛しいら 山田ユギ
幼馴染みモノで再会モノです。 高校時代に付き合い、別れ、五年後に再会して付き合い、また別れ、また付き合い…みたいな話です。 大きなドラマのない小説だから、趣味は分かれると思う。私にはツボでした。ただ痴話喧嘩を繰り返してるだけなんだけどねー。 セックスシーンも好きだった。 私は意外とセックス描写の趣味が狭くて、合う小説が少ないんだけど、この本のは好きだったなァ。なにが良いのかきっちり分析はできてな…
剛しいら 小山田あみ
主役の二人はエリート警部の陵知義と、心理分析官の藤丸空也。このふたりの視点が入れ替わりながら物語は進んでいきます。 心理分析官の空也は、事件を推理しはじめると、犯人の意識と同調(シンクロ)してしまうという特殊能力を持っています。犯人の意識を取り込み、まるで二重人格のような行動をしてしまう。 新しい任務の犯人が、「ゲイで男を誘惑するタイプ」だったもんで、そういうタイプに豹変した空也は、近くにいた陵を…
葡萄瓜
多分、芸能ものと言われるジャンルで落語を 取り入れてここまでじっくり味わい深く仕上がった シリーズはないのでしょうね。 舞台装置としてだけではなく心情機微にまで 落語が組み込まれ深い深い味わいになって います。 同人誌と言う形で再版はされているものの、 出来れば文庫でもう一度帰ってきて欲しい 名作です。
剛しいら 石原理
主役のヤクザの若頭の辰巳さんがめちゃくちゃカッコイイです。クールで行動力があって頭がよくて、舎弟たちに心酔されている。 そんな辰巳をマゾヒストな誘い受けにしちゃってるところがスゴイ。 しかも相手役が辰巳の部下の安藤。彼は辰巳の身の回りの世話のすべてをやってて下僕状態なんですが、セックスのときだけ逆転する。 ホストと知事の息子という美味しいカップルもいたんですが(スピンオフして掘り下げて書いたらかな…
剛しいら 北畠あけ乃
ふなにーず
途中までは本当にスリリングで、よかったです。 後半主人公の人格がかわっていたような気はしましたが・・・。 でも、さすがの筆力ですね。どきどきしました。