高峰顕さんのレビュー一覧

ラブシートで会いましょう 小説

青野ちなつ  高峰顕 

トレンディードラマのようなお洒落感

再会ものですが、この形で再会した場合、女性はかなりの高確率で落ちるでしょうね。
この話は攻めがすっごくカッコイイです!
受けは元々、スチュワーデスと向かい合わせになる席に好んで座っていたくらいだからノンケなんだけど、なぜかこの攻めにはフラフラ~としちゃうのが分る気がします。自然な感じ!
結局、再会したその日に抱かれています。
いや、でもそれはそうなるよね!って思う魅力が攻めにあったと思う。…

1

白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

北アルプス、アルペンルート、山の魅力たっぷりと

朝陽の恋人は山で遭難したまま、遺体も見つからない。
葬式は遺体のない空の棺で行われ、朝陽にはどうしても死んだという事が納得できていない。
ある日、待っても帰ってこない悲しさから自暴自棄になり、恋人が眠る山に軽装備で登ってしまう。
自殺志願者と間違われ保護された山小屋で、ベテラン山岳警備隊員の浅田の親切心に触れ、やっと恋人の死を受け入れて生きる事ができるようになった。
山小屋の管理を任されな…

5

華やかなロマンス 小説

橘かおる  高峰顕 

色々と意外性のあった作品でした

表題作の「華やかなロマンス」は、ちょっとひねくれ者のホテルグループの経営者・日下と、謙虚で純粋(ちょっと天然)な花屋の店員・和泉の、「プリティーウーマン(マン♂)」的な恋愛が描かれます。

和泉は両親を事故で亡くし叔父夫婦の家(花屋)に引き取られたのですが、その家の一人息子(和泉にとっては従兄弟にあたる)伸行の存在に押されがちで、自分の魅力に気付かずにおり、何事にも謙虚過ぎる態度で接しています…

4

ロシア君主の高慢な恋情 小説

羽鳥有紀  高峰顕 

お馬鹿だけど可愛い。

初めて訪れたロシアの大富豪・ルキアン。
最初の出迎えが悪かったのか香月に無理難題を押し付けていたのだったが、何故か急に好条件の融資の話を持ちかけられ――。

ありがちな強引攻めなのかと思ったら、実は――、という理由のある攻・ルキアンでした。
しかも強引なんだけど年下、という、時々敬語になったりして、年下攻好きさんにはオススメですv
そして、受の香月。
ルキアンにも作中で散々言われてます…

2

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

これぞ小林典雅節!

話題の奇作、小林典雅にしか出来ない小説!それがこの美男の達人!

顔は良いが彼女いない歴25年、上遠野はモテない上司につられて美男塾へ。
夏秋に一目惚れして思わず入塾するのだが、さぁこっからが小林典雅節!


ん?BL?何それってくらいの講義シーンの力の入れっぷりに脱帽!!
上遠野の恋の行く末は?夏秋の反応は?

そんなの後々!
非モテ男がモテ男に変身するための情報が満載!
講義シーンに力を入れす…

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