高峰顕さんのレビュー一覧

美・MENSパーティ この美メン、取扱注意につき 小説

牧山とも  高峰顕 

生きるのがしんどそうだわー

「美・MENSパーティ」シリーズの最新刊。
美・MENSパーティとは、BL漫画家である海老原正美(PN野々宮ユリカ)が萌えを補給するために開かれるパーティです。だからこのパーティに招待されるのはイケメンぞろいという、まさにBLのためにあるような舞台。
ちなみに一作目の「ヘタレ」は正美の兄が受け。
萌えのためには自分の兄ですらネタにしてしまう正美には脱帽です。

今回は、スタイリストの深水…

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Libre Premium 2013 WHITE SNOW グッズ

「やぎさん郵便」4ページSSに悶絶w

マガビーへ移動後、音沙汰無しが気がかりな
草間さかえさん「やぎさん郵便」より澤×有原!
わずか4頁に、破格の萌が詰まっていました♡
◆【第十九話目、深夜】Citron20号の続き
深夜、一緒に眠る澤と有原。
「…あつい」と起き上がる有原に、
すぐ気がつき甲斐甲斐しく世話を焼く澤(眼鏡なしのスッピン顔に萌♪)。
「酒のせいだと思うが…」←いやアナタに後ろ抱きされてたせいでは?w
澤の…

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夢の家で僕を見つけて 小説

夢乃咲実  高峰顕 

働き者で健気な青年のシンデレラストーリー

この作者さんの3冊目だが、
基本どれも少女マンガのようなシンデレラストーリー。
私はこのパターンが好みではないのだけれど、
こういうのが好き!という方には、王道で読み易いし甘くて幸せになれる作者さんかも。

両親に先立たれ酷い叔父に働かされて暮す貧しい青年・拓が、
青年実業家・塙と出会い結ばれ、しかも!
繰り返し夢に見ていた海辺の日本家屋の相続人だった……
書き下ろしでは、遅まきな…

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美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

BLで笑えるなんて

小林さんの本はすべて既読です。
その中でも、かなり好きな作品です。
ただ、受けが攻めへ片想いして通い出す美男塾セミナーの内容にひじょーーにページを割いている為、読み返すのはキツイですが…(苦

攻めの上遠野の片想いがページのラスト辺りまで続く、珍しい作品かなと思います。
大抵はもう少しはやく両想いになったりしますよね。
受けの美男塾講師の夏秋が、外見や対外的な社会人としてのイメージを覆…

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掠奪のメソッド 小説

きたざわ尋子  高峰顕 

う~ん・・・

『純愛のルール』のスピンオフである『掠奪のルール』の続編です。
本編『純愛~』は大好きなのになあ・・・

スピンオフの方が長くなるのはきたざわさんの基本パターンですが、私はこちらも含め本編の方が好きなケースが多いので、たいてい微妙な気分になります。

それにしても、やっぱりこう来るんですね?と言いたくなるくらい『きたざわさんの(シリーズものの)お決まりのエピソード・展開』でした。
き…

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掠奪のルール 小説

きたざわ尋子  高峰顕 

本編は大好きなんだけど・・・

『純愛のルール』のスピンオフになります。

こちらもきたざわさんの『年の差(年上攻)』のパターンのひとつですね。私の苦手なタイプの。

う~ん、確かに個人的にものすごくダメな『大人げない(幼稚な)攻』ではないんですが、それでもこの柘植(攻)はまったく好みじゃない。どころかかなり苦手です。
『純愛~』で脇だったときは、それなりに味のあるキャラクターだと思ってたけど、メインになるともう無理…

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純愛のルール 小説

きたざわ尋子  高峰顕 

安定の甘さ。

きたざわさんの中でも、私のかなり好きなタイプの作品でした。

『年の差(年上攻)』で『ヘタレな男前攻』というだけでも嬉しいんです。
イヤ、この場合『ヘタレ』は単なるオプション(個人的な好み)ですが、とにかくきたざわさんの『大人げない(幼稚な)攻』がものすごく苦手なので。←もともと『年だけ大人で幼稚な攻』自体がもう無理なんですが、きたざわさんのそのテの攻キャラクターは特にダメなことが多いんで…

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Home,sweet home. 小説

吉田ナツ  高峰顕 

実験をする時は本人の許可を取ってね・・・

なんぞこれ・・・

購入した理由が記憶喪失ですが、
読み返したら内容はすぐに思い出しました。

そうそう、
珍しく攻めが監禁されるお話でした。

普通の監禁物はだいたい攻めが受けを監禁して陵辱するパターンですが、
こちらの作品は攻めが監禁されて鎖でつながれており、
受けさんからスタンガンで抵抗しないようにやられていました。
よって普通の小説にありがちな陵辱シーンがありません。…

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そして世界は君のために コミック

高峰顕 

意外とツンとしている

 岐多島は一度藤枝に捨てられているのに、その藤枝が訪ねてきます。唐突な訪問に対して、岐多島は、3回のエッチで諦めさせるというのです。すごくスピードのある展開です。
しかも、甘い恋愛ではなく、あくまでも義理で割り切ったようなエッチや物言いがちょっとあっさりしすぎな気がしました。

 ところが、藤枝に抱かれても、思わず突っ込んで「反発」をする受けの岐多島が、私にはかわいく見えてしまったのです…

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英国貴族は船上で愛に跪く 小説

高原いちか  高峰顕 

愛すべきヘタレ迷惑男

作者既刊でデビュー作の「旗と翼」や2作品目「花と夜叉」そしてこの作品が3作品目、
1,2作とはまた一味違った内容ですが、タイタニックが自沈だったのではと言う
「トンデモ説」を題材にした内容でした。

まぁ、出てくる船はタイタニックでは無いのですが英国貴族で名門船主一族にかかわる
保険金詐欺の陰謀とその一族の嫡男であり子爵エイドリアンとスクール時代の後輩で
恋人でもあった融との10年にも…

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