高尾理一さんのレビュー一覧

夜に濡れる蝶 小説

高尾理一  せら 

高尾先生の得意なパターン

高尾先生単発モノお得意のパターン。
大前提として攻めはハイスペック&エネルギッシュ、受けは美人&仕事ができる。
そしてハッピーエンド。

1、理不尽なまでに攻めに嫌われシャットアウトされる受け
2、アクシデントをきっかけに受けへのエロ感情が芽生える
3、エネルギッシュ攻め、下半身にエナジーを送り続けワリカシ早めに下半身の意見に忠実に従う。受けの意見は参考程度。
4、ガッツンガッツンエ…

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愛咬の掟 小説

高尾理一  緒田涼歌 

刑事の橘へのビビリっぷりがキラリ☆

本編より橘と刑事のカラミが非常に面白かったです。
単純に面白かった。

冒頭、拉致監禁され永瀬に無理矢理強姦され体液まみれになって動けなくなっている刑事。
そこへギャラリーを招き入れて、橘と一緒に精液ドロドロ開きっぱコウモンを嘲笑、子供の夏目をドンビキさせる。
もう冒頭のここだけで無理!胸糞ワリ!!で、1回投げたのですが、やっぱりお金出して買ったし…ともう一度手に取り読み始めたら~??

3

百年の恋 小説

高尾理一  円陣闇丸 

受けの人格が同じ

この作品を読んだ前日に「傲慢君主の専属契約」を読んだのですが、受けの職業が違うだけで他は全く同じだと思いました。
2作品とも完成度は高いと思いましたが、私はどっちかを読めば十分だなと、両方を読んでしまうとテンプレートかよ!と思ってしまって逆に価値を下げるような気がしました。

独特のバタ臭い表現とか、仕事に誇りを持っているところ、仕事で実力があり評価されているところ、攻めに最初は不当に酷い扱…

4

お侍、拾いました。 小説

高尾理一  亜樹良のりかず 

細身でスラッ身長があって優しそうな子?

絵がイマイチ……受けの顔がなんか、犬神家の一族のスケキヨのように見えてしまってなんか、じっと見れない。怖い。
全然細くてスラッとしてて優し気じゃない。怖い。

それとページ数はあるのですが、この説明って必要?とかこの設定って必要?と思う部分が多くて、途中からセリフ部分だけ読んでいきました。
……すみません、正直に言いますと、エッチに至るまでが長すぎた!!
まだ!?まだなの!?もうページ無…

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傲慢君主の専属契約 小説

高尾理一  実相寺紫子 

序盤セクハラダッシュ!

のっけからセクハラ全開。
正直セクハラが雇い主・スーパーイケメン・大金持ち・馬主だから成り立ってるというか、加齢臭プンプンさせたオヤジとか、煮詰まったアレの臭いプンプンの浮浪者とか、変態臭プンプンのオタクとかだったら成立しないほど、序盤は超強引に「君がして欲しそうにしてたから」とかでガンガンセクハラしまくってます。
実際受けは美人さんらしく今までにも何度か馬主にセクハラされてきたようです。

2

「初めてのデート」ファミリー・バイブル番外編ペーパー グッズ

ヘタレなモノグサ君が頑張りました

『初めてのデート』のタイトルを見た時に、2人が付き合い始めた頃の事かな?と思ったのですが違いました。
お話は茉莉衣ちゃんが中学2年生になったということなので、『ファミリー・トライアル』から3年後の事だと思われます。

茉莉衣ちゃんが学校のスキー教室で四泊五日家を離れている間のお話です。
いくら茉莉衣ちゃんがいていつも3人一緒だとしても、この時まで2人だけでデートしたことがないというのにはち…

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ファミリー・バイブル 小説

高尾理一  小椋ムク 

家族モノとしては萌

あとがきによると、2000年に新書版で出版された作品の文庫版に当たるそうです。
主な登場人物はサラリーマンの長永と長永が住むマンションで隣室に住む翻訳家の逸木と逸木の娘の茉莉衣ちゃんの3人です。
この茉莉衣ちゃんが最初に登場した頃には8才なのですが、とてもおしゃまで大人びた女の子で、実はこのお話は茉莉衣ちゃんが牛耳っているのではないかと思うくらいなのです。
長永と2歳しか違わない逸木はとても…

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狼の妻籠み 小説

高尾理一  沖銀ジョウ 

好き嫌いが分かれそう

人狼族のボスである攻が、はぐれ狼の先祖返りな受を見初めて、必死にアプローチする話でした。人外もふもふ好きとしては外せない1冊です。

基本は人間社会なんですが、攻が現れてからというもの、受が関わる人関わる人どれもこれももっふもふなので、読んでて非常に楽しめました。
人狼族が人型で会うときは尻尾と耳を出すのがマナーとか(笑)
おかげで挿絵がかわいいのなんの。攻まで可愛くて萌えのボルテージは最…

1

狼の妻籠み 小説

高尾理一  沖銀ジョウ 

拒絶される攻め萌え

高尾先生なので絶対面白いハズ、と思いつつも長らく敬遠してました。
その理由は三つあって、①群れのトップをアルファと呼称するのがオメガバースを思わせて心惹かれなかったこと、②ケモノ×人間は好きだけど、ケモノ×ケモノはあまり興味なかったこと、そして③ネタバレで読んでしまった特殊設定が地雷だったから。
しかし結論から言えば、すごく面白かった!萌えました!!
①に関しては全くオメガバース感はなかった…

4

天狗の嫁取り 小説

高尾理一  南月ゆう 

悪くはないんだけど…

高尾先生のお話はどれも面白いので、期待大で読み始めたのですが。
うーん……なんか今ひとつ、パンチが足りない…

攻めの剛籟坊は終始大人で優しく、受けのことも、軽い気持ちで手を出したわけではないことを示す描写もあって良かった。のですが。
何だろうな、なんかいい人過ぎたというか……不満はないのですが、パンチがないのですよね……。
一方の受けは、嫌だ嫌だ帰りたい帰りたいの一辺倒なので、中盤でち…

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