高嶋上総さんのレビュー一覧

重ねる指先 小説

きたざわ尋子  高嶋上総 

雨音とともに・・・

きたざわさんではかなり好きな作品です。

きたざわさんは基本的に好きな作家さんなんですが、なかでも2002~6年くらいがいちばん私の好みに合うものが多いですね。これもそうですが。

もうすごい『ベタな王道』です。きたざわさんではよくある『なんでも持ってる年上攻×薄幸の健気受』の年の差ものですが、その中でも私のお気に入りのパターンです。←もともと『年の差・健気受』は非常に好みではあります。

4

兇暴なる殉愛 小説

今城けい  高嶋上総 

オールバックって格好いいですよね~

お話は、攻め視点から始まり、基本受け視点で、時々攻め視点が混ざるような感じです。

--以下ネタバレと感想を含みます--
玲也(受け)は父親である議員の秘書をしており、高圧的な父の存在、愛人の子どもということで、いつも厳しく当たる義理の母親と祖母。自分を道具としか見ていない家の生活に疲れているのですが、実の母親が病気で療養する必要があり、その費用を出して貰ってる負い目があり逆らえません。

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ワイルド・ロック (新装版) コミック

高嶋上総 

色々ありますね

旧版も読んでいましたが新装版も発売当時に購入。再読です。

古代ものです。
湖岸を守る種族のエンバと、敵対する種族(森を守る種族)ユウエンのお話。
“永遠を誓う儀式” や諸々にとても萌えたのですが、
どちらかというと、外伝のほうが好みです。

外伝ではエンバの父親(セレム)とユウエンの父親(ユニ)の少年時代の
お話になっています。
読んでいる最中、特に終盤はすごく切なかったけれど…

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非BL作品

時あかり 妖筆抄奇譚 非BL 小説

  高嶋上総 

ここで終わりは勿体無い!

妖筆抄奇譚シリーズ第2巻です。今回は前作にも登場した、軍人の青年がメインとなっています。

慶吾の親友である、帝國海軍少佐・香上捺瑪。秘かに想っている女性(でも人妻)のため、彼は事件を解決しようと奔走します。絵を盗まれたことを契機に、御影と慶吾も事件に巻き込まれ…。

事件に関しては今作も拍子抜けでした。でも、各キャラは良かったです。特に捺瑪。ちるちる様はBLレビューサイトなので、男女カプ…

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非BL作品

風戯え 妖筆抄奇譚 非BL 小説

  高嶋上総 

設定は萌え

大正時代を舞台にしたファンタジー+ミステリー小説(非BL)です。タイトルに「妖」の文字が入っていますが、妖や妖怪はほとんど登場しません。

主人公は大学で民俗学を研究している榊慶吾(おそらく20代)と、天才少年絵師・御影。御影は慶吾が初めて愛した女性の弟です。慶吾は御影の衣食住の面倒を見ていて、御影が厄介事に巻き込まれると助けたり、「ばかたれ」と注意します。つかず離れず、二人は一緒にいました。…

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犬も歩けばフォーリンラブ コミック

高嶋上総 

犬好きにはたまらない

BLでネコ耳はよく見る気がするんですが、犬耳ってあまり見ないですよね?(私の気のせいかもしれませんが・・・)
私、ネコ耳にはそれほど萌を感じないんですが、この本に登場するボーダーコリーのクロには萌x2でした・・・犬好きということもあるかとは思いますが・・・犬種がツボでございました。
漫画で、なかなか犬でもボーダーコリーは見ないと思うので貴重でございます(笑)。
しかも高嶋さんが描かれるとカッ…

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小説リンクス9周年記念プレシャスBOOK グッズ

いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

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兇暴なる殉愛 小説

今城けい  高嶋上総 

何処までも思いがすれ違う二人

かなりハードな経済ヤクザの攻め様と政治家の父の元で
秘書をしている受け様とのすれ違いハードラブです。
二人は2年間だけ同じ養護施設で同部屋で受け様が実父に
引き取られてからも隠れて合っていたのですが攻め様の素行の
悪さと実父の家の世間体の為に会う事を禁じられ合えば攻め様を
警察に引き渡すと脅され、受け様は心にも無い言葉で攻め様を
付きは放し10年の月日が流れ偶然の再会をするのです。

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ワイルド・ロック (新装版) コミック

高嶋上総 

背景と人物とストーリーが絶妙なバランス

自分がたてたトピで紹介されていたことから読んでみました。
結構いい感じに華美なため、古代BLというよりは古代「劇」BLっぽく見えます、ライオンキングみたいな。

いくら女性っぽい顔立ちとはいえ、さすがにこんな薄い服装で騙せるとか普通には考えないだろう!とか、
材料が素朴な割に服装の形が非常に奇抜でどこのへんの古代をイメージしたんだろう?とか、
重箱をつつけばいろいろ気になる点はあるんです…

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ワイルド・ロック (新装版) コミック

高嶋上総 

旧版、新版両方読みました

旧版の方では本編のレビューを書いたので、こちらでは新版に加筆された「チャイルド・ロック リターンズ」(書き下ろし)と「SWEET HOMEへようこそ エンバ&ユウエンインタビュー」についてレビューしようと思います。

「チャイルド・ロック リターンズ」は「チャイルド・ロック」より数年後、ナヴァが4歳くらいかなぁ。
エンバとユウエンが木の実を集めに森へ行ったのを追ってきたナヴァがヤンチャでとっ…

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