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7/50(合計:496件)
椎崎夕 高星麻子
渋茶
ネタバレ
2010年刊。 一冊読み終えた後は萌えと残念さが入り混じった感覚だなってのが率直な感想だった。 まず、裏表紙のあらすじに載っている"最悪な第一印象"よりも、受け・啓(さとる)の壊滅的な家事能力の無さと、攻め・羽島の世話焼きぶりに目がいった。 ここから二人のやり取りで共通している性格は、独自のこだわりの強さなのかな?と伺えたのだけど… "合わない性格のようで…
松幸かほ 高星麻子
2014年刊。 本当は『秘密の夜にして』から先に読みたかったのだけど電子書籍化されていない為に読めず… 何やらこの話の主人公・和馬があちらでは別カップルの当て馬だったらしく、もし順番に読めていれば印象が変わっていたかも、というのがちょっと気掛かりかな。 この話では偶然再会した高校時代の部活の先輩・尚紀が亡き姉の子を引き取っていると聞き、彼の片付けられない性分を知っている和馬が心配してその…
樋口美沙緒 高星麻子
碧雲
この物語の神界は、魂の色で美醜を評価します。なので闇落ち寸前の狗神を浄化した比呂は、世界一の美人と憧れの人になっていました。 狗神が、眷属を預けていた青月という狗神が、 大事な伴侶が身代わりになって死亡してからずっと、哀しんで闇落ちしてしまう。 青月が闇落ちすると、狗神が預けた眷属にも影響が及んでしまいます。 青月の事情を知った比呂が、気の毒な青月を救おうとしますが、 不安心配症の狗…
夢乃咲実 高星麻子
2009年刊。 自分は、総じて一昔前によくあった『昔の一目惚れを引きずって大人になってから偶然の再会を果たし、勘違いを経て両想いになる』という甘々な話が好きだ。 この話もそれに当てはまる。 教科書会社に勤める新人・悠里に任されたのは、詩の掲載の承認で交渉が拗れた著作権の持ち主に会って再度許可を取り直すといった難題だった。 案の定、その人物・元宮が経営する会社に赴くもアポイントどころか門…
桜木知沙子 高星麻子
桜木さん初読み。 この作家さんは出身地の札幌にこだわりがあるらしいとどこかで見た気がするが、確かにこの話の舞台も札幌だった。 キャラ文庫では2009年刊だが、雑誌での初出が2003年とあって、どことなく古き良き?素朴さを感じる。 自分が良く読む男子寮ものって現実味が薄くフワフワしたところがあるのが多いかな。 永実(ひさみ)は高二にもなって一人では眠れないほどの超怖がりなのだが、両親の転…
きたざわ尋子 高星麻子
2016年刊。 (-_-)… ここまで話にもキャラにも喰いつく事ができなかった、集中して読めなかったのは久々だった。 ほとんどがお隣さん姉弟との近所付き合いの延長の中で、朔海への過保護ぶりを見せつけられるだらだらした展開に苛ついてしまった。 大学生になった朔海に絡んでくるチャラ男くんも当て馬として中途半端どころか、何の為に登場したのか意味不明で滑っているし、幼なじみの正晴も朔海の番…
可南さらさ 高星麻子
momo5
再読。 作品の本質に触れるネタバレをしておりますのでご注意を。 こちらの作品、色々やらかした攻めが自分の過ちに気付き、後悔する描写にこちらの心臓もギューっと切なくなる作品です。 私、可南先生の書かれる攻めザマァ的な展開に激しく萌えます。 本編とショート「新婚夫婦のその後の話」が入っております。 本編は基本的に鈴音(受け)視点で進み、時々、東悟(攻め)視点も入ります。ショートは…
柊平ハルモ 高星麻子
2011年刊。 バイオリン一筋な生活だった彩斗が父の急逝によって今後の家計に悩んでいるところから始まるのだが… え!?そもそも父親の会社経営が行き詰まった末だとか幼い弟も居るとか、柊平さんの他の話でも読んだぞ、と… …とにかく、夢と現実の板挟みにグルグルと悩んでいる彩斗の前に、突如現れた博達(ひとさと)が全面的支援するとパトロンを申し出ただけでなく、自身の事も好きになってほしいと迫って……
小中大豆 高星麻子
165
前から気になってた作品でとうとう読めました。途中で諦めそうになりましたが。 とにかく里の一途さ健気さにこの評価です。 生き物の生と長く厳しい修行を乗り越えて、五明に会いたい一心で。 無事に化け狸になれて、なんとか五明を探し当てて、無事に雇ってもらえて本当に良かった。 再会出来た時の里の泣く姿を想像してうるっと来ました。 里は必死で狸の正体を隠してましたが最初から五明にバレバレ…
雪代鞠絵 高星麻子
2017年刊。 レーターさん買いで購入したものの、雪代さんは過去に読んだ作品2冊が合わず、どうも相性がよろしくない予感の作家さんだったのでちょっと心配した。 その過去作品がどう合わなかったかと言うと、どうも攻めが貴族のような残酷さを持ち併せているのに、終盤では都合よく揉み消されてしまう感じにもやっとしたんだよね。 ちなみにこの話は紙本で読んで、あとがきにチラリと書かれている電子書籍限定お…