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小中大豆 高星麻子
カモミールおばさん
とにかくほのぼのです。 子狸が助けていただいたご恩を返すべく、漢方薬局を開く五明先生のもとを訪れ、毎日がんばる話です。 子狸の名前は里。 なんでも一生懸命ないい子。 純真無垢。 妖しい薬屋さんの名前は五名先生。 漢方薬局を営む麗人。 どこか浮世離れした雰囲気があります。 里は助けられた恩返しで、家事や漢方薬局の調合や雑務を一生懸命お手伝い。 自分のことは後回し。とにか…
樋口美沙緒 高星麻子
渋茶
ネタバレ
2013年刊、狗神の花嫁・続巻。 比呂も決心したうえで狗神の元に嫁いできた訳だし、鈴弥も大いに反省しているのもあって、前巻で感じていたわだかまり部分は昇華されていると思う。 それにしても、数十年以上の年月をさらり数年単位の感覚で捉える神様世界の時間軸って並みじゃない… しかし甘々な新婚生活とは程遠いようで… 狗神の愛の重みは自覚しているものの、それでもかつての彼の眷属を取り戻すのが最善…
2012年刊。 攻めが狗神だというのにモフモフを愛でるには程遠い一冊。 何せ、おばあちゃんが急に具合が悪くなったのに、20歳になったからといきなり異世界に連れ去られ、意志疎通もないうちに狗神に襲われる状態では比呂に心を開く余裕はない。 乱入してくる八咫鴉の神と連れ合いの鈴弥も比呂を利用できるズルさがあって、ほっこりを味わうどころではない。 前半は結構ヘビーかも、な展開だった。 狗神は…
可南さらさ 高星麻子
はるのさくら
こちらも攻めザマァを楽しめる1冊(☆▽☆) 受け様は、大財閥主の祖父をもつ鈴音。 攻め様は、鈴音の後見人となった東悟。 初めて出会った時、優しく相手をしてくれた東悟に淡い恋心を抱いていた鈴音。 祖父亡き後伴侶として家族なろう、と言ってくれた東悟がとても嬉しかったのに。 いつしか鈴音に対してぶっきらぼうな態度しか見せなくなった東悟ですよ(# ゚Д゚) ホント、なにその冷淡…
間之あまの 高星麻子
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懐かしい作品のレビューを見かけてたまらず再読しました。 間之さんの王子様攻めの首位を争うくらいキラキラゴージャスで溺愛甘々ですね! お話は王道というか様式美というか、甘くて切ない初恋相手と再会し恋人になるも相手の将来を考え身を引くという。 だけど流衣の嘘は全く通じてなくて。 できる限り逃げたのに…。 はぁ。初恋の甘酸っぱさ、再会からの怒涛の展開、悲しい別れ、王子様が迎えに…
間之先生のお話の中でも、抜群に糖度高めのお話。 ひたすら安心して甘いのを堪能したい時に手に取る1冊です(´∩。• ᵕ •。∩`) 受け様はテキスタイリルデザイナーの流衣。 攻め様はグローバルに展開している大企業の副社長でフランス人のラファエル。 7年前に、ラファエルが事故で目が見えない状態で出会っていた2人の再会ラブストーリー。 当初から、言葉にできなかったけれどお互いに恋…
松幸かほ 高星麻子
フランク
受けは面倒見の良いキャラだし、攻めも悪くないんだけど、どちらにもピピッ!とくるものがなく、さらりと読了してしまいました……。 攻めはあんなにダラシない&残業多い仕事なのに、シングルファーザーはそもそも無理だけど、受けの職場が、残業禁止ゆえに定時帰りが可能という職場で本当に良かったねと思いました。 というか、絶賛いやいや期の二歳児なんて我が子ですらこのまま置いて帰りたい……と思うくらいな…
コウダユキハ 高星麻子
ももよ
研究所の事務で頼まれると嫌と言えず引き受けてしまう人の良い上月。だけど人付き合いは苦手。 そんな上月に仕事を頼んできた研究者の羽賀は、話の流れで自分の名前を偽り、そのまま上月と友人関係になる。 上月は羽賀との会話で心地よさを覚え。。。 最初は、羽賀との関係がテンポ良く、ほっこりした気持ちで読めるのですが、羽賀の本性みたいなのが同じ研究者の前河とのやり取りで見えてくると、どちらがホントの羽…
愁堂れな 高星麻子
碧雲
実際に、ひょっとしたら、佐久間のように偽装婚は多いのじゃないかな 佐久間と流田の二人の間の思いやりのすれ違い。なんとも切ない。 大学入試で知り合った二人。 試験会場で、消しゴムを忘れた佐久間に、消しゴムを割って渡した流田。 流田の好意に、涙を流して感謝する美少年の佐久間。 流田は、受かれば行こうと思う程度だったのに、佐久間と一緒に学びたいと、真剣に受験する。一目ぼれだった。 そ…
黒崎あつし 高星麻子
2007年刊。 ふむ…月海(受け)と智秋(攻め)どちらも王子さまっぽい容姿ではある。 元カノ・夏生の大いなる誤解により、月海が某私立高校の臨時教師を請け負うように仕向けられるといった無茶な出だしに、趣味に合わなそうな心配はあったが… 読み進めていくと、各キャラの描写がなかなか興味深くて好感触に変わっていった。 高校内で再会した夏生弟・智秋が慣れない月海を常に気遣っていたのでひと安心…