高星麻子さんのレビュー一覧

壁際のキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

不器用・頑固が何故モテる?

「壁際のキス」ラストに至るまではいつも追いつめられているから”壁際”なんだな、っていうそんな押しの強い年下攻めと、押される年上。
作家さんは「いつもより華やかに、別荘で二人きり」というシチュ目標があったらしいですが、まぁ、華やかっていえばそういう業界も出てきますがいかんせん主人公が地味で(苦笑)
まだ26歳設定なのに、やけにおっさん臭い真面目で固い地味受けが結構好みでしたww

主人公の哲…

1

しらさぎ城で逢いましょう 小説

水瀬結月  高星麻子 

天使の梯子に見たモノは

今回は世界的な賞も受賞しているカメラマンと
雅楽奏者を目指して見習い中の大学生の同級生カプのお話。

二人の再会に出会いの回想を絡めてまとまるまで。

二人の出会いは中学生の時。

受様の父は
宮内庁楽部に籍を置く篳篥奏者であり
とても才能のある奏者でした。

一人息子だった受様も雅楽が大好きで、
父の跡を継いで宮内庁楽部に入る道を
期待されていました。

しかし、宮…

0

しらさぎ城で逢いましょう 小説

水瀬結月  高星麻子 

大好きな姫路城・・

私の好きな姫路城のお話でした♪
2カップルのお話です。「しらさぎ城で逢いましょう」「その指で恋をおしえて」「夜桜の下で逢いましょう」
の3作品が載っていて、1つ目が表紙の二人「和倉×鳴深」次が「鞍野×律」3つ目がこの2カップルのお話です!

1つ目は再会モノですね~・・なんかキュンキュン?ピュアピュア?なお話でしたね~悪くは無かったです。
今の水瀬さんの出されるものと、ひと味もふ…

0

R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

最後の展開がなければ

結構普通に萌え評価だったんですが、
正直最後の受けの白倉さんのあの逃げ腰っぷりは…。
攻めの麻也くんの為を思って
彼の為に(将来性のある関係)を優先させてあげたい
という気持ちに負けそうになってしまって
「男の自分のほうが引かなきゃ」って思いに駆られて
しかも、それ自体に耐えられないにしても…
一応相手の言い分くらい聞いてやってらどうかな、普通に…。
恋愛は一人でしてるもんじゃない…

5

R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

どうしてこんなアクの強いキャラクターを沢山登場させたのか

美形に並々ならぬこだわりが感じられる橘作品。
いつもはそんな「特別」な彼らの焦れったい関係に萌えたりできるのですが、今回は駄目でした。

主役二人も含め特に脇キャラたちが、容姿ばかりが先攻した幼い人間性の集団に見え、物語に入り込めませんでした。
エキセントリックさを魅力として昇華しきれていない印象。
せめて学生ならスルーできたかもしれませんが、モデルという特殊な業界とはいえ、年齢に見合っ…

4

Pretty Baby(3) 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

テンドンな展開

新装版で書き下ろし有の3巻で、完結巻です。
忘れ去っていた学園祭と、またまた新たにタロに迫る刺客?到来って感じな3巻です。いい意味でも悪い意味でも、いつものモードでした。

生徒会長・日浦騎一(高三)俺様攻め×学園祭実行委員長・遠野小太郎(高二)天然元気受け
待ちに待った学園祭がやってきて、会長はクラスでホスト姿で接客をすることに。
遠目から会長っぽい人が美女と浮気をしているのを見て邪…

1

Pretty Baby(2) 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

ワンコは学習能力ゼロ

新装版で、書き下ろし+おまけありの2巻です。
会長からのお仕置きや鬼畜度が更にパワーアップして、失禁描写もあるので苦手な方はご注意。

生徒会長・日浦騎一(高三)俺様攻め×学園祭実行委員長・遠野小太郎(高二)天然元気受け
お金持ちな会長の別荘にお邪魔して楽しく釣りをしてラブラブかと思いきや、暗雲が。
近くに別荘があるという稲葉先輩に会って、告白されてしまって。

また横恋慕キャラが…

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Pretty Baby 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

王道学園物

新装版で、書き下ろし+同人誌収録の物も収録されています。
まだ1巻なのに、2巻の後日談となる「正しいお正月の過ごし方」が収録されていて、ネタバレ全開な内容なので、2巻を未読の方は、このエピソードだけは後で読んだ方がいいです!
そんな事を全く知らずに読んでいたら、2巻で知りたかった内容がネタバレされまくりで、2巻の展開を知ってしまって楽しみが減ってショックでした。
収録するのであれば、せめて2…

3

ひそやかに、降るように。 小説

麻生雪奈  高星麻子 

好きを再確認できた作品

かなり久しぶりの新刊です。前の新刊がいつだったか思い出せないくらい(調べたら三年前でした)。
読んでいて、麻生雪奈の色がとても色濃く出ていたストーリーだと思いました。
花、ケーキ、優しいけど切ない、どんよりしていても最後は晴れ渡り虹がかかるような感じ。
展開の軸はどこかで見たことがあるような大堂な路線でしたが、文体が好きなこともあり多いに楽しめました。

今作品で一番印象に残ったところは…

1

旦那さまなんていらない 小説

黒崎あつし  高星麻子 

どこまでも本気な彼に惑わされ

今回は傾いた自社を立て直した複合企業の青年社長と
とある事情で攻様の家に居候する高校生の年の差ラブ。

二人の出会いから受様が絡めとられて恋に落ちるまで。

受様は17才の高校生。
受様は女手一人で育ちますが、
めでたく母の再婚が決まります。

結婚式でも元気が良過ぎる母は
花嫁のブーケも張りきって放り投げ
勢い余ったブーケが落ちた先にいたのは
白いタキシード姿の受様でした…

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