高星麻子さんのレビュー一覧

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

あまあまの一冊

律也と櫂、お互い相手を思う気持ちが強くて、読んだら、幸せな気持ちになります。本編だけではなく、二人の新婚生活も読みたいです!あと、レイのこともちょっと気になって、スピンオフが有ればいいなって思いました。何度でも読み返したい一冊です。

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運命の許婚者 小説

夢乃咲実  高星麻子 

ありがちなんだけど、胸キュンしました。

元華族で旧家の悠里は、父親の会社に入社せずに教科書会社で働き、アパートで一人暮らしていた。
苦手な課長に面倒な仕事を頼まれた悠里。
教科書に載せるはずだった詩を、今になって書作権者の孫がクレームをつけてきたのだった。
著作権者の孫である元宮は有名な青年実業家で、悠里は元宮の会社へ電話をかけても、直接会社に訪ねても取り次いでもらえなかった。
そんなある日、義母から電話があり、週末実家へ帰ると…

2

飼い主はなつかない 小説

菱沢九月  高星麻子 

きれいなお話

はじめてこの方の本を読みました。
最初はイラストで気になって購入したけれど、
中身もイラスト通りの美しいお話だったv

受けの子がツンというのはよくある話だけど、
最初のツンのレベルが高すぎて、逆にすがすがしいくらい。
ツンというようりも、人嫌いというか、人間を人間と思っていないからなんだろうけれども、ここまで来ると人に好かれるのは無理だろうなと。

なのになのに、攻めの子は、綺麗…

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高濱兄弟物語 小説

秋津京子  高星麻子 

双子?

正式なタイトル名は「高濱兄弟物語」です。
兄弟モノスキーとしては兄弟モノとあらすじにあったらこれは読まねばですよ!

秋津さん作品は前に読んだ事があったので内容はまあこんなもんだろうなーという感じ。
物語の作り方や、文章力がどうも深みがないというかちと詰めが甘いんですよね。
千尋[攻]と一樹[受]は双子って事になってはいますが、実際には誕生日も違います。
一樹はおそらく自分が養子なんだ…

1

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

ファンタジー全開

杉生さんの、ロマンチックな部分が人外をテーマにしたことでいい感じに表に出たファンタジーでした。
かなり厚い1冊になっていますが、お話は難しくありません。
小さい頃から彼と共にありたいと願った少年が、約束の日を迎えるまでの、その約束を果たす為に解決しなければならない障害を取り除き、結ばれるまでといったお話です。
ヴァンパイヤといえば薔薇♪、そして狼男とか、狩人とか、色々な霊的(?)存在が登場し…

5

そして世界は色づいた 小説

橘りたか  高星麻子 

一つの印象だけで収まらない変幻自在さ

この作品に、色々とまんまと(?)裏切られましたw
まず、あらすじを読むと何だかはすっぱなフリーター男子と殺し屋の組み合わせ。
きっと内容も、多少ハードボイルドを含むアクション系のものなのかな?
そして、イラストは、高星さんのきれいな絵でしょ。
この方の描く主人公少年のイメージが綺麗なはかなげな上品な少年というイメージがあって、このあらすじから受けるフリーターのイメージが全然しない。
殺し…

4

ありえないキス 小説

神奈木智  高星麻子 

ありえるキスでした!笑

あらすじから、「弟が告白してきたのに、お兄ちゃんとくっつくの!?」と思っていたのですが、そういうわけでもなく、弟の方は、ホントに純粋に憧れてて友達になってもらいたかっただけで、弟を通じて、透と雅がであったという感じでした。

ブラコンな兄・雅なので、もしこれがお互いが知りあって恋に落ちてから、実はブラコンなんだってわかれば、透は弟に対して気が気じゃないかもですが、弟の方が自分に気があるのに、よ…

1

臆病なキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

こういうのを「健気」って言うんだろうな。

攻めに対してとか想いに対してとかじゃなく、生き方そのものが健気。
ちょっと切ないです、彼の人生が。

由哉は子供の頃弟を亡くしたんですが、母親がそれを受け入れられず、「佑哉」を求めるあまりやがて心が壊れてしまいます。
目の前にはちゃんと生き残ってくれた由哉が居るのに!
結局由哉が弟になりきって生きるんですが、私は納得いかんっ!!!
親だろうがっ!と実に腹立たしいんです><
「佑哉」は…

1

壁際のキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

なんだか、まったりしてて、もったりしてた。

なんだか、ぼや~っとしたお話だった気がします。
う~ん、上手くいえない。皆さん上手にレビューされるなぁ……。
ホント、「ぼや~」で「まったり」で「もったり」な印象なんです。

互いにすれ違ったり戸惑ったりはあるんだけど、取り立てて波乱も無く、ビックリな展開も無く、ドンデン返しも無く……、人様の恋愛をぼーっと眺めてた感じです。

ツッコミどころは色々とあるんですよ。
「生垣で怪我したら…

1

花嫁いりませんか? 小説

黒崎あつし  高星麻子 

思い込みが見えなくさせるモノ

今回は受様の友人から押し付けられたボディガードと
傾きつつある一族の庶子でイベント会社社長のお話です。

受様のお家事情を絡めて2人の出会いからまとまるまでと
後日談として従妹の結婚式の様子を収録。

受様はやんごとなき血筋の名家の宗主が
愛人に生まれた子供です。

一時期は後継ぎとして扱われますが
正妻に男子が生まれると本家から追い出され
別宅での一人暮らしを強いられます。…

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