高星麻子さんのレビュー一覧

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

おとぎ話みたい

ヴァンパイヤのお話に詳しくないので、夜の種族や浄化者・契約者など色々出てきてこれ以上でてきたら説明を流し読みしようと決めたところで、ちょうどそれ以上増えなかったので理解できる範囲でよかったです。読んで字のごとくなのも多いので分かりやすい方かもしれません。

攻の櫂が王子様みたいでとても素敵でした。攻が薔薇の体臭って普通なら大笑いしちゃってとてもステキ!とは思えないんだけど、ヴァンパイヤというの…

6

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

BL本の表紙じゃないですよね・・・

いや、すっごく綺麗で可愛くていいんですが。

イロモノ、ですよね~。『女の子として育てられた』ってだけでもそうだと思います。でも、意外とシリアスタッチなんですよ。未希(受)が、生い立ちのわりにあまりにも純粋です。もっと捻くれてても無理はないと思うんですが、このピュアさが上手く活かされてましたね。秀治(攻)のヘタレ具合もよかったですよ。16歳に押されて押し負けちゃうあたりが。まあ、もともと以前…

0

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

売り込み。

冴(受)が、元気で一生懸命で押せ押せなんですが、それが全然うっとうしく感じませんでした。もう清々しいくらいでしたね。ポジションとしては『受』なんですが、ただ待ってるだけの『受け身』じゃないんですよね。そりゃ、隆司(攻)もオチるよな、って微笑ましくなってしまいました。

隆司のキャラクターが、最初のうち掴みにくかったんですが、まあわからないではないです。なにせ相手は15歳の子どもですからね。そり…

2

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

言葉通り、趣味じゃないです。

評価の高い作品に、大変申し訳ないんですが・・・

最初から最後まで、全く話に乗り切れませんでした。なんとか頑張って最後まで読み切ったって感じです。キャラクターもお話の流れも、何一つ共感できないまま終わってしまいましたから。

基本の設定自体は、好みのはずなんですよ。文章力にも問題ないですし。
それがここまでダメなのは、やっぱりキャラクターなんでしょうね。比呂(受)ははっきり言って嫌いなタ…

11

恋人がなぜか多すぎる 小説

神奈木智  高星麻子 

いいね

記憶喪失というか人格が入れ替わってしまうというおはなしです。
最初、私はこの作品のタイトルの意味がつかめずに結局誰と誰がどうなんだー
としびれをきらし最後のほうを見てしまった大ばか者です(笑)

簡単に言うと攻め様は志木君で受け様は瑛君
志木君めっちゃかっこよくてめっちゃ萌えたんですけど、彼のイラストが出てくるのは、ななななんと扉絵だけ。
いったいどーなってんの~~~と叫びたいとこです…

2

不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

まじでw不器用ww萌えた

はじめの攻め様と受け様の関係もグッと来ました^^
ああいう犬猿関係好きです。
あと、攻め様の言葉攻めたまんないっす’W‘
最後のほうはいい人でしたが。
個人的に話の展開が好きでした
二人を取り巻く環境(人間関係)も幅があって飽きさせなかった(個人的に)
お互いの気持ちが分かり合うまで時間がかかるのはすきです。
じっくりと。みたいな
遠回りも悪くないっすよ’W’

最後に、もっと…

1

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

作者さまは好きでしたけど…

今回はどうも個人的にはダメでした。
高評価ばかりの中でちょっと申し訳ない。

どうしてもひっかかってしまったのが
そこでお祖母ちゃんのもとを離れるって…(どん引き)
神に祈るにしたってその場で祈れよ…。
なんでお祖母ちゃんの姿が視界から消える場所まで行けるんだよ。
ヒロくん、頭おかしい…(すいません…)

あとの描写でさほど信仰心もないのが描かれてるし
どう考えてもこの行動がダ…

13

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

愛情深い心故に愛する事を忘れた神様

とっても素敵でファンタジックなのに耳&尻尾の萌え心も
ガッチリ掴みつつ切ないまでの情の深さと人間が忘れた信仰心
なんて骨太設定もしっかりしてて惹きこまれるストーリーでした。

受け様は10歳の時に雪山で遭難し、父親共々命が尽きようと
していた時に、里の神である狗神と出会う。
そして父親は亡くなったが受け様は何故か狗神を祀る神樹の根元で
奇跡的に助かる、でもそれは狗神が助ける代わりに2…

4

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

もう、ただ樋口さんファンです・・・

樋口美沙緒さんの新刊!
尚且つ「狗神の・・・」ってことで、
発売を非常に楽しみにしていました。

樋口さんの文章って不思議です。
大概の本だと、主人公たちが危険や悲しい場面にあっても、
「ああ、こういうシチュエーションね~」と物語の一場面としか
捉えるにすぎないのですが、
樋口さんのお話は、
主人公たちの「気持ち」をじかに感じさせてくれます。
だから、感動してしまう。

B…

2

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

人を思う気持ち

最初に書いちゃいます。
とっても胸に迫るものがあってちょっと切なさもあるんだけど、主人公達の気持ちが実によく伝わって、それが感動という形で涙を誘われちゃいました!
題名に苦手要素である「花嫁」って付いてしまっているので、最初は悩みましたが、何で花嫁って題名につけたかな~?
作中では「伴侶」という呼び方をしていて、まさにそれにふさわしい存在をしめしていたので、この題名だけが自分的惜しい要素でし…

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