高星麻子さんのレビュー一覧

全寮制櫻林館学院~ルネサンス~ 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

ちょっとショック……。

 シリーズ2作目です。

 ソルトラムと呼ばれる学院のエリート集団のメンバー・白伊香月は、尊敬する兄達に倣い、エリート中のエリートの証である学院の生徒会長になるのが目標の優等生であった。
 そのため、香月は品行方正な真面目を絵に描いたような生活をしていた。
 そんな香月の幼馴染み・奥園蓮は、香月とは正反対の奔放すぎる生活と振る舞いをしていて、香月を怒らせてばかりいた。
 そんな蓮のことな…

0

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

気分はマイフェアレディ

作者の弁によるとマイフェアレディ風な作品だと言う事でしたね。
全体的に全てが甘い雰囲気のお話ではあるのですが、所々で受け様が
苛められるようなお話でもあるし、思いがけない出生の秘密が明らかになる展開です。

母親を亡くしてから唯一の身内だった叔父が亡くなり、突然叔母に追い出される
可愛そうな受け様、叔父の為に入院費などもバイトで工面して、貯金も0円
一文無しで追い出されて、公園にいた受…

3

蜜色カノン 小説

柊平ハルモ  高星麻子 

似たような話はある

親の急死で困っているところ、かつて親に世話になったからと面倒をみてくれる・・・
とよくある(実生活ではないけど)シチュエーションですが、裏のない登場人物達で
逆に新鮮でした。あまあまです。

イラストもキレイ。主人公の彩斗が女性的なのが私的には減点ですが
きらいではないです。

1

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

おとぎ話みたい

ヴァンパイヤのお話に詳しくないので、夜の種族や浄化者・契約者など色々出てきてこれ以上でてきたら説明を流し読みしようと決めたところで、ちょうどそれ以上増えなかったので理解できる範囲でよかったです。読んで字のごとくなのも多いので分かりやすい方かもしれません。

攻の櫂が王子様みたいでとても素敵でした。攻が薔薇の体臭って普通なら大笑いしちゃってとてもステキ!とは思えないんだけど、ヴァンパイヤというの…

6

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

BL本の表紙じゃないですよね・・・

いや、すっごく綺麗で可愛くていいんですが。

イロモノ、ですよね~。『女の子として育てられた』ってだけでもそうだと思います。でも、意外とシリアスタッチなんですよ。未希(受)が、生い立ちのわりにあまりにも純粋です。もっと捻くれてても無理はないと思うんですが、このピュアさが上手く活かされてましたね。秀治(攻)のヘタレ具合もよかったですよ。16歳に押されて押し負けちゃうあたりが。まあ、もともと以前…

0

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

売り込み。

冴(受)が、元気で一生懸命で押せ押せなんですが、それが全然うっとうしく感じませんでした。もう清々しいくらいでしたね。ポジションとしては『受』なんですが、ただ待ってるだけの『受け身』じゃないんですよね。そりゃ、隆司(攻)もオチるよな、って微笑ましくなってしまいました。

隆司のキャラクターが、最初のうち掴みにくかったんですが、まあわからないではないです。なにせ相手は15歳の子どもですからね。そり…

2

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

言葉通り、趣味じゃないです。

評価の高い作品に、大変申し訳ないんですが・・・

最初から最後まで、全く話に乗り切れませんでした。なんとか頑張って最後まで読み切ったって感じです。キャラクターもお話の流れも、何一つ共感できないまま終わってしまいましたから。

基本の設定自体は、好みのはずなんですよ。文章力にも問題ないですし。
それがここまでダメなのは、やっぱりキャラクターなんでしょうね。比呂(受)ははっきり言って嫌いなタ…

11

恋人がなぜか多すぎる 小説

神奈木智  高星麻子 

いいね

記憶喪失というか人格が入れ替わってしまうというおはなしです。
最初、私はこの作品のタイトルの意味がつかめずに結局誰と誰がどうなんだー
としびれをきらし最後のほうを見てしまった大ばか者です(笑)

簡単に言うと攻め様は志木君で受け様は瑛君
志木君めっちゃかっこよくてめっちゃ萌えたんですけど、彼のイラストが出てくるのは、ななななんと扉絵だけ。
いったいどーなってんの~~~と叫びたいとこです…

2

不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

まじでw不器用ww萌えた

はじめの攻め様と受け様の関係もグッと来ました^^
ああいう犬猿関係好きです。
あと、攻め様の言葉攻めたまんないっす’W‘
最後のほうはいい人でしたが。
個人的に話の展開が好きでした
二人を取り巻く環境(人間関係)も幅があって飽きさせなかった(個人的に)
お互いの気持ちが分かり合うまで時間がかかるのはすきです。
じっくりと。みたいな
遠回りも悪くないっすよ’W’

最後に、もっと…

1

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

作者さまは好きでしたけど…

今回はどうも個人的にはダメでした。
高評価ばかりの中でちょっと申し訳ない。

どうしてもひっかかってしまったのが
そこでお祖母ちゃんのもとを離れるって…(どん引き)
神に祈るにしたってその場で祈れよ…。
なんでお祖母ちゃんの姿が視界から消える場所まで行けるんだよ。
ヒロくん、頭おかしい…(すいません…)

あとの描写でさほど信仰心もないのが描かれてるし
どう考えてもこの行動がダ…

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