高星麻子さんのレビュー一覧

薔薇色の部屋 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE― 小説

岡野麻里安  高星麻子 

受け様のバディーは猫嫌い

逢魔刻対策特別課(通称・ゼロ課)が舞台の2作目、普通に幽霊が見える人達&幽霊が
キャラクターとなって活躍するストーリーです。
BLと推理もの+怪奇現象の主である幽霊さんが登場している作品ですが
BL的には軽めで、ティーン向けの文庫だと思うのですが意外に奥深いです。
この作家さんの作品は主役の二人以外にも素敵で個性的な面々が多数出ているので
かなり楽しめるのですよ。
BL風味じゃ物足りな…

1

プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

じっくりコトコト。

初読みの作家さんでした。
なんというか、ガッツリ系ではない分、じわじわやさしい感じの文章とでもいいましょうか。
BL初心者には読みやすいかな?
でも、じれったいのダメだとダメだろうな(苦笑)

陸には秘密がある。
それは友人の対木を好きなこと。
ゲイであることも誰にも秘密。
けれど、そんな秘密を笹渕に見抜かれて。
そういう対人関係とかを学ぶために「付き合う」ことになるのだが…。

2

Over The Rain 小説

橘紅緒  高星麻子 

最後まで読まないと解らない

橘さんの作品は読み終わってみれば好きなのですが
もうとにかく「長かったーー」と(笑)
ラストにならないとすべては解らない。
たどり着くまでが本当に試練のよう。
もう少し明るい話かと思っていました。
「R134」にも出てくるキャラクターに少し期待したけど
本当にチョイ役。そのうち読めるのでしょうか?

大好きな高星さんのイラストじゃなかったら読めなかったかもと思うくらい
イラストに…

0

狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

んー

過去の樋口美沙緒作品にはすべて高い評価をしてきた私なのですが、この作品ばかりはちょっと合わなかったなァ…。
感想はmiichaさんに近いです。
BL的なご都合主義が多かったです。あと少女漫画的なご都合主義も。
どんな態度を取ろうが、無条件で愛される主人公。ひたすらツンケンしてても周りは主人公の魅力にバタバタとノックダウンしていくという都合のよさ。
祖母をほったらかしにした場面とか、藤と茜に無条件に…

8

王子様と熱愛 プリンシパル・ラブメモリーズ 小説

六堂葉月  高星麻子 

ラブラブいちゃいちゃ……。

 選び抜かれた子息や令嬢が集う名門大学に特待生で通う美治。
 元々美治は、田舎で祖父母と二人暮らしで生活をしており、決して余裕のある生活ではなかった。
 そんな美治が、名門大学に通っているのは、すべて特待生制度のためであった。学費・寮費免除の上に、研修費としてお小遣いまで支給してくれるような学校は他にはなかったのだ。
 そのため、自分たちの特権階級を鼻にかけているようなクラスメイトたちのいや…

0

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

歳の差、万歳!

普通考えて10歳(15歳と25歳)の歳の差や、お試しで7回のデートとか
「お話」とか「設定」って感じだし、電車での出会いも考えたらあまりないんですが・・・。

そこがいいというのか、冴が健気でいい子すぎて応援したくなっちゃうんです。
隆司の元恋人・馨の結婚式のとこなんてうっかり
泣きそうになっちゃいました。

二人がカップルになってからの「チョコレートタイム」では隆司のほうがメロメロ…

2

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

幼馴染、すれ違い、再会

登場人物が芸能人(役者)ってのはあまり読まないのですが、
今回はキーワードを並べると好物だと気づきました。
実際、読んでみると仕事のシーンはほぼないので気にならなく読めました。
颯と諒矢が結ばれて、良かった良かった、なのですが
欲を言えば諒矢が自分のやりたいことを見つけて一歩踏み出してくれると良かったなぁ。

高星さんのイラストもキレイで大好きなんですが、
受が時々かわいすぎてしまう…

0

美少年は32歳!? 小説

水無月さらら  高星麻子 

入替ラブコメ

入れ変わり物ってSFなんでしょうか・・?
こういうストーリーはBLでは初めて読み新鮮でした。

それにしても天野と知春がカップルになるんだよね??
二人にそういう気配がみえないのでどうなるんだろう?
おそらく、元の体に戻るのはイタしてる最中か、直後かだろうと
予測できますがなかなか二人はそうなりそうにないので
どう話をもっていくのか心配になったり、楽しみだったり(笑)
ま、多少強引…

1

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

甘くてちょっと切ない話です。

攻が受けを可愛い可愛いしているお話でした。
受け溺愛系のお話が読みたい時には良いかもです。
ただ、受けはなんというか、不幸な生い立ちで苦労もしているし家族の縁も薄く。
作中ではそれなりに辛いこともあったりするので、ただ溺愛されてるってだけではないのですが。
それでも十分甘いお話でした。
なんと言っても攻のスキンシップ、外人さん攻めだからでしょうね、さりげなく肩を抱いたり、腰に手を回したり…

1

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

不器用で一途な幼なじみもの

お互いに気持ちを確認し合ったことはないけれど、お互いを想う気持ちは同じだと信じて、俳優を目指して上京する幼なじみの颯について行った諒矢。
幼なじみの夢を支えたい諒矢は、掛け持ちのアルバイトでやせ細って、帰省した際に母親に心配されても、ちっとも気にならないくらい、幸せだった。
なのに突然、それを「迷惑だ」と言われ、別れてから2年。
新しい暮らしの中で別離の傷も次第に癒え、俳優として活躍しだした…

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