total review:279098today:50
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
38/50(合計:496件)
黒崎あつし 高星麻子
kirara
ネタバレ
月海(受)が、自分大好き・自分中心のナルシストでした。ただ、無意識に無神経ではあっても、不快感を覚える傲慢なタイプとは違ったので、それはまあいいんです。好きなキャラクターとは言えませんが。 う~ん、設定はちょっと無理があると感じました。勝手な思い込みで月海に3ヶ月の高校での臨時講師を強要する元カノ・夏生にはぞっとしましたね。 その夏生の弟・智秋(攻)もね~。到底高校生に見えないので…
あむり
黒崎さんはとても好きな作家さんなのですが、 このシリーズも、好きで読んでいるのですが 好きであるからこそ、逆に 私としては、「もうちょっとで大好きなシリーズになるのに!!」 と口惜しくなるシリーズでもあります。 今回も、大好きな展開目白押しなので、楽しめたのですが、 微妙に私のツボの「芯」からずれているのが、残念でした。 資産家で世間知らずな佑樹は、ゲイで遊び人であるという十和田…
marun
前作にチラッと出ていた箱入り息子が主役のスピンオフ系の作品です。 シリーズと言っても続編的なものではないので、単品で読まれてもOKな作品で、 1作目が出た後にスピンオフ作が出て、更にスピンオフのように、スピンオフシリーズ なんて感じの作品で、今回主役の箱入り息子さんは、無自覚で亡くなった母親みたいに なってしまう事を恐れるあまり、初めて好きになった相手に、恋人ではなくて、 遊びの相手にな…
柊平ハルモ 高星麻子
実は私、これの直前にも他の作家さんのいわゆる『パトロンもの(楽器は違うけど音楽)』を読んでました。偶然なんですが。 そしてこれも偶然ながら、どちらも攻が最初から『受らぶらぶ一直線』でした。『腹黒』でも『見返りにH』でもなく、真っ当で紳士な攻。 この博達(攻)が、いい人なんですがそれだけって感じだったんですよ。いえ、『いい人・紳士』なのは構わないんです。下手に鬼畜方向に走られるよりよっぽ…
杉原理生 高星麻子
まい
久しぶりに感動した商業BL小説でした。 電子書籍で冒頭を立ち読みし、杉原理生先生の繊細な文体、想像していた物語と異なり気になり購入。 杉原先生の本は初めて読んだのですが、丁寧な心情描写、ロマンチズムを感じる比喩、子供の親を見る視点などとても繊細な文章で進むごとに重くなる話をまた繊細な文体で書くと余計に重さが増すのも良かったです。 あらすじは上記にあるので割愛。構成は過去と現在の二部構成。 …
泰ぴか
大きさもあり、厚さもありで読みやすく凄く満足です。 まだ、本編を読んでいないものが多々ございますので、読みたかったのもだけ3本。 これが読みたかったので応募しました! まずは樋口美沙緒先生『狗神の花嫁』。 本編のあとの日常のひとこまを藤目線で書いたお話です。過保護になりすぎた狗神がつまらないことで比呂と喧嘩するのですが、犬も食わない夫婦喧嘩に付き合わされる藤です。相変わらず仲の良い2人が読…
M
大貫幸哉は、資産家の家に生まれた。 大貫家は代々、資産のある家の娘と結婚して家を維持してきた家系で、幸哉の母親もまた、資産のある家の娘だった。 ところが、実家が保証人になったことで資産を失ってしまうと、あっさりと放り出されてしまう。 跡継ぎであった幸哉は、家に残ったけれど、その父もまもなく、資産家の令嬢と再婚する前に亡くなってしまう。 そこで、幸哉の伯父が出張ってきた。 …
愁堂れな 高星麻子
デビュー前にサイトでアップされていた作品、「七月七日」「九月九日」の二編に 大幅改稿&大量書下ろしを付けて1冊に仕上がった作品だそうです。 これがデビュー前の作品だとは思えない程、主役二人の心理描写や設定が良くて、 とても素敵な1冊になっていたと思いました。 ぞろ目月に沿って、二人が出会い共に歩き、このまま別れてしまうのか?なんて 出来事がありながらも、やっぱり離れる事など出来ない二…
未希は、幼い頃から女の子として育てられてきた。 それというのも、未希の母親借金のカタにはあるお金持ちの愛人として無理やりさせられて、その男が亡くなった後、その男との間の子供である未希をつれ、その男の正妻から逃げるために、金で戸籍を買い、たまたま買った戸籍が母娘のものだったため、未希を女装させて育てたのだった。 ところが、その母親が亡くなった直後、未希は正妻に見つかり、以来、取り引き相…
神奈木智 高星麻子
篠原智哉は、清潔感のある美貌で近隣の女子高生にも人気。 今はある事情から、誰かと親しく付き合うことを止めているが、智哉に対する手紙や贈り物は後を絶たず。 智哉自身が直接受け取らないためか、友人である滝沢征司の手を介して持ってこられる。 その中の一つ。 滝沢が「男からのものだ」と言っていた手紙の差出人の名前が「神代有紀」であるとわかった瞬間、珍しく智哉が「返事を書く」と言いだし…