高星麻子さんのレビュー一覧

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

手に入れてよかったです。

大きさもあり、厚さもありで読みやすく凄く満足です。
まだ、本編を読んでいないものが多々ございますので、読みたかったのもだけ3本。
これが読みたかったので応募しました!
まずは樋口美沙緒先生『狗神の花嫁』。
本編のあとの日常のひとこまを藤目線で書いたお話です。過保護になりすぎた狗神がつまらないことで比呂と喧嘩するのですが、犬も食わない夫婦喧嘩に付き合わされる藤です。相変わらず仲の良い2人が読…

5

お婿さんにしてあげる 小説

黒崎あつし  高星麻子 

受けの性格の明るさが救い

 大貫幸哉は、資産家の家に生まれた。
 大貫家は代々、資産のある家の娘と結婚して家を維持してきた家系で、幸哉の母親もまた、資産のある家の娘だった。
 ところが、実家が保証人になったことで資産を失ってしまうと、あっさりと放り出されてしまう。

 跡継ぎであった幸哉は、家に残ったけれど、その父もまもなく、資産家の令嬢と再婚する前に亡くなってしまう。
 そこで、幸哉の伯父が出張ってきた。

1

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

常識から外れる怖さ

デビュー前にサイトでアップされていた作品、「七月七日」「九月九日」の二編に
大幅改稿&大量書下ろしを付けて1冊に仕上がった作品だそうです。
これがデビュー前の作品だとは思えない程、主役二人の心理描写や設定が良くて、
とても素敵な1冊になっていたと思いました。

ぞろ目月に沿って、二人が出会い共に歩き、このまま別れてしまうのか?なんて
出来事がありながらも、やっぱり離れる事など出来ない二…

10

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

一途な男の子はかわいい!

 未希は、幼い頃から女の子として育てられてきた。
 それというのも、未希の母親借金のカタにはあるお金持ちの愛人として無理やりさせられて、その男が亡くなった後、その男との間の子供である未希をつれ、その男の正妻から逃げるために、金で戸籍を買い、たまたま買った戸籍が母娘のものだったため、未希を女装させて育てたのだった。

 ところが、その母親が亡くなった直後、未希は正妻に見つかり、以来、取り引き相…

1

ありえないキス 小説

神奈木智  高星麻子 

三角関係ではなく……?

 篠原智哉は、清潔感のある美貌で近隣の女子高生にも人気。
 今はある事情から、誰かと親しく付き合うことを止めているが、智哉に対する手紙や贈り物は後を絶たず。
 智哉自身が直接受け取らないためか、友人である滝沢征司の手を介して持ってこられる。

 その中の一つ。
 滝沢が「男からのものだ」と言っていた手紙の差出人の名前が「神代有紀」であるとわかった瞬間、珍しく智哉が「返事を書く」と言いだし…

0

優しい幽霊、甘い罠 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE― 小説

岡野麻里安  高星麻子 

今回はラブ度アップ

シリーズ3作目、いよいよ次回は最終回、その前の今回はラブ度がかなりお高めです。
窓際部署、逢魔刻対策特別課、通称0課で取り扱う事件を背景に魅力的なキャラ達が
それぞれ活躍してるお話なのですが、今回は受け様、遼君が新たな早々に巻き込まれる。
それも遼君が、そもそもの原因と思われる事態なんです。

遼君と陰陽師でもある探偵の雪鷹がとうとう身も心も本当の意味での恋人同士になって
ラブラブして…

3

しらさぎ城で逢いましょう 小説

水瀬結月  高星麻子 

うーん…。

ちょっと中立寄りの萌かな。
表題作だけだったら中立だったかも。

まさかBLのタイトルで国宝が使われるなんて(笑)
ま、私が最初に松本城を知ったのは「炎の蜃気楼」でしたから同じようなもの?
歴女はタイトル聞いた時から気になってはいたんですが…。

お話はかわいいというかなんかあっさりくっついたな感が非常に強くて。
それぞれに中学時代からの想いがあったからなんだろうけど、それにしても…

1

夜を統べる王 小説

杉原理生  高星麻子 

フランちゃんが憐れで切ない

シリーズ2作目で主人公も変わりありませんが、新たな登場人物で切なさアップ。
全体的にライトノベルのノリなのですが、華やかな登場人物ばかり、もちろんほとんど
全てが人外さんばかりのファンタジー作品。
前作で紆余曲折を経て恋人同士になって蜜月状態かと思えば闇の世界でのトラブルで
未だに月に数度しか会えない日々が続いてるのですよ。
それを早くクリアにしたいが為に吸血鬼の長である攻め様が受け様に…

2

夜を統べる王 小説

杉原理生  高星麻子 

美形オンパレード

杉原さんの超絶ファンタジー(?)「薔薇と接吻」の続編。
作者さんあとがきで、単体でも行けるとは書かれていますが、主人公や周囲の人物の関係性を具体的に知りたいと思えば、やはり前作を読んでいたほうがいいかも?
ヴァンパイヤに狼男に妖精に、登場する人々は皆超美形ばかり。
高星さんのイラストも生きるというものですが、、、イラストページの少ないこと!この本の厚みですからせめて10pは欲しかったかも。そ…

0

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

薔薇に接吻と来たら

そりゃあもう、吸血鬼でしょう。

ジリジリ切ないお話の杉原理生さんが、吸血鬼を始めとする異種族の登場するファンタジーを書いたら、何だか予想外にスペクタクル。
でも、この手のファンタジーは元々好きだし、更にそこに、吸血鬼ならではのエロティックさが加わって、結構厚めの本だけど、止められなくって一気読み。
高星さんのイラストも、繊細な美貌のキャラクターと、背景に飛び交ういっぱいの薔薇とで、すごく…

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