total review:301277today:5
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
36/52(合計:513件)
雪代鞠絵 高星麻子
ココナッツ
ネタバレ
全寮制櫻林館学院シリーズの三巻。 シリーズ最終巻です。 第一巻のゴシックで主人公であった春実が、ソルトラムメンバーとして登場しています。 受けの千聖は、櫻林館学院へ兄を追って入学。 攻めの穂高は千聖の兄で、ソルトラムメンバー。 ソルトラムとは生徒会執行部のような特権集団のこと。 今巻もソルトラムの伝統行事・子羊狩りを絡めています。 既刊を読んでいる方にはおわかりで…
橘紅緒 高星麻子
ツキヒ
コミックの原作から橘さんの本が最近気になってまして今回初めて読んでみましたぁ ちょっと心配だったんですよね、あらすじを読んでみると再会ものだとはわかったんですがそれ以外がつかめなかったもので…(^_^;)初めての作家さんなので慎重になってました笑 結果……正解でした!! もう雰囲気がとてもよかったです!独特な雰囲気を醸し出していてビックリしました。 まったりとふわふわと水の中にいる…
月村奎 高星麻子
サガン。
擦れ違いの王道的なお話かも。 幼馴染みで高校までずっと一緒に過ごしてきて。 互いの家庭環境のせいもあってかなり親しく過ごしてきて。 その中で「あれ、恋かも?」と思い至る。 そんな時に夢現ではありながらも相手からキスされたような気がして。 「そうか、アイツも…」と納得。 俳優になるために卒業と共に東京へ出る幼馴染みを追うように一緒に暮らすことを求めて…。 こういう擦れ違い話の場合、…
ネタバレなしで書きたいと思います。 大好きな橘さんの作品。 前半はシェアハウスの住民説明が多いので面白さがよくわからないのですが、執着的な台詞が相変わらず橘さんらしくて良かったです。 イラストも素敵です。 受けの梓朗はクリエーター。 四年前、麻也のために留学し、帰国後R134沿いにあるシェアハウスへ戻った。 攻めの麻也は梓朗とは幼馴染みで、モデル。 突然留学した梓朗に…
ネタバレなしで書きたいと思います。 前作の『R134』の登場人物がサラッと出てきますが、未読でもまったく問題ありません。 わたしもこちらを先に読みました。 受けの穂積は字幕翻訳家。 師匠について、カリフォルニアへ行っていました。 攻めの結は、過去に先輩後輩の間柄であったり、穂積に家庭教師をしてもらっていたり関わりのある青年。 攻め受けの説明があまり書けないのは、…
黒崎あつし 高星麻子
marun
「お嫁さんになりたい」から延々と続くスピンオフシリーズの6作目。 今までのシリーズの中で、1番受けになる人物が明るくて能天気で行動的でした。 タイトルから解るように受けである颯矢から攻めの信高にプロポーズする展開です。 それでも初めはイベント会社の上司である「一夜妻になれたら」の攻め役十和田に 片思いしている設定なのです。 それも片思いしていることが楽しい、もしかしたら恋人と別れて自…
この作品が雪代さんの初読みでした。 三部作のトップバッターで、一番好きでした。何度か悶えさせられました…や、シリアスなんですけどね。 櫻林館学院へ編入してきた受けの春実には、不幸な家庭環境と過去があります。 従兄弟の和馬だけが頼りだったのに、春実の過去が恥ずかしいから声かけるなと強く言い放たれてしまう典型的な薄幸少年。 王子様系攻めの朝水は学院の三年で、いわゆる生徒会執行部のよ…
うえだ真由 高星麻子
kirara
う~ん・・・何と言ったらいいんでしょうか。 私はうえださんが大好きなんですが、正直うえださん作品を読んだという感じがしませんでした。 いえ、これがデビュー作だとすると十分な水準だとは思います。ただ、私の好みではなかったですね。私が(あくまでも個人的に)うえださんに期待するものがなかったというか・・・ ほかの作品のレビューでも書いていますが、私は『うえださんの年の差(年上攻)も…
神奈木智 高星麻子
とっても頑張り屋で意地っ張りな人気アイドル裕矢と家庭教師役を引き受けた 大学生の湊との甘さたっぷりのラブストーリー。 読み終えると恋人たちの甘い余韻を楽しめる内容でした。 人気アイドルの裕矢は進学校に通いながらアイドルを続けている頑張り屋さん、 でも出席日数のこともあり、今度の学校での試験でオール80点以上取らないと 退学になってしまう事態になり、母親の友人の息子である湊に家庭教師の…
樋口美沙緒 高星麻子
たまゆまま
作者の樋口さんが、あとがきで「家族というものを書くのが好き」と言っておられた通り、愛とは何なのだとか、家族に対する思いってこうありたいとかを壮大に書き切った作品でした。 お互いがお互いを愛するが故に持つ不安や疑念。 受けの比呂が途中途中に発する言葉。 「俺がいないほうが良かったんじゃないのか」 「お前がいなかったら、生きていけない。でも、それでも俺は生きると思う」 「もう二度と、…