高星麻子さんのレビュー一覧

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

チュッチュッチュッの嵐

答姐でお勧め頂いた作家さんでした。
ちょうど今マイブームの外国人攻めに日本人受けの秋山作品がありましたので、選んでみました。
最近、このパターンにハマってしまったのか、よく読んでいます。
この設定の良いところは、過分に攻めが甘々砂糖のセリフをバンバン言ってくれるところでしょうね。
わたし、王子様系(性質的な意味で)攻めが大好きなのですが、日本人ですともうなかなか読む物が残っていないので、外…

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お嫁さんになりたい&旦那さまなんていらない  書き下ろしSSカード グッズ

いつまでも可愛い

毎年恒例のルチルフェア・6周年記念の『お嫁さんになりたい』と『旦那さまなんていらない』のシリーズ2冊がリンクした番外編SSカードです。

未希(『お嫁さん~』の受)の愛猫・チャイの仔猫の時の写真を見た純(『旦那さま~』の受)は、確かに可愛いけど今のチャイは狸にしか見えない・・・と思っています。

『今のチャイも可愛いよね!?』と迫る未希をはぐらかしつつも、純は写真の中で仔猫を抱く未希に驚愕…

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プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

BLの原点でした

この小説が初めて読んだ商業BLの作品でした。
なので、思い出深いです。

攻めに恋愛指南してもらうようになった受け。
少しずつ進んでいく二人の恋愛と
縮まっていく距離感がすごく心地よかったです。
初めて読んだBLだったので、色々と戸惑うところも
多かったんですが、ソフトだったので問題なく読めました。
攻めも受けも王道で、読みやすいので
わたしと同じように初心者、もしくは初めて読む…

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奥さんにならなきゃ 小説

黒崎あつし  高星麻子 

受けに対する言葉の刷り込みに読んでいて疲れたよ…

一冊通じて上司の十和田が後輩社員である颯矢の事をやたらと「能天気な馬鹿」って連呼しすぎで正直疲れたが、読み終わった後に確かにその通りだよなぁ…としか思えなくなってきた。
本当に颯矢の人物像として良くも悪くも『後先考えない能天気』な性格ってのを見事に書き切ったな、とは感じた。
何しろ、流されでもほだされでもない、理屈ゼロで何も考えずに攻めの好意をキャッチしている受けってのに初めてお目にかかったの…

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王子さまは誘惑する 小説

黒崎あつし  高星麻子 

年下攻め

 大企業の三男坊でナルシスト気味な笠原月海。
 月海の見た目の美しさに惹かれてくる女性は後を絶たず、
付き合う女性にも苦労したことがなかった。
 けれど、そんな月海に突然、災難が降りかかる。
 いきなり父親の大学に圧力がかかり、月海は急遽私立高校の臨時教師をやることになった。
 普段、人から恨みを買うことのないように心がけている月海には、何でこんなことになったのかさっぱりわからないけれど…

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無防備なたくらみ 小説

椎崎夕  高星麻子 

ひんやり淡いラブストーリー

『不器用な策略』『不器用な告白』のスピンオフ。
主人公と前作キャラたちとの絡みがかなり多いので、
過去作既読の方が入りやすいかと思います。


前作の攻め・ハルカの元カレで、
前作の受け・友部に片想いしていた穂(受け)。
大学を卒業した彼は内定を取り消され、
就職先が見つかるまで
行きつけのバーのマスター・シン(攻め)の下で働くことに。

報われない恋にハマりがちな穂。
純…

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楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

攻めの地雷踏みぬく天然受け様

子供の頃から父の影響で信仰心を深めていた千聖は、父が亡くなった後は中学を卒業して直ぐに修道院に入る。
…まぁーいえば、とても純粋無垢な子なのですよね。
天国のお父様(=神様)に恥ずかしくない生き方をしようと慎ましやかな生活を送っています。
対して、宗治は傷害事件(=兄をナイフで刺す ※最初にナイフを持ち出したのは兄)を起こしたことで父親の意向により入るので信仰心は皆無。
かなり険悪な状態の…

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お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

可愛い可愛いお嫁さん

高星麻子さんの絵が気に入ったので手に取りました。
もちろん黒崎あつしも大好きです。
こんなほんわかした溺愛系の話が読みたいなと思った時にはピッタリでした。

可愛い!可愛いです。

愛人だった母親が本妻に憎まれて、母亡きあと逃亡先まで追いかけてつかまって籠の鳥状態で育てられた少年 未希の初恋が叶うまでの物語。

けれど、母親が男の子でありながら男子だと相続関係で面倒に巻き込まれるこ…

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ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2006 グッズ

贅沢な予告編集

雪舟さんの描く『FLESH&BLOOD』のコミカライズが載っているということで入手。
お目当ての作品は、まるで予告編のようにちょこっと(笑)

というより、この本のコンセプトがそうなのだ。
「キャラ文庫のココの部分を漫画で読みた〜い」というリクエストを
その小説の絵師さんが漫画化してみました……
というのがこの冊子。


全部で11作品、ちょっと古い冊子ということもあって…

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R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

まだ気持ちがすれ違っているような…

橘さんの小説は初読みだが、文章に何か(感情、情景?)を込める書き方が他作家さんと違うのかな?と戸惑ってしまった。

作中に出てきたR+Lってブランドのコンセプトは興味を掻き立てるし、出てくるキャラクターは皆美形なのに、お互いの感性や才能を刺激しあうって話とも違う。

個性的な顔ぶれが一つ同じ屋根の下で暮らしていても、よく言えば干渉しない、悪く言えば無関心?って感じでそれぞれの繋がりが希薄か…

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