高星麻子さんのレビュー一覧

逢瀬 「狐の嫁取り雨」書き下ろしSSペーパー グッズ

初々しいのは良いのですけど

本品は『狐の嫁取り雨』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、
2人が久しぶりの逢瀬を楽しむお話です。

天守山が紅葉に包まれた晩秋、

天守稲荷神社が
新たなパワースポットとして
報じられた影響もあり
町には紅葉と温泉目当ての
観光客が押し寄せます。

拓海も民宿の仕事に忙殺されて
ひと月近くを過ごしたため
佐古路とも会えずにいました。

1

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

物足りなさあり

タイトルからもふもふを期待して読んだけれど、それほどもふもふしておらず肩すかし。主人公が雨男というコンプレックス部分が話のかなりの部分を占めていて、BLとしてもちょっと拍子抜け。題材としては惹かれる部分が多いのに何だか萌えきれず残念。
作品として破綻しているわけでもないし、文章も特に問題がないのに何かが足りない感じ。雨男になってしまった部分をもっと書き込んでファンタジーを強くするか、もっともふも…

4

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

雨男の成長物語

四ノ宮慶さんと言えば、エロ濃いめでちょっとエキセントリックな話を書かれる作家さん…
そんなイメージでしたが、本作はかなり王道寄り?のファンタジー。
お稲荷様・モフモフ・花嫁…とBLファンタジー定番の要素が詰め込まれています。
それでいて、舞台となる田舎町の情趣ある風景、主人公の内面の成長など現実世界の描写にも力が入っていて、なかなか読み応えある作品でした。

主人公は、高校を卒業して間も…

12

初恋ドラマティック 小説

間之あまの  高星麻子 

モナミー

電子本屋さんで立ち読みしたら、どーしても読みたくなって
今頃読破。。。
(高星さんの絵からこの本に到達)
攻めさんの一途っぷりには、ややできすぎ感が。
受けさんは普通っぽくて、そのへんにいそう(笑)あ、いや、美人らしいですが。

テキスタイルデザイナーって職種は初めて知りました。
そこはすごく面白かったー

受様がデザインするにあたり彩色の絵を描かれる訳ですが
幸せ絶頂時に描か…

1

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

まさしく試してみて!

主人公、冴は高校の入試の日にまさかの時計を忘れて
たまたま、向かいに座っていた隆司に時計を貸してもらいます。
返さなくてもいいからって…
その後、偶然、商品のキャンペーンをしていた隆司と再会、時計を返しますが、隆司は嬉しくありません。別れた恋人からのプレゼントだったのです。
冴は、隆司と恋仲になりたくて、期間限定で会ってと言って実現します。
冴にも心に残る植物学者の義理の父親がいるのです…

0

初恋ドラマティック 小説

間之あまの  高星麻子 

童話のような素敵な恋

流衣(受け)が主人公の表題作「初恋ドラマティック」と、ラファエル(攻め)が主人公の後日談ショート「キッチンで朝食を」の2作品です。

とにかく展開がとてもロマンチックです!題名はドラマティックですけれど、間之先生もあとがきでそう書かれていますし(笑)

ラファエルが王子様という感じでとてもカッコイイです。見つけたからにはもう離さない。万難を排して共にいるという覚悟にあふれているので、ガブリ…

3

恋人がなぜか多すぎる 小説

神奈木智  高星麻子 

ネタバレ防止が素晴らしい

1冊すべて表題作です。身体と中身が違うというシリアスになりそうな設定を、明るくさらりと書かれています。

瑛(受け)が主人公なのですが、中身を探す当人でもなければ、聖人(中身が攻め)を好きでもないというのが新鮮でした。
その分、瑛が聖人の中身を好きになる点に比重がある気がして、推理モノという面白さは薄かった気がします。
とはいえ、私は最後まで見事に翻弄されてしまったのですけれど(笑)

0

全寮制櫻林館学院~ゴシック~ 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

全寮制ならでは

ゴシック→ルネサンス→ロマネスクとシリーズもんです。

シリーズの中でいえば、この作品が一番好きかな。
ゲームが受け入れれなかったんですが、シリアスなとこもあり、
ありえないけど面白い世界観でした。

1

俺のせいにしちゃいなよ 小説

コウダユキハ  高星麻子 

はじめての…

ごめんなさい、私には合いませんでした。
多分、ストーリーは面白いだろうとは思うのですが…。
コウダ先生の書かれる文章が、どうしても私には合わず☆
一週間くらい頑張ってみましたが、結局はじめの数十ページで挫折…。
私にとって、初の趣味じゃないになってしまいました。
羽賀の低いのに間延びした喋り方も苦手で。
台詞だけの流し読みも無理でした。
こういう事もあるんですね…。

8

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

淡々と…

ドロドロしてない、激しくない、淡々とお話が進んでゆく不倫モノでした。
でも二人の絡みはしっかりと。

不倫モノですが、妻は最後の方に少し登場するだけでほとんど作中に絡んでくることもないので、不倫の背徳感というものはあまり感じませんでした。
ただ、この関係を二人はいつまで続けていくのだろう、どのように終わらせるのだろうということが気になって、文章の読みやすさもあって一気に読んでしまいました。…

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