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20/50(合計:496件)
秋山みち花 高星麻子
香子
ネタバレ
『真白のはつ恋』と同じ設定のストーリーです。 と、いってもそれぞれお話は独立していますし、時系列的にこちらのほうが『真白〜』より過去の話なので、前作を読んでいなくても問題ないかと思います。 幼い頃に出会い、種族や身分を越えて初恋を貫き通した二人の純愛です。 前作よりも、私はこちらの方が好きでした。脩はおっとりした性格かと思えば、意外と野性的な面もあり男らしいです。結局のところ、脩が医者に…
月東湊 高星麻子
ちゅんちゅん
淫兎の穂澄(受け)は住んでいた森を追い出されてしまい、道端で死にそうになっていると、そこを通りかかった六辻(攻め)に拾われます。 彼の家は妖怪がたくさんいました。ただの化け兎だと思っている六辻は穂澄も家においてくれると言ってくれます。 六辻も妖たちもいい人ばかりでとても居心地がよくて・・・ 穂澄は雌しかいないはずの種族なのに何故か雄で生まれてきた淫兎です。 その上とても体が弱かった…
きたざわ尋子 高星麻子
室永朔海(受け)は高校卒業と同時に同居していた義理の叔父、室永和隆から告白されます。大分前から恋愛対象として好きだった、高校卒業したら口説こうと思っていたと言われ仰天。 朔海は母親と義父の二人を10歳で亡くし天涯孤独になったところを、当時25歳だった和隆がひきとってくれることになりました。 和隆には当時付き合っていた彼女がいたりもしたのですが、朔海を引き取るにあたり結婚も遠のいてしまい…
可南さらさ 高星麻子
マキヲ
主人公の鈴音が自分の家と東悟の家と家出先の家を行ったり来たりします。「え?今ドコ?そこドコ?」と少々戸惑いながら読みました(笑) いつまで経っても「通い婚」な展開にならないので、旦那様は一体どこに通うのだろう…と思ったり思わなかったり。 その行ったり来たりの間に、二人は何度もイイ雰囲気になってあまつさえ自分の想いを告白している気がしたんですが…違いますかね。なのに最後の最後に「はッ…まさか、…
あーちゃん2016
他のお姉さまの攻めさんぼろっかすレビューで大爆笑して、 読みたかった本。 最初に「むかつくで」と聞いていたためか、 思いのほかムカつかずに無事、読了(笑) 攻めさんは確かに、あんたな、もうちょっとものは言いようやろ と思いましたが それよりなにより腹立ったのが、女子! 同性やと思うだけで、嘆かわしいふるまいをする女子が出てきます。 私は女子が出てきても全然平気な方ですが …
てんてん
本品は『純情ウサギが恋したら』の コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。 本編後、六辻視点で術者・ジゴロが アパートに押しかけてくるお話です。 ある日、六辻は 帰宅途中にバイクに乗った 遊び人風の男に声を掛けられます。 彼は淫兎だった穂澄を助けるためにと 穂澄の姉達が連れてきた術者でした。 その時彼は 自分は契約相手の見つからない淫妖に 精を売るジゴ…
間之あまの 高星麻子
さりゅ
この作家さんの本を読むのは2冊目です。 作者さん自ら、「甘い話が好き」と書かれているくらい、 ハッピーエンドで終わりますね。 琥藍は「愛がわからない」と言うけれど、 読者的には琥藍サイドの話も読んでいるので、 めっちゃ椎名のことすきじゃ~~ん と、わかるので、 あとはどういう風にくっつくのか見守っている感じです。 なので、特にこちらがハラハラしたりはしなかったです。 安心…
はるぽん
雌しか生まれないはずの淫兎の雄として生まれた受け。住んでいた森が開発されて行き場を失い、ウサギ姿でさまよっていたところを警察官の攻めに保護される。普通の人間には見えないはずなのに、攻めのアパートには他にも先住の妖たちがいて…。 妖を見ることができる攻めと、突然変異的に雄で生まれた淫兎という妖の受けです。 ウサギ姿で行き倒れていたので、最初はただの(?)ウサギの妖だと思われていて、翌日受…
ヤマヒロ
モフモフファンタジーです。『淫兎』の雄が、受けの穂澄です。受け視点で進みます。 こちら、オチが分からない方が面白いと思うので決定的なネタバレなしで書きたいと思います! 『淫兎』というのは淫妖の一種で、男性からもらった精気を餌にして生きています。そのため雌しかいないはずが、穂澄は雄として生まれてきてしまったんですね。成体になれば男性の精気でしか生きられないのですが、雄で力も弱いため精気をもら…
落ちこぼれの淫兎、穂澄は術者の精を貰わなければ消滅してしまう危機に陥っていた。飢えと暑さで行き倒れていたところを救ってくれたのは、心優しい警察官の青年六辻。 彼の家にはなんとすでに数体の妖が住んでいた。本来、雌しかいないはずの淫兎の雄である穂澄は、六辻に自分の正体を隠し彼の身の回りの世話をする様になる。 本家筋の術者でありながら式神を持ちたくない六辻と、淫兎でありながら式神になりたくない穂…