高星麻子さんのレビュー一覧

白虎王の愛婚~誓いの家族~ 小説

鳥谷しず  高星麻子 

レビューが難しい中華ファンタジー?

あらすじを読み好きな設定だ!と、ワクワクしながら読ませていただきました。
ただ、なんというか…
受けさんの千隼の一途で周りの人に対する健気なとことか凄く好きな受けキャラだったんですが、攻めさんの紫凰がツボに入らなかったというか…。
最後の最後に分かる真実までは正直好きになれる攻めさんではなかったので、そこまで感情移入出来なかったように思います。

いつもは受け攻めの設定やらあらすじやらを…

4

白虎王の愛婚~誓いの家族~ 小説

鳥谷しず  高星麻子 

二人の温度差

鳥谷さんの作品はエロが際立っていて、私の好みとは少し違うのですが、物語の設定と高星さんの麗しいイラストに惹かれました。
そして、モフモフ、ファンタジー、初心な受けも大好物です。
心踊るものの、ちょっと設定がごちゃごちゃしているのと、次々と事件が起こるのとでこんがらがってしまいました。
中華ファンタジーと思い読み始めたものの、皇族とかは昔の日本と酷似していて、なぜかタイムスリップという近未来的…

5

片恋ロマンティック 小説

間之あまの  高星麻子 

無自覚に甘々

幼馴染で同い年な2人がセフレの関係。愛がわからない、愛せないという琥藍のために、椎名は恋人ではなくセックスもする友達としてずっと一緒に過ごしています。でも、琥藍は無自覚ながらも椎名が好きで好きで、らぶらぶなんですよね。それが読んでて初めからわかるので、「早く自覚しなよー」とツッコミを入れながらも、安心して読み進めることができました笑

すれ違いもあるんですが、それも自覚するためのもの。
思い…

1

白虎王の愛婚~誓いの家族~ 小説

鳥谷しず  高星麻子 

もふもふ白虎

金瑠璃皇国という獣人が治める国が舞台の
和風ファンタジーです。
人口は獣人の方が多く、
皇族、貴族は獣人ですが、人間も住んでいます。

獣人は普段はケモ耳と尾だけ出した
半人姿で、完全なる人姿や獣姿になることもできます。

獣人と人間の他に、
その昔天から降りてきたという
翅の生えた神子族という種もいて、
受けの千隼(ちはや)は父親は神子族ですが、
母親は人間で、人間の中で…

6

全寮制櫻林館学院~ルネサンス~ 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

高潔で不器用な女王さまと、策士で問題児な騎士さま

シリーズ2作目と知らず、これから読み始めましたが、これだけでも楽しめました。

カトリックの、全寮制中高一貫男子校が舞台。ソルトラムと呼ばれるエリート集団に属する幼馴染2人が主人公です。
エリートなのに問題児な蓮×潔癖で優等生な香月
生徒会副会長と生徒会長の下克上です。


元々、無意識に惹かれあっていた幼馴染2人。嫉妬したり、庇ったり、放っておかないのに、中々くっつこうとしなくてじ…

3

甘くて純粋、少し悪党 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

解放するための

昔から男性から性的な被害を受けてきた受の祐一と、モデルという華やかな世界に生きながらも過去は暗く愛情に飢えた攻の董莉のお話。既に付き合っている状態からの物語のスタートでしたが、甘いけど切なくて、私はとても好きなお話でした。
一冊の中に2話入っていて、両話ともSMプレイ…といっても痛いのではなく、縛って目隠ししたり放置だったりの精神的なものを含んでます。それも、トラウマ持ちの祐一の頑なに閉じた心を…

5

甘くて純粋、少し悪党 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

前半はかなりいいが、全体としては中途半端……

雪代作品に、高星さんの挿絵というのは、個人的にかなり好き。
ということで読んでみたんですが、正直中度半端な読後感だったと思います。

               ◇

人気モデル・薫莉×心理学専攻大学院生・真中。
話の最初から二人は同居しており、何故二人が惹かれ合ったのか?は
今ひとつよく分からないまま話が進む。

その生い立ちの特異さから、並外れて奔放な薫莉。
一方の真中は…

6

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

ほんわか妖らぶ

妖のお話ですが、兎やら猫やら鼠やらが出てくるのでもふもふ好きには楽しめるのではないかと思います。
攻めと受けの恋愛というより妖達のギャラリーがわいのわいの楽しんでる感じです。
設定の説明が多かったり、色々上手くいき過ぎていて、恋愛への萌え度は少な目でした。
もう少しドラマチックな事件や攻めの能力者としての本領発揮の場面があったら萌えたのかなー?
壮大さがなくてややこじんまりでした。
ほん…

0

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

攻めが健気やなあ としみじみ思ったお話

高星先生の挿絵狙いでget。
短編7つで1冊になっている本でした。
うち「七月七日」「九月九日」は2003年に
デビュー前に個人サイトに載せておられた作品(大幅改稿・加筆)、
その他は全て書きおろしだそうです。
ノンケの葛藤が大好きで、それを静かにあぶりだしているように感じられて
じんわり染み入る作品でした。何年か前に読んでるはずなのに、
今改めて読んで、あらやっぱり好きだわ、これ …

2

甘くて純粋、少し悪党 書き下ろし小冊子 グッズ

恋人は最高のセラピー

本品は『甘くて純粋、少し悪党』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、薫莉視点で
ある日の2人が語られています。

ハイブランドのモデルである薫莉は
普段から華やかな場所で
美しい人達に囲まれて仕事をしています。

特殊な生い立ちのせいで
子供の頃から家庭と言うものを
知らずに育った事も有り

自分の環境を特殊だと思う
感性がそもそも欠けていたので…

2
PAGE TOP