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13/50(合計:496件)
杉原理生 高星麻子
とおるる
ネタバレ
評価の高さに釣られて読んでみた本作。 楽しく読ませてもらったのですが、ビビッときたかというと正直……うーん、という感じでした。 理由はただ一つ。 耽美な雰囲気に入りきれなかったから。それだけです。 攻めの前では乙女化する受けのことのも、嫌悪感などはなかったけれど「本当に攻めが好きなんだな…」と他人事として淡々と読んでしまった。 特に難などはない作品だと思うので、単純にハマる人はハマる、そ…
小中大豆 高星麻子
ちゅんちゅん
表題作+短編 表題作は子狸の里(受け)が五明(攻め)に助けられ、化け狸となり恩返しをしに五明が営む漢方薬局に転がり込み、恋人になるまで。 短編は常世と現世が年に一度つながる祭で、死に別れてしまった両親兄弟にきちんと別れを言う話と二人が結ばれるまで。 <表題作あらすじ> 里が五明の元へきて1年。五明の手伝いが板につき、近所の商店街の人たちとも仲良く楽しく暮らしています。 五…
間之あまの 高星麻子
dreamydays
電子書籍。285ページでイラストなし。 本当に買って良かったと思いました。最初から最後まで楽しめました。 素晴らしい作品です。 では内容について 主人公(受け)は凄く好みの性格でずっと応援したいようなキャラクターでした。嫌なところなど一つもありませんでした。 もう本当にこころから幸せになってほしいです。 攻め様は受けが一目惚れというところがツボでニヤニヤしながら読みまし…
フランク
母親から愛されていないと思い込んで育ってしまったために「愛」がどういうものかわからずに育ってしまった攻めと、そんな攻めに片思いをしながらも高校生の頃から体の関係を続けている受けという二人を描いています。 恋愛感情が欠落している相手に片思いしつつセフレで我慢してる受けなんて、めっちゃ不毛なストーリーに感じますが、攻めは無自覚だけど受けを執着溺愛してるのが判るので読んでて恋愛描写で辛さはないです…
愁堂れな 高星麻子
渋茶
作者の愁堂さんには悪いけれど、これってサスペンス風味のシリアスじゃなく、トンデモな部類に入るんですが… この話のきっかけが学園内の一生徒の自殺の真相を突き止める為って経緯から入ってるので、トンデモと騒ぐのは本当は不謹慎かも知れないと騒ぐ一方で、ここまで突き抜けてくれると清々しいな、とも感じた。 旧財閥の跡取りとなる息子の為に、日本有数のVIP級の子息を集めて創設された全寮制男子校への侵入捜…
神奈木智 高星麻子
大学卒業後に東京で就職するか地元に戻るかで父親と喧嘩した挙げ句、仕送りを止められていた湊の元に舞い込んだ好条件での家庭教師のアルバイト。 しかも教える相手はCMやドラマ等で話題になっているアイドル・久藤裕矢だというではないか!! この話は、そんなきっかけで出逢ったイケメン家庭教師×高校生アイドルの可愛らしい恋愛ものだ。 警戒していた裕矢がわざと意地を張っていたのも最初の挨拶の時だけで、親…
fandesu
狸や狐のという言葉の前に『子』という文字が付いただけで、どうしてこんなに可愛くもいじらしい響きを持ってしまうのでしょう?里くんの子ども時代、何度か『子狸』という単語が出る度に「キュゥゥゥン」となってしまったのですが、これってあたしだけかしら?『恩返し』というイメージが植え付けられちゃっている為かとも思うのですが……ひょっとして新美南吉の所為なのかな(あれは狐ですがね)。 どうして新美南吉を思…
潤潤★
作家さん買い。 これはアレです。 ファンタジー・ほんわかほのぼの甘々ストーリー・モフモフ好きさんは 是非読まれることをオススメしたい1冊でした。 受けさんのポン太改め里は、子狸の時に人間の罠にハマり動けなかった所を 攻めさんの五明に助けられ。 恩返しという名目で化け狸となり五明の元を訪ねることに。 漢方を専門とする薬局を営んでいた五明の元で弟子として働くうちに 恋心が芽生えてい…
橘りたか 高星麻子
2011年刊ながら、ちるちるニュースで見掛けて興味を持ったので通販で取り寄せてみた。 正体不明の黒づくめの男は、助けてもらった初対面のコンビニバイト店員・あきらを押し倒す行為が動物的本有みたいなものだとか、その後何故か彼の住むアパートに住み着いたりと、ヤバい奴のはずなのに掴み処のなさから宇宙人みたいな感覚だった。 序盤からして唐突な出だしな割りには、敢えて物語の波を抑えているような感覚に戸…
過去に助けてもらった恩返しをしたく、化け狸の学校に入り修行を積んだ里(受け)は、その恩人で漢方堂の店主・五明(攻め)の手伝いを申し出て住み込みで働くようになる。 五明も漢方堂の常連さん達も優しく、商店街の顔馴染みの人達にいろいろお裾分けやおまけを貰ったりと何かと可愛がってもらっている日々だ。 たまに狸耳や尻尾が出てしまう時もあるが、五明に気付かれないように上手くやり過ごしている、つもりだが…