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うえだ真由 金ひかる
藤棚
売れっ子小説家・光輝の世話係をすることになった、ダイバーの喬一。 インドアとアウトドアな二人の同居生活の始まりです。 「外面の良さとは大違い、光輝の生活はメチャメチャで態度はオレ様」 と、あらすじで書かれている、光輝の性格がツボでした。 いつも笑顔を絶やさない物腰の柔らかさと美貌で、編集者やファンを魅了する超人気作家と思いきや、その正体はダラダラジャージに身を包み、超お汚部屋に住むオレ…
うえだ真由 あさとえいり
商業誌で発表された【ロマンスの黙秘権】シリーズの続編です。 P148とボリュームたっぷり!! 【ロマンスの記憶】は、啓と准己の大学生時代のエピソード。 【The Divinding Line】は、田上先生から見た、二人の話。 どちらも短編です。 そしてメインとなる【ロマンスの黙秘権~a miracle for you~】は、 子供の交通事故を取り扱ったお話です。 やるせないお…
うえだ真由 紺野けい子
真由
征祐と一志、どちらにも彼女が居て、その彼女たちのカレシ自慢がきっかけで知り合うことになる。 まず正直言って、彼女たちの「カレシ自慢」にはついていけない。というかその神経が解らない。友人のカレシと自分のカレシを比べて優越感を感じたいと思う感覚が解らない。他人と比べて、勝っているから幸せと思うようではもうそのカレシのことを好きなんじゃないと思う。自慢したい気持ちは解るが、比較する無神経さが解らない。…
うえだ真由 紺野キタ
はる
お互いを好きなままで、周囲の状況で別れざるを得なかった高校生の気持ちを封印し、過去の事だと忘れようとしている主人公千波のもとに、8年たってからふらりとあらわれた晴一。 過去のことは何も語らず、自分のことも何も語らず、ただのんびりと友人達と飲み歩き、千波のもとに通ってくる晴一に、封印していた想いがあふれ出し。 家族を傷つけたくない、自分には晴一との未来はうまくいくはずないとあきらめたはずなのに、…
うえだ真由 やしきゆかり
「Missing You」優奈の兄ちゃん登場です。やっぱり「Missing You」の後に読んで頂いた方が、楽しめます。 たびたび優奈と克治の邪魔をしていた兄ちゃん和紀でしたので、二人を認めているかと思えば、こちらでもいつ、別れて帰ってきても良いように、大丈夫かと電話をいれては、うっとうしがられます。 そんな頑固で、かたくなな和紀に現れたのは、もっと大人の先生でした。 優奈と和紀の間にはいり…
克治が弁護士になったのも、優奈を経済的に支える為だし、告白はしないつもりでした。自分は一生独身で優奈の幸せを見守っていきたいという、なんともあふれんばかりの優しさですが、優奈はそれが怪我をさせた責任を感じてしている行為だからと、こちらも告白できないし、素直に甘えることができません。 そのあたりのじれったさが、この作品のいいところです。じれじれをじっくり味わってください。 弟の幸せのためには、ホ…
切ない!胸がきゅいん、きゅいん、もう心筋梗塞か狭心症か、こりゃ救急車を呼ぼうかと思うぐらいきます。 あらすじや、書評で泣けるとか、胸が痛いとか、切ないとか噂は聞いていたのですが、死にネタじゃなきゃ大丈夫よねって気軽に読み始めて・・・・ 読み終わるまで、途中休憩も入れられないし、読むのを止められなかったです。 主人公の葛藤と罪悪感と、後悔と、それでも求めずにはいられない恋慕・・・・どうなるこの…
計算高く割の合わない仕事をしたくないというエリート弁護士准己なのに、人情弁護士の啓の仕事ぷりにイライラしながらも、誠実な人柄や仕事ぶりにひかれているというツンデレともいえる設定がよかったですねえ。。 三冊ありますが、一冊めは准己視点なので、啓に傾倒していく戸惑いや、無意識のうちに啓の姿を追っている思慕がせつなくていいですねえ。。 二冊めは、啓視点でどうも准己は、自分に優しいようだと気がつきまし…
うえだ真由 橋本あおい
mimu
高校生のとき、親友に密かに抱いてしまった恋心。 その恋を断ち切るために、高校卒業と同時に連絡を一切絶って7年後、帰省して再会し、再び想いが再燃する・・・。 よくあるパターンではありますが、一見昔の友人関係に戻ったようでありながら、口に出さない想いが二人の間にホワホワと漂ってるようなじれったさとモジモジ感(笑)が、妙に気恥ずかしいというか微笑ましいというか、とってもツボでした。 お天気キャ…