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うえだ真由
kirara
ネタバレ
商業誌『スノーファンタジア』の3作目の番外編同人誌(コピー誌)です。 前作同人誌からちょっと遡って大学生活最後の春休み。 里央の帰省に合わせて、卒業旅行として里央の地元である長野へ1泊のバス旅行に来ている2人。 (本編で重要な意味を持つ)軽井沢旅行を思い出し、状況だけは同じようなものでもまったく違う今を感慨深く想い・・・ ほんの10ページと短くH描写もありませんが、甘くてち…
商業誌『スノーファンタジア』の2作目の番外編同人誌です。 1編目『Precious Reverie』は、ちょっと反則というのもなんですが陽史(攻)の元彼女・黎子の想い。里央(受)との会話の形を取っています。 本編ラストで、陽史の口から語られた『何故、黎子ではなく里央なのか』に関わる事情の黎子視点での詳細ですね。 2編目が表題作になります。 2人が大学を卒業した秋の連休。…
商業誌『スノーファンタジア』の番外編同人誌です。 私はこの商業誌本編が堪らなく好きなんです。うえださんはもともと好き作家さんですが、その中でもベスト5には入ります。 あとがきで作家さんも言われていましたが、表題作は所謂『番外編同人誌』といってイメージするのとは毛色の違ったストーリーでした。 表題作は、本編終了約1年半後・大学卒業を数ヶ月後に控える2人。 里央(受)は税理…
うえだ真由 あさとえいり
サガン。
レストランオーナー×フードコンサルタントのお話。 初読みの作家さんです。 無計画すぎる経営を続けてきたレストランオーナー・伊井。 見かねた幼馴染が後輩のフードコンサルタント・悠里。 最初は少しも我を曲げない伊井に反発さえ覚えていたが、やがて伊井を理解していくようになり…。 なかなかのワガママ対決というか。 最初の方はホントそりが合わない感じで。 伊井がそれなりのポリシーを持っ…
むぼち
シリーズのいままでの作品とと比べると、事件の面白さや説得力がわずかに減っているように感じました。 ですが、それを補って余りある、主役二人の物語が描かれていました。 もっと二人の事を知りたいと思わせる内容でした。 先生のあとがきを読んで、もしかするとさらに続きを書いてくださるのではないか、と期待しています。 短編を収録した同人誌も、このあとで出していらっしゃったと気づき、そちらももちろん…
「ロマンスの黙秘権1」を読んですぐ、「2」「3」を注文するのと同時に、うえだ先生のホームページを見て同人誌を2冊とも注文しました。 いつもは、商業誌を最後まで読んでから、同人誌を買うかどうか考えるのですが、今回にかぎってそうしなかったのは、「1」を読んだだけで全部面白いに違いない、と思ったのと、レビューしている方が皆、口をそろえて、シリーズ全てを通して傑作だと薦めて下さっていたからです。 …
これだけ完成された作品を生み出すのに、先生がどれほど細心の注意をはらい、大変な努力をされたのかと想像すると、感謝と感動の気持ちでいっぱいになります。 文章でも内容でも、ひっかかったり、つまったりするところが全くなく、もちろん先生のご苦労のあとなど、どこにも表れていません。 読んでいる間中、心置きなく物語に没頭できました。 必ず楽しませてもらえるという安心感のもとでの読書は、とても幸せ…
こんなに面白いのにランキング入りしていないのか。 「1」「2」「3」すべてが初版で買えるのか。 BLに出会って2年にしてようやく巡り合えた私のように、(面白いということを)知らない人が大勢いるからではないでしょうか。 「1」を読んだ時点では「萌×2」評価でしたが、「2」を読了し、これは「神」シリーズに他ならないと確信しました。 同人誌は2冊とも増刷されていました。 読んだ…
私は、読み終えた今、人生の損失を回避できた、というくらいの気持ちでいます。 普段はこちらのランキングを頼りに読むものを選び、大半を面白いと感じている、わりと一般的な趣味の私がこのように思うということは、きっとほかにも、読まずにいて損をしている大勢の人がいるに違いありません。 こちらのレビューのお陰で、幸運にもこの本に出会えた者の義務だと思って、これを書いています。 端正、王道や正…
うえだ真由 青樹緫
確かに『下宿もの』なんですが、それ以外の要素の方が遥かにインパクトある作品だと思います。 下宿屋の息子・直希(受)は、一緒に暮らして来た8年間優しく見守ってくれた下宿人・玲司にずっと片想いしています。 でも、玲司が結婚すると聞いて失恋した直希は、同じく下宿人である涼司(攻・玲司の弟)に好きだと告げられ、慰められるために体の関係を持ちます。 【以下、ネタバレ注意!!!】 …