うえだ真由さんのレビュー一覧

可愛いカレにご用心 小説

うえだ真由 

可愛い・・・?

商業誌『ブラコン処方箋』シリーズの番外編同人誌(コピー誌)です。

京悟(攻)視点です。

京悟の高校時代の後輩である女性が、同じ病院に薬剤師として勤め始めていたんです。

離婚して再就職したという彼女と再会して食事に行ったことが噂になり、それを耳にした和紀(受)が嫉妬で不機嫌になったことを知って、京悟は弁解しながら『まさか和紀が妬くなんて!』とあまりの意外さに喜ぶんですが・・・

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とある整形外科医の楽しい1日 小説

うえだ真由 

本来のメインキャラクターはともかく・・・

商業誌『ブラコン処方箋』シリーズの番外編同人誌です。

私は『ブラコン~』シリーズ本編は好みじゃないんですが、こちらのスピンオフ元になる『missing you』はそれはもう大好きなんです。
この2シリーズの同人誌はキャラクターが結構関係しているので、個人的に『ブラコン』シリーズの同人誌も外せないんですよね。

メインキャラクターそれぞれの視点で1編ずつ。

1編目は『国吉先生の楽し…

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木丑械 小説

うえだ真由 

タイトルがすべて。

商業誌『夏の贖罪』の続編同人誌です。番外編ではなく続編です。少なくとも『ラブラブ後日談』ではありません。

こちらの前振りとして、準備号コピー誌『杻械~introduction~』も出ています。

レビュー中に本編ラストのネタバレあります。それが前提のストーリーですので。

『~introduction』で、京介(攻)は馨(受)に身辺調査をされたと思い込んで、馨が否定するのも信じずに腹…

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木丑械~introduction~ 小説

うえだ真由 

introduction~導入

商業誌『夏の贖罪』の続編同人誌・・・の準備号コピー誌です。

本編に当たる『夏の贖罪』は、うえださん作品の中でも異色作だと思います。

正直、陰気で暗くてうえださんの持ち味(よさ)であると私が思っている『(特にシリアスの場合)透明感があり綺麗で切ない』作風とはちょっと違った作品でしょう。←『透明感がない』わけじゃないんですが・・・
でも、私はすごく好きなんです。本来の好みとはかなり遠い気…

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Re;ラストシンフォニー 小説

うえだ真由 

「スノーファンタジア」が面白かったら是非読んで下さい

二人が困難を乗り越えつつ幸せに生きていく様子がよく描かれていて、本編が好きな人ならきっとこれを読むことでより満足できるはずです。

また、うえだ先生の同人誌は、こちら以外にも何冊か読みましたが、誤植がほとんど見当たりません。
注文したら期日より早めに送って下さいますし、作品から受ける印象どおりの誠実さを感じています。

あとがきには、要望が多かったので再販されたとあり、品切れで中古を探す…

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Missing you 小説

うえだ真由  やしきゆかり 

私にとっては「標準的」

途中まで面白さに興奮しながら読みました。

すれ違いの話は、読むのに疲れることもありますが、これは二人の気持ちが通じるタイミングが絶妙で、申し分がありません。
切なさやもどかしさを存分に楽しみ、これ以上だとしんどくなるという、ぎりぎりのところで一気に反転させる、すれ違いものの醍醐味を堪能できます。

適度にじらされたぶん、H場面も大変満足度の高いものになっていて、私には少ないようには感じ…

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やさしいキスを、もう一度 小説

うえだ真由 

喧嘩して・・・

商業誌『その口唇で、もう一度』の番外編同人誌(2作目)です。

瑞は、同居している恋人の圭祐(攻)と初めて喧嘩して、勢いのように家を出て両親と妹の墓前で愚痴をこぼしていました。

そこへ圭祐が現れて、瑞の愚痴を聞いていた(らしい)圭祐に『(昨日の喧嘩で)お前は何も悪くない』と謝られます。
家に帰る途中で、待ちきれずにホテルに連れ込まれてそのまま突入です。

喧嘩の原因は、まあ瑞だけが…

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あいのことばを、もういちど 小説

うえだ真由 

もうこれ以上は・・・!

商業誌『その口唇で、もう一度』の番外編同人誌(1作目)です。

本編は『究極の不幸受』なんじゃないかというくらいに、瑞(受)の境遇が悲惨過ぎました。
『不幸・不憫な健気受』が大好きな私でも、さすがにギリギリか!?と思うほど。イヤ、それでも本編は好きなんですけどね。

やっと幸せが見えて来た瑞なんだから、同人誌はもう目一杯あまあまでいいよ!って感じなんですが・・・
まだおやりになるんです…

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いなせなロコモーション 小説

うえだ真由 

沖縄生活に波風が。

商業誌『スイート2・バケーション』の番外編同人誌です。

私は本編『スイート~』は確かに好きなんですが、個人的にどうしてもダメな要素のために『神級に好き!』までは行かない。それを非常に残念に思っています。←キャラクターもラブもすごくいいと思うから。

本編レビューでも書きましたが、光輝(受)が事故の加害者の遺児なんですね。私はこの『加害者側』っていうのがどうしても無理なんです。それでも、同…

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スイート2・バケーション 小説

うえだ真由  金ひかる 

キャラクターはすごく好きなんだけど!

ダイバーでオフシーズンにハウスキーパーのバイトをすることになった喬一(攻)と売れっ子作家の光輝(受)。

海ではカッコよくても陸ではヘタレ・だけどホントに包容力があって優しい喬一と、実は我儘で俺様だけど猫を被ってすましている光輝のキャラクターがとても魅力的でした。

私はツンツン過ぎる受はものすごく苦手なんですが、光輝はそれが(私視点では)行き過ぎてなくて可愛いと思えました。←意地を張…

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