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鳩村衣杏 高座朗
まぎぃ
ネタバレ
鳩村さんならではの読み応えある1冊でした。 タイトルの”半化粧”、梅雨時にぴったりな半夏生を彷彿とさせます。過去の事件で半身に大やけどを負った美貌の主人公を象徴するタイトルです。 時代物、高倉健さんのイメージがびったりな硬派な黒髪一途攻め。道ならぬ恋と極道と、自分が好きな設定が多くて楽しめました。 不幸受けだけどなよなよしてないところが好感持てます。これは攻めもそうで、元は恵まれた家庭に…
あさひ木葉 高座朗
ふゆき
初めて読む作家さん。あとがきにありましたがハートフルヤクザのお話で、いつもよりラブラブにしたとのことです。 確かに甘くてやさしいヤクザさんのお話でした。 イラストがとても合っていて綺麗でそしてエロかったです♪ 泰巳は約9年間№1に君臨するホストだ。その上客のひとりにヤクザの組長の栃沢がいた。彼は冗談か本気か泰巳を口説いていた。 健全なデートをしようと動物園に誘い出されたが、そこで栃沢の…
カイ
完全版という言葉に弱いなぁ、私(^^;) 本編既読なので勿論書下ろし目当てで購入。 ショート1話だけの書下ろしかと思ってましたが2話あり。 小さい頃の母親の影響で 顔しか自分の取柄はないと刷り込まれてた泰巳が ヤクザの沢栃と出会いその大事な顔に傷を負い 自分の価値を見失うなか沢栃と生活することによって 少しずつだけど変わっていこうとするお話でしたが 書下ろしはその後の超甘々…
バーバラ片桐 高座朗
楓花
何という羞恥プレイwww あそこはダメだろ。 あんな場所にあんな格好でさらされるなんて…初っ端から何というぶっ飛んだ展開www しかも、それにもめげずに議員生命を諦めない受けってある意味凄い。 監禁されても“自分=深窓の姫君”妄想で乗り切っちゃうからね(*´艸`*)ァハ♪ でも最初のインパクトが大きすぎたせいか…後のプレイがいまいち萌えきらず尻すぼみな感じ。 もっとヒートアップして…
華藤えれな 高座朗
gamis
舞台はモスクワ。 まだベルリンの壁が存在する時代のお話です。 ……ここで挫折する人もいるでしょう。えぇ、わたしもそのうちのひとりでした。 小難しそうーーーーー…と、ね。(汗) いや、話は結構単純なんです。 閉鎖的な監獄で陵辱を繰り返し、そしてそこに『人』としての魅力を感じるという、一種のストックホルム症候群のような?あくまでような?です。気分を害された方がいたらごめんなさい…。 …
谷崎泉 高座朗
『愛するということ』続編。 灰田が壱のもとで働き出すところから始まります。 ぶっちゃけてしまうと、二人、全然進展しませんでした。 なんとなぁーーーーくそんな気がしていましたが、やっぱり続くのか…。 前作でなぜ壱が必死にエリエゼルホテルの仕事を取りたがっていたのかが明らかになりました。 そして、灰田がエリエゼルホテルの仕事に関わりたかったのかも。 羽田が昔の俺みたいだ、と壱が…
柔らかな日差しが降り注ぐ、春。 この時季になると体調を崩す壱はどうしても取りたい仕事のため、体調の悪い中プレゼンを行う。 しかし仕事となると顔つきは変わりその様は堂に入っていて熱意が伝わる、が。しかしながら再プレゼンを言いつけられてしまった。 再プレゼンを言いつけられたこと、そしてその人物の『声』に気持ちが治まらないままだった壱。 そんな中、目の前に現れたのは、再プレゼンを突きつけてきた張…
六青みつみ 高座朗
みんく
2006年に発行された新書版に書き下ろしを加えて文庫化。 ひたすらに王の寵愛を受けていた寵童がやがて成長期へと差し掛かり 必要とされなくなってしまってからのストーリー。 成熟する前に王に抱かれる存在として育て不要になったら汚いものに蓋をするような処置は、自己防衛の方法さえ知らない少年に対して残酷すぎる設定ではありますが、だからこそ生涯の伴侶を見付け、新たな人生をリスタートさせるところに心打た…
いとう由貴 高座朗
さきいか
可愛らしい受けと寡黙な攻め。 これは、と思って読んだ割にはハマりきれなかった…という作品です。 何が良くなかったって、ここでででくる方言が自分の出身地のもので、なんかやけにそれが気になっちゃってですねw 自分の地域の方言が使われた作品って初めて読んだので、それは新鮮でした。 うすうす気づいてたことなんですけど、この方言、すごいださいんですよね…地元民でなければ素朴で可愛いと思えたかもしれま…
siragiku
貴族の結婚は、愛がない。 ランバードにとって、唯一味方だった、兄。 その兄を騙し死に追いやった男に復讐を誓った。 荒廃した家を建て直し、復讐相手の醜聞をひろめ。 最後に、修道院で育てられた、彼の息子を手に入れた。 ただ、彼の息子ノエルは天使だった。 その容姿だでなく、修道院の奥深くで純粋無垢のまま育った天使。 カトリックのノエルが、自分を慕っているのを知り 愛したふりで、彼を抱…