髙月まつりさんのレビュー一覧

愛と叱咤があり余る 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

萌えはないけどニヤニヤしてしまう作品

26年間処女で童貞の知尋(受け)は、いつか理想の相手と結ばれるのを夢見るゲイ。その知尋が働く店は、客の悩み事や愚痴を聞き、ストレスを癒す風俗店だ。お触りオーケーのスタッフもいるが、知尋は鉄壁のお堅さと叱咤激励スパルタ接客でナンバーワンの座を守り続けている。
ある日、新規の客が知尋を指名してくる。その客・聡太(攻め)は、ちょっとバカだが絶世の美貌の御曹司だった。聡太のあまりの美貌と可愛らしさに、全…

2

いきなり悪魔のドS花嫁!? 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

本当にタイトルまんまの展開でした。

終始ほのぼのした、悪魔に癒やされるというなんとも不思議なお話でした笑。

このお話の魅力はやっぱりなんといっても登場人物!
1人1人個性があって、出てくる人みんなが本当にいい人で、嫌な印象を持ったままの人は記憶の中ではいません。
それくらい、優しくて面白くて少し変わった人達に囲まれているのが、受けさんでもある満ちゃん。
満ちゃん自身もおそらくだいぶ変わっていて、まず魔法陣から何かが出てき…

3

ラブ☆コレ―創刊3周年記念BOOK 小説

ふゆの仁子  髙月まつり  夜光花  奈良千春  海奈  高橋悠 

本編未読でも充分楽しかった!

まだBL小説を読み始めて日が浅いので、チルチルさんで題名は見た事があったものの、パラパラと見て終わり?みたいなものかなと、興味がなかったんですけど、古本屋さんでたまたま見つけたので購入してみました。
しっかりお話が入っていたのですね。番外編の短編集、しっかり楽しみました。
また、すべての作品共にお話の後にラフ画がついていて、知らない作品だと「お〜これが〇〇かぁ」とか、「〇〇のイメージ当たった!…

2

抱きしめて離すもんか 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

神獣はどこまでも伴侶に甘い

人外シリーズ(?)5作目。
他作品は未読です。
シリーズとはいえ、作品ごとにカプが違うので、
単体でも問題なしです。
ケモ耳とか苦手だったのですが、
高月さんのお話が好きなので読んでみました。

カッコよくて、強い神獣なのに、
料理や裁縫、編み物が得意ってどんだけおかんなんだ。
戦闘中にもエプロン姿で登場‥。
白遠ってホント残念なイケメン。
俺様なんだけど、でも、愛情深くて。…

1

君と緋色の恋を抱き 小説

髙月まつり  夢花李 

文体が苦手でした

泣ける泣けると聞いてたので、絶対に泣くものかと思いながら読んだところ、ラストに向かってくところから堪えきれずにポロリ。
ポロリがまた我慢できなくなって、ボロリボロリ。
最初の覚悟はどこへやらという勢いで泣いてしまいました。
ベタな展開ゆえかもしれません。
最近の暗黙の了解的BLラストに慣れていたためか、暫くこういった作品に触れていなかったのも大きな要因かと思います。
今思えばそこまで泣け…

2

世話してやるから言うこときいて! 小説

髙月まつり  南月ゆう 

海外セレブ×コンシェルジュ

ライトで可愛い作品ですが、内容はちょっとというか、かなり軽く、あっと言う間に終わってしまった感じした。
つまらないと言うほどでもないですが、あまりに軽くてさらさら読めすぎて、失礼ながらほとんど頭にのこらなかったというか。

外国人向けの家族経営の小さなホテルで働くコンシェルジュの柊司と、一ヶ月を一人で貸し切り予約した海外セレブ・ユージンのお話です。
柊司の家族は全員でユージンをもてなすので…

1

ボディーガードは口説かれる 小説

髙月まつり  蔵王大志 

なんと、初レビュー

ドラマCDのレビューを書いて、じゃ、原作のほうも‥と思ったら、
なんと、レビューゼロですか‥。

「その金額で家が建つ」とからかわれるほどに
グッズを買い占めるハリウッドスター、レオン(攻様)の
ボディーガードに指名された智宏(受様)。
智弘は心の中ではめちゃめちゃハイテンションなのに表情に出ない。
その上、冷ややかな突っ込みが相手の心を痛めつけるので、
氷の矢→ice arrow…

3

背中合わせに恋してる 小説

髙月まつり  明神翼 

色ぼけた攻めと口悪い受け

人気作家×住み込みで雇われたハウスキーパー。

視点は交代制ですが、主には作家攻めの視点です。(裏表紙のあらすじは受け視点だったのに騙された感が…)
ノンケでイケメン作家のためモテモテで、数ヶ月前まで同棲していた女性の恋人がいたのですが、出ていかれてしまったためマンションが汚部屋になり、住み込みのハウスキーパーを募集します。そこに応募してきたのが、夜間の美術学校に通う受け。
初顔合わせの時…

2

FITTIN FINGER LOVERS 小説

髙月まつり  滝本キリオ 

猪突猛進な年下攻めくんでした

デザイナーを目指す学生とプランナーの、ナンパから始まるラブコメです。

ナンパと言っても自分のデザインした服を着てもらうモデルとして…なんだけど、その時から年上に惚れた年下攻め・成瀬の、猪突猛進型の猛アタックにキュンとなりました。
相手の幸貴は、会社の人達が大切に守ってくれたおかげで、24歳でも童貞で恋愛に奥手で、成瀬に振り回されながらほだされていくのが、可愛くて微笑ましかったです。

0

恋する運命なのだから 小説

髙月まつり  みろくことこ 

視点がコロコロ変わる

CD(遊佐さん×森川さん!)が気になったので、まずは原作を…と思い読んでみました。
設定、キャラクター、二人が結ばれるまでの展開、いずれも良かったと思うのですが、視点がコロコロ変わるので読みづらいったらなかったです。
章や節ごとに攻・受の視点が変わるのではなく、同じ段落、同じ場面の中で二人の感情(心の声)が入れ代わり立ち代わり描写されていて、このまま音声にしたら二人のモノローグの掛け合いみたい…

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